【ACシリーズ#03】自分を大切にする方法がわからない——ACと自己肯定感の関係
「自分を大切にして」と言われても、わからない
前回まで、アダルトチルドレン(AC)の基礎知識と、「本音を出せない」生きづらさについて、お話ししてきました。
新宿でスナックを経営している、京子ママです。
今回は、「自己肯定感」と、ACの関係について、深く掘っていきたいと思います。
「自分を大切にしよう」「自分を愛そう」——こういった言葉を、よく見聞きすると思います。でも、「具体的に、どうすればいいのか、わからない」という方は、多いのではないでしょうか。
これは、意志の問題ではなく、育った環境の中で、「自分を大切にする方法を、学ぶ機会がなかった」という背景があることが、多いのです。
なぜ、ACの方は、自己肯定感が低くなりやすいのか
これまでお話ししてきた、機能不全家族の特徴を、もう一度振り返ってみましょう。
「条件付きの愛情」を受けてきたこと
「いい子でいるとき」だけ、十分な愛情や承認を受けられた——という経験を重ねると、「ありのままの自分には、価値がない」という感覚が、根底に育っていきます。
「自分の感情やニーズ」が、十分に尊重されなかったこと
子どもの頃から、自分の感情やニーズより、親の感情やニーズを優先することが、当たり前になっていた場合、「自分の気持ちには、価値がない」という学習が、積み重なっていきます。
「比較される」経験
「お兄ちゃんは、もっとできたのに」「あの子はもっとちゃんとしている」——比較されることが多かった環境では、「自分は、足りない存在だ」という感覚が、強く根付きやすくなります。
「役割」としてしか、見られなかったこと
「親の支え」「家族の調整役」——子どもとしてではなく、「役割」として家庭の中に位置づけられていた場合、「自分自身の価値」を、感じる機会が少なくなります。
ACの方が、自己肯定感において抱えやすい特徴
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