詩「3分の2の天の川」
送り火が過ぎれば
日差しの角度は少し和らぎ
夜になればどことなく秋の気配
晩御飯の後、散歩がてらドラッグストアへ
暗い堤防で空を見上げた
かろうじて見える夏の大三角
どれか2つがベガとアルタイル
3分の2の確率
どっちが外れても大差は無い
たぶん天の川はあのあたりだろう
さすがに肉眼では見えないけど
心の中に銀河を描きながら
旧暦の七夕に向かって願いを呟いた
(まぁ、去年も同じ事願ったんだけど)
川沿いの道を良い風が吹き抜けていく
一瞬だけ、或いはこのまま
ずっとここに居たいと思う
最後にもう一度
天の川へ同じ願いを呟き
川沿いの道を歩き出した
詩「3分の2の天の川」について随想
令和8年8月19日は旧暦の七夕。
昼はまだまだ暑いですが、夜になれば秋の足音がちょっぴり聞こえるこの頃。
散歩道の堤防から、かろうじて見えた夏の大三角を見上げ「あの辺かな」と見えない天の川銀河に向かって祈りました。
