深夜1時の「地獄」からの生還。尿管結石を経験して分かった、激痛の正体と備え
はじめに:それは、前触れもなくやってきた
ある日突然、人生で経験したことのないような激痛に襲われたらどうしますか? 私は2026年6月29日、まさにその「地獄」を味わいました。診断名は「尿管結石」。 この記事では、救急搬送から生還までの私のリアルなタイムラインと、実体験から得た教訓をまとめます。今まさに痛みと戦っている方、あるいは健康診断で「石」を指摘された方の助けになれば幸いです。
激痛のタイムライン:予兆から救急搬送まで
尿管結石の恐ろしさは、容赦のない痛みの波にあります。私の身に起きた、リアルな分単位の記録です。
6月29日 11:00頃:前兆
仕事中、ふと軽い腹痛と腰痛を感じました。しかし、すぐに収まったため「少し疲れているのかな」程度にしか思いませんでした。
6月29日 20:00頃:警告
夜、再び昼間と同じような軽い痛みがありました。しかしこれもすぐに消えたため、そのまま就寝しました。これが「最後の警告」だったのです。
6月30日 00:40頃:終わりの始まり
深夜、違和感で目が覚めます。痛みがじわじわと広がり始め、「何かがおかしい」と気づきました。
6月30日 00:50頃:激痛の「本震」
わずか10分後、「通常では考えられない」猛烈な腹痛と腰痛が襲いかかります。のたうち回るような痛みとはまさにこのことで、「どう考えてもおかしい」ことにようやく気が付きました。
6月30日 01:07:妻の決断(119番通報)
痛みに大騒ぎする私を見て、妻が119番通報をしてくれました。自分ではスマホを操作することすら不可能でした。最初は119番通報することに躊躇し、#7119にかけたのですが、こちらはなかなか繋がりませんでした。
6月30日 01:20:救急隊到着と嘔吐
救急隊が到着。あまりの激痛によるショックからか、このタイミングで嘔吐の症状が出ました。
6月30日 01:35:救急車出発
ストレッチャーに乗せられ、病院へ向けて出発しました。救急隊から簡単な問診を受けつつ、家から徒歩圏内の病院が急患として受け入れてくれることが決まりました。その間も激しい痛みが続き、とても動ける状態ではありませんでした。
6月30日01:45頃:病院到着と「救世主」の投与
病院に到着してすぐに、救世主とも言える座薬の痛み止めが投与され、CT検査が行われました。
6月30日 02:00頃:一時の安息
薬が効き始め、痛みがようやく落ち着きました。医師から告げられた診断名は、「尿管結石」でした。石が小さいので、自然に石が排出されるのを待つしかないと、恐ろしいことを告げられました。石が出るまでは痛み止めで対処するしかないのです。
6月30日 02:45頃:病院を退出、帰宅
診察が終わると、突然病院を出されました。タクシーで自宅に戻ります。痛みは引き、「明日は仕事できるだろうか」などと考えていました。
6月30日 03:45頃:激痛の再発
帰宅して横になっていたのも束の間、猛烈な腰痛と腹痛が再燃しました。薬が切れたのか、先ほどまでの安堵感は吹き飛び、あまりの激痛に再び嘔吐してしまいます。 「またあの地獄が始まるのか」という絶望感の中、処方されていたロキソプロフェン(痛み止め)とレバミピド(胃薬)を飲みます。これは効くまでに45分程度かかる体感です。
6月30日04:30頃:本当の終焉
薬を飲んでから約45分。ようやく痛みが引き始めました。その後は嘘のように再発はなく、どうやらどこかのタイミングで石が出たようでした。
なぜ「石」は育ったのか? 私が考える3つの原因
病院での説明や、自身の生活習慣を振り返り、思い当たる原因は明確でした。
シュウ酸の過剰摂取(コーヒーとチョコレート)
私はコーヒーとチョコレートが大好きでしたが、これらは結石の主成分であるシュウ酸を多く含みます。特にチョコレートについては、この日を境に自分の中で「禁止」を誓いました。コーヒーをやめることは、カフェイン中毒の私にとってはかなり厳しく、一日一杯という制限を設けることにしました。また、牛乳を同量入れることでカルシウムがシュウ酸を吸着して体外へ排出してくれるらしいです。
水分不足
体内の水分が不足し、尿が濃縮されることで石が結晶化しやすくなります。喉の不調や多忙にかまけて、適切な水分補給を怠っていた自覚がありました。医師からは「一日2リットル水を飲むように」と指示を受け、今でも守っています。
慢性的な運動不足
デスクワーク中心の生活で、身体を動かす機会が減っていました。運動不足は尿の停滞を招き、結石形成のリスクを高めます。また、軽く体を動かすことで、溜まった石を落とす効果もあるとのことでした。
まとめ:尿管結石にならない・負けないために
この数時間を経て、私がこれから結石と戦う(あるいは予防する)皆さんに伝えたいことは3つです。
「#7119」に固執せず「119」を呼ぶ
私と妻は最初、躊躇して救急相談センター(#7119)にかけましたが、なかなか繋がりませんでした。あのレベルの激痛の際、自分一人の判断で粘るのは危険です。大騒ぎしてでも周囲に助けを求め、妻のよう119番通報をしてもらう判断が良かったと思います。
飲み薬は「効くまでの45分」かかる
病院から帰宅後の再発(03:45)で痛感したのは、飲み薬(ロキソプロフェン等)は即効性がないということです。効き始めるまでに約45分かかることを計算に入れ、痛みが「来る」と感じたら、我慢せずに早めに服用したほうが良いと思いました。
「痛みながら死ぬのは嫌だ」という教訓を忘れない
一度痛みが引くと喉元を過ぎてしまいがちですが、あの死を意識するほどの激痛は二度と経験したくありません。「チョコレート禁止」「こまめな水分補給」といった地味な予防策こそが、自分の人生の質(QOL)を守る唯一の手段だと思いました。とにかく水をたくさん飲みましょう!
いいなと思ったら応援しよう!
応援お願いいたします!