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知らないうちに、少し充電できていた。

8月も終わろうとしているこの週末。
土日の2日間、少し珍しい週末を過ごしました。

土曜日は、地域の居場所作りのお手伝いへ。
日曜日は、松原湖畔で開かれた講座へ。
どちらも自分から「行ってみよう!」と思って参加しました。

この二つに共通点はありません。
でも、この2日間を過ごしていて、一つだけ気づいたことがありました。
「人にも、充電期間があるのかもしれない。」
そんなことを思ったのです。



2年前の2024年の春、自分の仕事と生活が大きく変わりました。
7年前に始めた飲食店を、オープンから一緒にやってきたスタッフに譲って卒業。
偶然同じタイミングで、8年間務めさせていただいた地元TV局の料理コーナーを卒業。

たくさんの勉強をさせていただいてきた二つの仕事。
飲食店は7年のうち半分の期間がコロナでした。
潰れなかったのは、スタッフさんやお客様、家族のおかげです。

楽しかったし、たくさんの学びもありましたが、自分が思っている以上に大きな負担をかけてきていたとは、終わってから気づきました。
最後の最後で、円形脱毛症になったことが自覚するきっかけでした。
全速力で走ってきた7〜8年だったと思います。

それが偶然とはいえ全く同じタイミングで卒業。
この後は何をするかも決めていませんでした。
少し休んだら、また何かしよう・・
と思ってはいましたが、これといった行動もあまりしていなかったのも事実。

今思うと、この2年は充電期間。
言ってみれば「人生の夏休み」だったのかもしれないなと思います。




私は旅に出る時は、モバイルバッテリーを絶対に忘れないようにします。
スマホの充電が切れたら大変だからです。

でも、よく考えたら、スマホなら残りがあと何%か分かりますが、人の心は違います。
「今、45%です。」
とか
「あと3日で満充電です。」

みたいな表示は人にはありません。
仕事を少し休んで充電期間に充てようと思ったとしても、その間の収入がなければ焦りも出てくる。
でも、焦ったからといって、急速充電ができるような便利な機能は人間は持ち合わせていない。

充電期間は人によっても違う、あるいは同じ人でも時期によっては違うことだってある。
しっかり使って、即充電!
そんなことができたら、苦労しないですよね。
でもできない。
だから、焦ることもある。



この2年の間、最初こそ「少し休もう」と思ったけれど、ずっとそうだったわけではなく、何か動かなければという焦りもあったし、情報も探していました。

だけど、どういうわけか心が動くような情報を見つけられなかった。
というより、情報を見ても「行こう」と思えなかっただけなのかもしれない。

でも・・・
今回は、違った。
たまたま見つけた情報に「面白そう」と思えた。
そして、「行ってみよう!」と思えた。

今までの自分だったら、行動していなかったかもしれない。
「行かなきゃ」と思ったのではありません。
「行ってみたい」と思えたのです。

つまり・・・
知らず知らずのうちに充電されてきていて、"動ける"ようになっていたのかもしれない。



土曜日に行った、居場所作りのボランティアでは、子どもも高齢者も誰もが楽しめる居場所を作りたいという一人の方の思いから動き出した企画のようです。

主催の方とも、他のボランティアの方とも、参加者の方とも"初めまして"です。
誰も知り合いのいないところに飛び込みました。

今回は、夏休みということもあり、スイカ割り・流しそうめん・野菜収穫・シャボン玉遊びなど、盛りだくさんの企画が用意されていました。
子どもたちは実に楽しそうでした。

私はずっとスイカを切っていました(笑)
そして、みんなからスイカ切るの上手!とたくさん褒められて、気分上上!(笑)

ボランティアの合間に・・
スイカを食べ
焼きとうもろこしを食べ
メロンを食べ
流しそうめんを食べ

あれ?
気づいたら、お手伝いどころか、たくさん食べてるwww

本当に楽しい数時間でした。
思い切って参加して良かったと思ったのでした。



翌日の今日、日曜は"好きなことを仕事にしたい"系の講座に参加。
全6回の講座で、単発参加もできるものでした。
でも、見た瞬間に、行きたいと思ったし、即6回全部申し込みました。

参加してみたら、長野県小海町にある松原湖畔にある素敵な施設が会場でした。

2階から湖を一望できる開放的な空間
1階は湖面ギリギリ!のロケーション


定員オーバーする参加者というだけあり、熱量もすごかった。
でも、こういう会って自らくる人ばかりだから、フィーリングが合うんですよね。

すごく良い空気感の中での数時間。
講座の内容的には、以前やったことがあるようなものもありましたが、一緒に参加している人たちが違うのですから、新鮮な気持ちで参加できました。

自分との向き合い時間もあり、みんなから褒めてもらう時間もあり、なんだか心がポカポカするような時間を過ごせました。

そして、これは1回目なので、残りの5回がますます楽しみになりました。


正直、どちらも、全くの「初めまして」に飛び込むのですから、ドキドキもしました。
でも、前の私なら、
「でもな〜。ちょっと遠いしなあ・・」
とか
「私なんて場違いかもしれないしなあ・・・」
とか、自分でなんやかんや理由をつけて申し込んでいなかったと思うのです。

そこでふと思いました。
その違いって・・・
私、知らないうちに充電できていたかも
ということなのかな。

そして、2日間、こんな体験をして、多少は疲れたけれど、充電が減ったというより、むしろ増えた感じさえするのです。




人の充電具合って、数字で見えないのはもちろん、自分でもわかりません。
だから
「まだ、動けない」
と思う日があっても良いんじゃないかな。
それは、怠けているとかじゃないと思う。

私自身、もう2年も充電しているなら、良い加減に動き始めても良いでしょ!?と自分に思うこともありますが、満充電になっているかはわかりません。

でも、この2日間で
「あ。自分って、少し充電できてるんだ」
って気づきました。

充電は、何もしないことではなく、自分を満たす時間なのかもしれません。
私にとっては、ひとり旅だったり、noteを書いたり、本を読んだり。

一見すると「何もしていない時間」でも、振り返れば、ちゃんと次へ進むための時間になっていました。

そして、この2日間。
「あ、少し充電できていたんだ。」
そんなことに気づくことができました。

人の充電って、案外そんなものなのかもしれません。




あの頃は、旅の記録を書いているつもりでした。

でも今振り返ると、あの時間も、私にとっては大切な「充電期間」だったのかもしれません。

もしよかったら、そんな時間の記録も読んでいただけたら嬉しいです。


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tomoko 食と旅と暮らしのエッセイスト よろしければ応援よろしくお願いします!いただいたチップは旅の資金の一部とさせていただき、旅記事として皆様に還元させていただきます。