何気ない日常は、こんなにも優しさでできていた。
産前の自宅安静が長く、スーパーまでお出かけできるのは約半年ぶり。
家を出るだけで少し緊張して。
でも、外の空気は思っていたよりやさしかったです。
スーパーに入ると、なんだか心が躍る。
商品を見るのが好きなんだと思っていたけれど、好きだったのは、
その場所に流れる「暮らし」だったことに気づきました。
真剣な表情で商品を選ぶ人。
「夕飯なにがいいかね〜」
そんな何気ない会話をする夫婦。
買い物カートではしゃぐ子どもを見て、
「かわいいわね」と笑顔を向けるおばあちゃん。
レジで、店員さんのちょっとした気遣いに気づいた瞬間。
そんな小さな景色が、
ひとつひとつ温かくて。
暮らしって、
こういう何気ない優しさでできているんだなと。
人混みにも少し疲れてしまって、
帰る頃には「早く横になりたい」と思うくらいに体力は落ちていたけれど、
それでも、不思議と心は軽かった。
「あぁ、少しずつ日常に戻ってきたんだ。」
そんな感覚がありました。
焦らなくていい。
今はまだ、
休みながら歩けばいい。
今日見つけた小さな景色を、
また少しずつ集めていこうと思います.*
