名前では数件だけだった資料、ClaudeCodeは中身まで見て探してくれた
運動会で、何年か前にやった演目を、今年もう一度やることになった。当時の指導記録がどこかにあるはずなのに、パソコンのどこに、どんな名前で保存したのか、まったく思い出せない。
これは学校の話だが、異動や部署の統合を経験したことのある人ならピンとくると思う。過去の自分が、どこに何を置いたかなんて、もう覚えていない。

ファイル名では、数件しか出てこなかった
演目の名前でファイル名を検索してみても、出てくるのはほんの数件。これで全部なのか、まだ埋もれているファイルがあるのか、判断がつかなかった。
何年も前の自分は、几帳面にファイル名をつけていない。「体育」「運動会」「学年」といった、あとから見て何の資料か分からない名前で保存していることが、よくある。

「関連する資料を、全部ピックアップして」
頼んだのは、この一言だけだった。
「運動会で当時の演目をもう一度やることになった。関連する資料があったら、全部ピックアップしてほしい」
特別な操作方法は伝えていない。演目名という手がかりだけを渡して、あとは任せた。
最初にファイル名での検索結果が出てきた。そのあと「念のため、書類の中身も見てみます」と、もうひと手間かけて調べ直してくれた。
その結果、ファイル名には演目名が入っていない資料が、新たに6件見つかった。授業の指導記録や、保護者向けのお知らせなど、文章の中でだけ演目名に触れていたものだった。自分では、こんなところに残っているとは思っていなかった。
さらに、外付けハードディスクを接続して「この中も探して」とお願いすると、当時のマスターノート一式――指導記録・音源・隊形の画像まで見つかった。パソコン本体と外付けディスクを、別々に探す必要がなかったのが助かった。

重複ファイルも、安全に整理してもらえた
見つかった資料の中には、同じ名前のファイルが2か所に保存されているものもあった。「同じものなら、片方は消していい」と伝えたところ、まず中身が本当に同一かどうかを確認してから削除する、という手順を踏んでくれた。
見た目が同じ名前でも、中身まで一致しているかは、開いて比べないと分からない。ここを飛ばさずに確認してから消してもらえたので、安心して任せられた。
見つかった資料をバラバラの場所に置いたままにせず、今回用の新しいフォルダを作って、そこに全部まとめてもらった。探す作業と、整理する作業を、1回でまとめて終えられたことになる。

変わったこと
パソコン標準の検索は、基本的にファイル名しか見ていない。ワードやパワーポイントを開いて、中の文章まで1つずつ読んで判断する、ということはしていない。
ClaudeCodeはファイルそのものを開いて中身を読める。だから「ファイル名には出てこないけれど、本文には書かれている」という資料も拾い出せる。「どこにあるか分からない」で終わっていたはずの資料が、案外あっさり手元に戻ってきた。

そのまま使えるプロンプト
パソコンの中(と、接続した外付けディスクの中)を探してほしいです。
・「〇〇」に関係する資料があれば、ファイル名だけでなく、中身の文章も見て探してください。
・見つかったものは、一覧にして教えてください。
・同じ内容のファイルが複数あれば、中身が本当に同一か確認したうえで教えてください(消す前に必ず確認してください)。
次に「あの資料、どこだっけ」となったら、ファイル名だけで探すのをやめて、中身まで探してもらってみてほしい。
この記事は、ノウハウ図書館に書いた実践記録をもとにしています。
