【RhinoMCP】Geminiに映画「PERFECT DAYS」の平山の部屋を3Dモデル化させてみる
先日、Amazon Prime Video で「PERFECT DAYS」という映画を鑑賞しました。本作は、ヴィム・ヴェンダース 監督、役所広司 主演による2023年公開の日独合作映画です。
第76回 カンヌ国際映画祭では 役所広司が最優秀男優賞を受賞し、第96回 アカデミー賞の国際長編映画賞にもノミネートされるなど、国内外で極めて高い評価を受けた作品です。
印象に残った植物の部屋
映画の内容はさておきw 私にとっては、主人公の平山(役所広司)が住んでいるアパートの構造や間取り、そして平山が植物を育てている、紫外線(UV)ライトが設置された部屋(下の写真)が印象的でした。
映画の中では何気なく登場する部屋ですが、限られた住空間の中に自分だけの大切な場所をつくり、静かに手入れを続ける様子は、平山という人物の暮らし方や価値観を象徴しているようにも感じました。

出典:「CINEmarori(シネマドリ)」
部屋を3Dモデル化してみる
ネットで検索したところ、この平山が住んでいるアパートや間取り、映画上の設定については、「CINEmadori(シネマドリ)」というサイトで詳しく解説されていて、アパートの間取り、家具や小物に至るまで、かなり細かなこだわりが詰め込まれていることが分かります。
そこで、Antigravity のAIエージェント(Gemini)にこの部屋の写真を見せ、RhinoMCPによって、部屋の中の家具や小物、窓から見える風景、さらにはテクスチャやマテリアルまで含めて、Rhino上に3Dモデルとして再現するよう指示してみました。
この写真の部屋は、映画「PERFECT DAYS」に登場する平山のアパートの部屋の写真です。
写真に映っている部屋のサイズや映っている物などを推定し、3Dモデルとして再現してください。
窓から見える景色も、部屋の3Dモデルの外に配置してください。
マテリアルやテクスチャもできるだけ再現してください。Geminiが生成した3Dモデル
指示には 映画の作品名も加えていたので、Gemini は先ほどの Webサイトの記事を検索して見つけ出し、その記事の内容も参考にしつつ、平山が植物を育てている部屋を Rhino 上に 3Dモデルとして生成してくれました。


もちろん、写真の通りに完全に再現できているわけではありませんし、多少おかしなところもありますが、なかなかの再現度ですね。しかも Geminiが、これを数分で生成してしまいました。
もちろん、人間が写真を見ながらモデルを作れば、さらに高精度なものができるとは思いますが、それなりに時間はかかると思います。それを考えると、写真と公開情報だけを頼りに、短時間でここまでモデル化してしまうのはなかなか大したものです。

部屋の外は映画のセット
部屋の外側から3Dモデルを見てみると、向かいの建物や電柱、空などは、まるで映画のセットや書き割りのような状態で作成されていました。
見えない部分は割り切って簡略化しているのだと思いますが、映画のワンシーンを再現しているだけに、映画のセットのような作り方をしているので何だか感心します。
AIも意外と手抜き?なのか、それとも 映画好き?なのかもしれませんねw
