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詩「冬の疎水沿い、ただ無言」

東陽ひがしびが、やけに眩しかった
人けの絶えた紅葉の小径
マスク姿のキミの
その背に静かに触れる

耳のゴムに触れた指先が、震えた
息をひそめ、ゆっくりと
そっと剥ぐ

隠されていた表情
とろぅんと潤んだ、視線を伏せて

目を閉じているキミの向こうには
──誰もいない

朝の空気がまだ凍てつく中
少し長く、僕も目を閉じた

白い吐息がまたこぼれて
マスクを耳にかけ、指を絡める

冬の疎水沿い、ただ無言
東陽は少し和らいで
隣を歩くキミの瞳に


sunoヴァージョン

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