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ITパスポート 試験制度クイズ|ITパスポートとは?(試験制度の理解度チェック10問)

※ 公式シラバスと公開記事をもとにしたオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。また、試験制度を理解するためのものであって、実際にこのような内容の問題が出るわけではありません。
※ 制度の数値は「2026年7月時点」のものです。受験料・形式は変わることがあるので、受験前に必ず各公式で確認してくださいね。

この記事は「ITパスポートってどんな試験?」を解説した導入回でした。そこでこの予想問題は、試験制度そのもの(合格ライン・問題数・受験料・申し込みなど)の理解度チェックです。記事を読んだあとの腕だめしに、どうぞ。

問題文は本番に寄せた説明文体で作っています。本番の言い回しに慣れる練習にもなりますよ。


まずは腕だめし2問

問1 [基礎]

ITパスポート試験の合格基準に関する説明として、適切なものはどれか。

ア.総合評価点が600点以上であれば、分野別の点数に関わらず合格となる。
イ.総合評価点が600点以上で、かつ3分野それぞれの評価点が300点以上であれば合格となる。
ウ.3分野それぞれの評価点が300点以上であれば、総合評価点に関わらず合格となる。
エ.総合評価点が1000点満点中800点以上であれば合格となる。

正解:イ

解説
合格には2つの条件があります。①総合評価点600点以上、②3分野それぞれ300点以上。この両方を満たして、はじめて合格なんです。

  • ア:総合600点だけでは足りません。分野別300点(足切り)もクリアする必要があります。

  • ウ:分野別300点だけでもダメ。総合600点との「両方」が条件です。

  • エ:合格ラインは総合600点で、800点ではありません(ハードルの上げすぎ)。

ひっかけポイント:合格は「総合600点」と「各分野300点」の"両方"。どちらか片方ではありません。
対応シラバス:試験制度(合格基準)
難易度:基礎

問2 [基礎]

ITパスポート試験の出題分野と問題数に関する説明として、適切なものはどれか。

ア.ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野から、合計100問が出題される。
イ.テクノロジ系のみが出題され、他の2分野は選択制である。
ウ.出題は2分野で、合計50問である。
エ.3分野から出題されるが、受験者が1分野を選んで解答する。

正解:ア

解説
iパスは3分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)から合計100問が出題されます。3分野すべてに解答するのがルールです。

  • イ:テクノロジ系だけではありません。3分野すべてから出ます(選択制でもない)。

  • ウ:分野は3つ、問題数は100問です。数が違います。

  • エ:分野を選ぶことはできません。3分野すべてに解答します(だから苦手分野も捨てられないんです)。

ひっかけポイント:3分野は「選ぶ」ものではなく「全部出る」もの。苦手分野の捨て逃げはできません。
対応シラバス:試験制度(試験内容・出題分野)
難易度:基礎

2問とも解けましたか? ここから先は、さらに8問を解いて仕上げていきましょう! 足切りの事例やCBTのしくみなど、うっかり間違えやすいところを集めました。落ち着いて解いてみてくださいね。

さらに8問

問3 [基礎]

ITパスポート試験では100問が出題されるが、その採点の扱いに関する説明として、適切なものはどれか。

ア.100問すべてが採点対象となる。
イ.100問のうち80問が採点対象で、残り20問は難問として加点される。
ウ.100問のうち、受験者が選んだ92問だけが採点される。
エ.100問のうち92問が採点対象で、残り8問は今後の出題づくりのための問題である。

正解:エ

解説
出題は100問ですが、採点対象は92問。残り8問は今後の出題づくりのためのお試し問題で、どれが該当するかは受験者にはわかりません。

  • ア:100問すべてが採点されるわけではありません(採点は92問)。

  • イ:採点対象は92問で、80問ではありません。加点のしくみもありません。

  • ウ:どの問題が採点対象かは、受験者が選ぶことも知ることもできません。

ひっかけポイント:採点対象は「92問」。100問全部でも、キリのいい90問でもありません。
対応シラバス:試験制度(試験形式・採点)
難易度:基礎

問4 [基礎]

ITパスポート試験の受験料と受験資格に関する説明として、適切なものはどれか(2026年7月時点)。

ア.受験料は無料で、だれでも受けられる。
イ.受験料は7,500円(税込)だが、受験には一定の実務経験が必要である。
ウ.受験料は7,500円(税込)で、年齢や学歴による受験資格の制限はない。
エ.受験料は5,700円(税込)で、大学生以上でないと受験できない。

正解:ウ

解説
受験料は7,500円(税込・2026年7月時点)。受験資格はなく、年齢も学歴も問われません。だれでも挑戦できる入門資格なんです。

  • ア:受験料は無料ではありません(7,500円)。「資格制限がない」ことと「無料」は別の話です。

  • イ:実務経験は不要です。iパスは受験資格のない入門レベルの試験です。

  • エ:金額が違い(現行は7,500円)、学歴の制限もありません。

ひっかけポイント:「受験資格なし=だれでも受けられる」ですが、受験料は無料ではなく7,500円。混同しやすいので注意です。
対応シラバス:試験制度(受験料・受験資格)
難易度:基礎

問5 [標準]

Aさんは、ITパスポート試験を受験し、総合評価点は620点だった。分野別の評価点は、ストラテジ系420点、マネジメント系350点、テクノロジ系280点であった。この結果に関する説明として、適切なものはどれか。

ア.総合評価点が600点以上なので、合格である。
イ.3分野の合計が1000点を超えているので、合格である。
ウ.テクノロジ系が300点未満なので、総合評価点が600点以上でも不合格である。
エ.マネジメント系が400点未満なので、不合格である。

正解:ウ

解説
Aさんは総合620点で条件①(600点以上)はクリア。でもテクノロジ系が280点で、条件②(各分野300点以上)を満たしていません。だから、おしくも不合格なんです。

  • ア:総合600点だけでは判定できません。分野別の足切りも確認する必要があります。

  • イ:合否は「3分野の合計」ではなく、「総合評価点」と「分野別評価点」で決まります。

  • エ:足切りのラインは各300点。マネジメント系350点はクリアしています(400点は基準ではありません)。

ひっかけポイント:総合点が合格ラインでも、1分野でも300点未満があれば不合格。「1教科の赤点で進級できない」のと同じしくみです。
対応シラバス:試験制度(合格基準・分野別足切り)
難易度:標準

問6 [標準]

Bさんは、来週の土曜日に予約したITパスポート試験について、都合が悪くなり日程を変更したいと考えている。あわせて、当日の持ち物も確認しておきたい。iパスの申し込みに関する説明として、適切なものはどれか(2026年7月時点)。

ア.日程の変更は試験当日まで受け付けてもらえる。
イ.日程の変更は試験日の3日前まで可能で、当日は顔写真つきの本人確認書類(原本)と確認票を持参する。
ウ.いったん申し込むと日程は一切変更できず、当日は確認票だけを持参すればよい。
エ.日程の変更は試験日の1か月前までで、当日は本人確認書類は不要である。

正解:イ

解説
申し込み内容の変更は試験日の3日前まで可能です。当日は「顔写真つき本人確認書類(原本)」と「印刷した確認票」の2つを持参しましょう。

  • ア:当日までは変更できません。締め切りは3日前です。

  • ウ:変更できないわけではありません(3日前まで可)。本人確認書類も必要です。

  • エ:締め切りは1か月前ではなく3日前。本人確認書類は当日必須です。

ひっかけポイント:変更の締め切りは「当日」でも「1か月前」でもなく"3日前"。当日は本人確認書類も忘れずに。
対応シラバス:試験制度(申し込み・当日の流れ)
難易度:標準

問7 [標準]

Cさんは、ITパスポートに合格したあと、次のステップとして情報処理技術者試験のレベル2にあたる資格に挑戦したいと考えている。iパスとその上位資格の関係に関する説明として、適切なものはどれか。

ア.ITパスポートはレベル2で、その1つ上のレベル3が基本情報技術者である。
イ.ITパスポートはレベル1で、その1つ上のレベル2が基本情報技術者である。
ウ.ITパスポートはレベル1だが、上位の資格は存在しない。
エ.ITパスポートはレベル4で、最も難しい試験に位置づけられている。

正解:イ

解説
情報処理技術者試験にはレベル1〜4があり、iパスはいちばん下のレベル1。1つ上のレベル2が基本情報技術者です。だからCさんの次の目標は基本情報になりますね。

  • ア:iパスはレベル2ではなくレベル1。基本情報はレベル3ではなくレベル2です。

  • ウ:iパスの上にはレベル2〜4の資格があります(基本情報など)。「上位資格なし」ではありません。

  • エ:レベル4は最上位。iパスは最もやさしいレベル1です。

ひっかけポイント:iパスは階段の「1段目(レベル1)」。数字が大きいほど難しく、基本情報はその1つ上のレベル2です。
対応シラバス:試験制度(試験の位置づけ・レベル体系)
難易度:標準

問8 [標準]

Dさんは、これまで紙のマークシート試験しか受けたことがなく、ITパスポートの受け方が不安である。iパスのCBT方式について、Dさんへの説明として適切なものはどれか。

ア.答案を郵送して採点するので、結果は数週間後に郵送で届く。
イ.全国一斉の同じ日に、マークシートに記入して受験する。
ウ.記述式の問題が中心なので、キーボードで長い文章を入力する。
エ.会場のパソコンで解答し、試験終了直後に画面で評価点を確認できる。

正解:エ

解説
CBT方式は、会場のパソコンで解答する方式。試験が終わると、その場の画面で評価点(採点結果)をすぐ確認できます。Dさんも安心して大丈夫ですよ。

  • ア:結果は郵送ではなく、その場の画面ですぐわかります。

  • イ:一斉のマークシート試験ではありません。会場のパソコンで随時受けます。

  • ウ:iパスは四肢択一だけ。記述式(長文入力)はありません。

ひっかけポイント:CBTは「会場のパソコンで解いて、結果はその場で表示」。郵送も記述式もありません。
対応シラバス:試験制度(試験形式・CBT)
難易度:標準

問9 [応用]

ITパスポート試験について調べていたEさんは、「92問中55問(約6割)正解すれば必ず合格」と書かれた情報を見つけた。iパスの採点方式をふまえた説明として、最も適切なものはどれか。

ア.iパスはIRT(項目応答理論)で採点され、正解数だけで合否が決まるわけではないので、「何問正解で合格」とは単純に言えない。
イ.そのとおりで、92問中55問正解すれば必ず合格する。
ウ.採点は正解数の単純な合計なので、100問中60問正解すれば合格する。
エ.合格には総合900点が必要なので、6割ではまったく足りない。

正解:ア

解説
iパスの採点はIRT(項目応答理論)という方式。問題ごとの難しさなどを加味して評価点を出すため、「○問正解=合格」とは単純に決まりません。覚えておくのは「総合600点が必要」で十分です。

  • イ:「○問正解で必ず合格」とは言い切れないのが、IRTの特徴です。

  • ウ:正解数の単純合計ではありません(IRTで算出)。採点対象も100問ではなく92問です。

  • エ:合格ラインは総合600点で、900点ではありません(ハードルの上げすぎ)。

ひっかけポイント:「6割正解で合格」はイメージとしては近くても正確ではありません。必要なのは"総合600点"、採点は"IRT"です。
対応シラバス:試験制度(採点方式・IRT)
難易度:応用

問10 [応用]

Fさんは、2026年7月時点で、現行の3分野(ストラテジ系/マネジメント系/テクノロジ系)でITパスポートを受けたいと考えている。受験のタイミングに関する説明として、最も適切なものはどれか。

ア.試験は2026年内でなくなるので、急いで受けないと二度と受験できない。
イ.2027年度からの新しい分野構成はすでに確定しているので、それを待ってから受けるのがよい。
ウ.受験システムは1年中いつでも変わらず利用できるので、時期を気にする必要はまったくない。
エ.現行の受験システムは2026年12月28日以降に休止する予定のため、現行の3分野で受けたい場合は2026年内の受験が一つの目安となる。

正解:エ

解説
2026年7月時点の情報では、現行システムは2026年12月28日以降に休止する予定。試験自体がなくなるわけではありませんが、現行の3分野で受けたい人は2026年内が一つの目安です。

  • ア:試験そのものがなくなるわけではありません(システムの休止・移行です)。あわてる必要はありません。

  • イ:2027年度からの再編は「案」で、まだ確定ではありません(2026年7月時点)。

  • ウ:2026年12月28日以降に休止予定があるため、「時期を気にしなくてよい」とは言えません。

ひっかけポイント:「試験が消える」のではなく「現行システムが休止・移行する」だけ。あわてず、でも年内受験なら早めの予約が安心です。
対応シラバス:試験制度(受験計画・制度移行)
難易度:応用


解答一覧

  • 問1:イ/問2:ア/問3:エ/問4:ウ/問5:ウ/問6:イ/問7:イ/問8:エ/問9:ア/問10:エ

弱点チェック表

間違えた問題があったら、記事のここへ戻って読み直してみましょう。番号は記事の見出しです。

  • 問2・問3・問8 → 記事「2. 試験内容:3分野・100問を120分で解く」(とくに「2.2 試験の形式」)

  • 問7 → 記事「3. 難易度は?」(「3.1 iパスはIT国家試験の1段目」)

  • 問1・問5 → 記事「4. 合格の条件」(「4.1 1教科でも赤点はダメ」)

  • 問9 → 記事「4.2 6割で合格は正確ではない」

  • 問4・問6 → 記事「6. 受験料と申し込み方法」(「6.1 申し込みの流れ」)

  • 問10 → 記事「7. いつ受けるのがいい?」

この記事の頻出ポイント(3点)

  1. 合格は「総合600点以上」と「3分野それぞれ300点以上」の両方が必要。1分野でも300点未満なら、総合が足りていても不合格です(足切り)。

  2. 試験は3分野・100問・120分の四肢択一。採点対象は92問(残り8問はお試し)、CBT方式で随時受験でき、結果はその場で表示されます。

  3. 「6割で合格」は正確ではありません(IRT採点)。受験料は7,500円(税込)、変更は試験日の3日前まで、現行3分野で受けたい人は2026年内が一つの目安です(2026年7月時点)。

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