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【architect】努力は報われるのか…

『努力は報われるのか…』

この議論について様々な人が書籍やSNSで発信されている

『努力』について人は色々なアプローチからその効果をロジック的に解明しようとしてきた

私も様々な人の考えを見聞きしてきた。
どの考え方もなるほどなと思うものもあれば自分の考え方とは違うなと思うものまで様々だ


私は『努力』の価値は
人それぞれであって共通解はないのではないかと考えている

私は幼い頃からサッカー漬けの毎日を送ってきた。身長が低く足も早くない。そんな自分のアドバンテージを理解していたのか、人一倍『努力』をしなければ上にはいけないと考えていた。だから人より少しでも多く練習をして、人が休んでいる時でもボールを手放さないようにトレーニングを重ねてきた。まるでプロサッカー選手のようにストイックに出来ることを積み重ねてきた。

その結果スカウトの人の目に留まり市内の選抜チームに選ばれることが出来た。この成功体験が私の源泉になっている。
才能のない人間でも『努力』さえしていれば必ず結果は出ると子どもながらに信念として私の中で確立していったように思う。

しかし、大きくなるに連れて『努力』したからといって全てが結果に繋がるとは限らないことを知るようになる。
大学受験では周りの友人が一流大学の試験に合格を決める中私は全く結果が出なかった。
自分なりには『努力』をしているつもりでいたが、それが報われないことを体感した瞬間であった。

大学に入ってからは、建築家になる夢を叶えるべく様々な本を読み漁り思考を深める『努力』を重ねるも、才能ある人達と自分を比べると全く歯が立たないことを知った。

逃げるように就職活動では建築家の道を逸れ、建築の営業の道に進んだ。
土地活用という営業で空き地や駐車場、遊休地の所有者を調べ飛び込みの営業をする仕事であった。毎日数十件と見知らなぬ人の家を直接訪問しては門前払いをされる日々。どんなに『努力』をしても報われないことを体感していくと、次第に心が疲弊し、人に会うことへの恐怖心が生まれ、やがて『努力』は報われないのではと思い始める。

周りには優秀な営業マンが沢山いた。彼らは周到な市場の分析や攻めるポイントを絞った営業方法で結果を出していた。
すると私は『努力』よりもテクニックにすがるようになった。先輩たちの真似をして出来る営業マン風のスタイルへと変えていった。
しかし小手先の真似事ではなかなか結果は出ない。テクニックにすがり始めると行動量が落ちてしまう。テクニックを磨くことは決して間違いではないが、このとき『努力』をないがしろにしてしまった。

なにをやっても上手くいかない日々が続いた結果、心と身体と頭のバランスを失い、遂には精神を壊してしまった。

それでも人は生きていかなければならない。
営業の仕事に見切りをつけて、再び建築家になる夢に向かって走ることを決めた。大学のときに挫折した夢を再び取り戻すために。

遅れた時間を取り戻すように必死に勉強をして、仕事を覚え、苦しい修行時代を経て今がある。このとき、諦めずにここまで続けてこれたのは、子どもの時に経験した

『努力は報われる』という成功体験だ


私なりの『努力』に対する結論は

『努力は報われる』

である。


私にとってこの信念を忘れてしまったら生きる道筋を失うのと同じことである。
『努力』の仕方は経験を積んでいくうちに身に付くものである。
間違った努力の方向へ進んでしまい結果が出ないこともあるだろう。
ただそれも『努力』したから分かる経験値となって、『努力』は続いていくのだと私は思う。


理論もロジックも何もない
とにかく
『努力は報われる』は私の道しるべである。


ではまた。

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