宋徽宗『草書千字文』
山に籠って144日目です。
宋徽宗の『草書千字文』を臨書しました。




草書千字文(1122年)
高さ31.5cm、幅1172cmの継ぎ目のない巻物。
宮廷特製の金彩の龍雲文紙(雲と雲の中に金色の龍が描かれている)を使っている。この特殊な紙を製造するには100以上の工程が必要であり、その製造方法はすでに失伝している。
当時の条件下で、このような長さを継ぎ目のなく生産するには、川辺で船を並べ、その上に紙料を流し込んで均一にし、自然乾燥させて作った可能性がある。模様は画師が金粉を使って一筆一筆手作業で描き出した。
宋徽宗もまた他の書家と同様に、『千字文』を書くことを好み、生涯に数巻を書いたが、現存するのは2点のみである。
1点は、1104年、彼が22歳の時に創作した『瘦金書千字文』で、現在は上海博物館に所蔵されている。もう1点が、本作である『草書千字文』で、1122年、40歳の時に創作された。
遼寧省博物館に所蔵されている。

宋徽宗(趙佶)(1082-1136)
はじめに黄庭堅を、のちに褚遂良や薛兄弟(薛姫と薛瑶)を学び、様々な書体を融合させて独自の「痩金体」を創りあげた。
贅沢三昧にふけり、庭園や宮殿を建設し、過剰に増税したため、国は衰退し、河北省と浙江省では農民反乱が勃発した。
古美術品や絵画を精力的に収集し、宮廷画院を拡張し、『宣和書譜』、『宣和花譜』、『宣和博古図』などの書物を編纂させ、絵画の振興と擁護に大きく尽力した。
<参考資料>
書画鑑賞
最終閲覧日2026年月日
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