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随筆/理由不問【笑顔の写真のせたよ】

誰しもが多かれ少なかれ、肉体面あるいは精神面に劣等感というものを抱えていると思う。そんな話を今日はおれ自身を例に出して書いてみます。すこし長い自分語りになりますので、なんかメンドクセエ予感のする方はご遠慮なくスルーしてね😆👌🆗
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おれは中2くらいからかな、少しずつだけど下顎の輪郭が歪んで完全な左右対象でなくなった。それはたぶんに漏れず容姿を気にかける歳ごろ、思春期の自分にとっては見た目以上の悩みになった。原因はハッキリと判らないけど、中1のときにサバゲーで撃たれて歯が折れて神経ごと抜いたせいか、または授業がつまらなくて片頬杖でまいにち校庭を眺めて過ごしてしまったせいかも⋯と自己診断していた。
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そして同時に、これはまったく自慢などではないのだけど、中学高校ともに異性からそれなりの回数の告白を受けた。しかしおれ自身の心はすでに顔面とおなじように歪んでいたので、そんな女子の言動はなんというか、醜いおれにたいする憐憫や優位性を孕んだものに感じられてしまって殆ど断っていた。
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ひとりだけ、心を許した交際を経て大学時分に学生結婚をしたひとが居たけど、結局は彼女にも自分の容姿の悩みを打ち明けられないまま過ごし、そしてまだそれぞれ若すぎたので上手くいかずに別れた。
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それからすこし時間をおいて、現在の妻との交際が始まった。おれから申し込んだ。彼女はもう社会人だったので毎週末の夜にいちどだけ電話する遠距離恋愛から始まったのだけど、
もうこのひとにはおれの全部を最初に話して一緒に居たいと思ったので、交際おっけーの返事を貰った翌週の電話で生まれて初めて自分から「確認なんだけど、おれ顔が歪んでるけどいい?」と告白した。すると彼女はあしらうように「べつに顔と付き合うワケじゃないし笑」と言ってくれた。人生のなかでやっと自分を認めて貰えた気がして受話器を置いたあとにビャービャー泣いた。生き直せると思った。
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しかしなかなか世のなかには厳しいひとも居るもので、もう成人も過ぎたイイ歳なのに特に女性からは揶揄われることが幾たびあった。本人達的には冗談なのだろうけど、あるときは「ゆがみが伝染るから触らないでw」と言われたり「シュウくんは顔面のレベルが達してないので離れて歩いてw」なんてな具合で結構キツかった。実はそのような積み重ねがトラウマになり、いまでは人混み、こと女性が多い場所に行く前には精神安定剤をのみパニック発作を抑える外用薬を貼って外出する体たらくになった。
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当時そういったキツイ出来ごとにヘコんだ気持ちを彼女に話すと、きまって「相手にしなくていい」とツッパネてくれた。そしてその後のおれの生き方を大きく変革する『いつでもニコニコしてな』という言葉をくれた。顔の造作がどうの美醜がどうのよりいつでも笑っているひとのほうがよっぽど素敵だと縮こまっていたおれの背中を引っぱたいてくれた。
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それからずっとおれは笑って生きている。初めてのひとが相手でもイツメンでもおれがいちばん笑顔で居ると思う。ぜんぜん無理はしていないし、もはやこの顔がデフォルトになった。行きつけのお店ではいつもワロてるひとと言われ、なんならそもそもの妻にまで「オマエなに笑ってんだよ」と詰められる始末である。ノート内でもそう在りたいなと思う。
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長くなってしまったけれど、またひとつ自己紹介が出来たかと思います。これを読まれたなかで、もし同様の劣等感を抱えている方が居りましたら今度はおれがこの言葉を送る番だと思いますので、ええといつでもニコニコしてな、理由なんて要らねえよ。
 
 
           😆
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 直近のおれ。お酒をのんで上機嫌である。
 コンプレックスは暴露していくスタイル。
2026/08/01

 
 
てかヤベエいま気付いたんだけど、表題でしりとりなのに「ん」で終わってるし⋯こういうトコだよね

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