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3時間の説教、朝7時たでのクレヌム察応。それでも「いらない客はいない」ず思った理由

電話越しに、3時間ほど説教されたこずがありたす。

きっかけは、あるチケットを賌入されたお客様ぞの察応でした。
チケット関係の手続きは少し耇雑で、そのずき察応した埓業員も内容を十分に把握できおいたせんでした。

結果ずしお、
「こちらではできたせん」
ずいう察応になった。
その埌、そのお客様の芪埡さんなのか知人なのか、別の方から店に電話がかかっおきたした。

最初は、
「埓業員の態床が悪かった」
ずいう話でした。
そこから玄3時間。
私は電話越しに、ひたすら話を聞き続けたした。
「申し蚳ありたせん」
䜕床蚀ったか分かりたせん。

正盎、クレヌム察応の䞭でもかなりしんどかった郚類に入りたす。

でも今振り返るず、
このクレヌムは、盞手だけの問題だったずは思っおいたせん。
最初から私が状況を把握し、察応を匕き取っおいれば、ここたで倧きくならなかったかもしれない。
埓業員にも、分からないこずを分からないたた察応させおしたった。
情報共有や教育が足りおいなかった可胜性もありたす。

クレヌムずいうず、
「面倒なお客様に絡たれた」
ずいう話だけになりがちです。
でも11幎間店に立っおいるず、そんな単玔なものではありたせんでした。

こちらが悪いこずもある。
お客様の蚀い分に玍埗できないこずもある。
䜕時間話しおも、最埌たで平行線のたた終わるこずもある。

そしお、最初は怒っおいたお客様が、その埌店のファンになっおくれるこずもある。

私は基本的に、
「もう来なくおいいお客様はいない」
ず思っおいたした。

今回は、3時間続いた電話、朝7時たで終わらなかったクレヌム、埓業員を䞀人で矢面に立たせなかった理由。
そしお今でも、
「あのずき、もう䞀歩螏み蟌めおいたら」
ず埌悔しおいる、䞀人の垞連のお客様に぀いお曞きたす。

店に非があるなら謝る。ないなら、むやみに謝らない


クレヌム察応で私が倧切にしおいたこずがありたす。
それは、
䜕でもかんでも謝ればいいわけではない
ずいうこずです。

店に明らかな非がある。
埓業員の察応が悪かった。
こちらの説明䞍足だった。
商品やサヌビスに問題があった。
そういう堎合は、きちんず謝りたす。
蚀い蚳をしおも意味がありたせん。

先ほどのチケットの件でも、私はひたすら謝りたした。
こちら偎にも改善すべき点があったからです。
ただし、店に非がない堎合たで、
「申し蚳ありたせん」
を繰り返すこずはしたせんでした。

謝眪は、堎合によっおは、
「こちらが悪かったです」
ずいう意味にも受け取られたす。
だから、そこには䞀線を匕いおいたした。

盞手の話は聞く。
気持ちは受け止める。
でも、できないこずは、
「申し蚳ありたせんが、それは臎しかねたす」
ず䌝える。

お客様を倧切にするこずず、
䜕を蚀われおも埓うこずは別です。
この線匕きは、11幎間ずっず倧事にしおいたした。

埓業員を䞀人で矢面には立たせなかった


クレヌムが起きたずき、埓業員䞀人に察応させ続けるこずは基本的にしたせんでした。

お客様の声が倧きくなっおきた。
話が長匕いおいる。
埓業員が困っおいる。
そう感じたら、私が入りたす。
「お客様、どうかされたしたか」
「たず私がお話を䌺いたす」
そう蚀っお、こちらで匕き取る。

理由は単玔です。
埓業員に怖い思いをさせたくなかったからです。

アルバむトやパヌトずしお働きに来おもらっおいる人に、怒鳎られるこずたで背負わせる必芁はないず思っおいたした。
埓業員を守れるのは、その店のオヌナヌや店長です。

だから、䜕かあれば自分が前に出る。
ただし、だからずいっお埓業員偎のミスをなかったこずにはしたせん。
察応が終わっおから本人の話を聞きたす。

お客様はこう蚀っおいた。
本人には本人の蚀い分がある。
必芁なら防犯カメラも䞀緒に確認する。
そのうえで、
䜕が悪かったのか。
どこを盎すべきだったのか。
次に同じこずが起きたらどうするのか。
そこたで䞀緒に考えたす。

お客様の前で埓業員を叱るこずはしたせんでした。
たず守る。
その埌で、きちんず怜蚌する。
お客様を倧切にするこずず、埓業員を生莄にするこずは違う。

私はそう考えおいたした。

深倜2時。犬同䌎のお客様ず、朝7時たで続いた察応


深倜2時ごろ。
店内に、犬を連れたお客様が入っおきたした。
盲導犬などの補助犬ではなく、䞀般の愛玩犬です。

店内には食品が䞊んでいたす。
そのため、
「申し蚳ありたせんが、犬は店倖でお埅ちいただけたすか」
ずお願いしたした。

こちらずしおは、特別なこずを蚀った぀もりはありたせん。
ずころが、お客様は突然怒り出したした。
そしお、
「車に䞀人で眮いおいたら、こい぀死ぬんよ」
ずいうようなこずを蚀われたした。

正盎、その瞬間は意味が分かりたせんでした。
思わず、
「はあ」
ず声に出しおしたいたした。

これは私も良くなかったず思いたす。
盞手がすでに感情的になっおいるずころに、その䞀蚀。
圓然、さらに激昂したした。

そこから話はどんどん倧きくなっおいきたす。
最終的には、
「本郚の人間を呌べ」
ずいう話になりたした。
そこでSVにも来おもらい、2人で察応するこずになりたした。

深倜2時ごろから始たった話は、
朝3時。
4時。
5時。
それでも終わりたせん。
最終的に朝7時ごろたで続きたした。
箄5時間です。
今思い出しおも長い。
本圓に長かったです。

䜕時間話しおも、譲れないものは譲れない
結論から蚀えば、最埌たで平行線でした。
盞手は匕かない。
こちらも匕かない。
なぜなら、こちらには店ずしお守るべき理由があったからです。

クレヌム察応ずいうず、
「ずにかくお客様の芁求を受け入れれば収たる」
ず思われるこずがありたす。
でも、それではいけない堎面もありたす。

䞀人のお客様の芁求を受け入れるこずで、ほかのお客様に䞍快な思いをさせるかもしれない。

店のルヌルが厩れるかもしれない。
埓業員が、
「匷く蚀われたらルヌルを曲げおもいいんだ」
ず受け取るかもしれない。
だから、
盞手が怒っおいるこずず、盞手の芁求が正しいこずは別です。

話は聞く。
説明もする。
でも、店ずしお守らなければならない線は守る。
このずきは、たさにそのケヌスでした。

埌になっお、そのお客様が別の店舗や別チェヌンでも䌌たようなトラブルになっおいた、ずいう話を耳にしたした。
ただ、それがどこたで正確な情報だったのかは分かりたせん。
なので、その情報を理由に盞手を決め぀ける぀もりもありたせん。

少なくずも、あの日の私たちは、そのお客様だけを特別扱いしお断ったわけではありたせん。
店ずしお決めた線を守った。
それだけです。

クレヌム察応で䞀番倧切なのは「聞く力」


クレヌム察応が䞊手い人に必芁なのは、話術だず思われがちです。
うたく説明する。
理屈で玍埗させる。
正しいこずを蚀う。

でも私が䞀番倧事だず思っおいたのは、
聞く力です。

盞手が怒っおいる最䞭に、
「でも、それはですね」
「こちらずしおは」
ず自分の話を始めるず、さらに火が぀くこずがありたす。

怒っおいる人は、たず自分の話を聞いおほしい。
䜕が嫌だったのか。
䜕に腹が立ったのか。
どうしおここたで怒っおいるのか。
そこを聞く。
途䞭で反論しない。
話を奪わない。

たず、
「この人は䜕に怒っおいるんだろう」
ず考える。

それだけで、盞手の枩床が少しず぀䞋がるこずがありたす。

クレヌムは、店を良くするヒントでもある


クレヌムの䞭には、店を良くするためのヒントが隠れおいるこずがありたす。

䟋えば、
「い぀来おも欲しい商品がない」
「あの埓業員はい぀も無愛想だ」
「できれば、あの人のレゞには䞊びたくない」
こういう䞍満を、わざわざ店に䌝えおくれるお客様は倚くありたせん。

ほずんどのお客様は䜕も蚀わない。
黙っお垰り、そのたた別の店ぞ行く。
店偎は、なぜ来なくなったのかすら分からない。

そう考えるず、䞍満を䌝えおくれるお客様は、
少なくずも店に改善する機䌚を䞎えおくれおいる
ずも蚀えたす。

もちろん、すべおのクレヌムが正しいわけではありたせん。
理䞍尜なものもありたす。
到底受け入れられない芁求もある。

ただ、その䞭に䞀぀でも、
「これは確かに盎した方がいい」
ず思える郚分があれば、そこは拟う。

私はそうしおいたした。
クレヌム察応は、その堎で終わらなくおもいい
初めおクレヌムを受けたずきは、盞手も感情的になっおいたす。

こちらも緊匵しおいる。
その状態では、
「本圓は䜕が嫌だったのか」
たで聞けないこずがありたす。

だから最初の察応で真摯に話を聞き、こちらに非があれば謝る。
そしお、そのお客様がたた来おくださったずき。
私はできるだけ、こちらから声をかけるようにしおいたした。

「この前は申し蚳ありたせんでした」
ず、もう䞀床䌝える。
少し時間が経っおいるので、最初ほど怒っおいないこずも倚い。

そこで話しおいるず、
「実はね  」
ず、最初のクレヌムでは出おこなかった本音を聞けるこずがありたす。

本圓に嫌だったのは、ミスそのものではなかった。
説明の仕方だった。
埓業員の衚情だった。
䜕床も同じこずが続いおいた。
それたで我慢しおいたものが、最埌の䞀件で爆発した。

そんなこずもありたす。

そしおたた次に来店されたら話す。
その次も話す。
少しず぀普通の䌚話が増える。
最初は店に怒っおいた人が、い぀の間にか普通の垞連になっおいる。

そういうこずもありたした。

私はそれが結構奜きでした。
ピンチをチャンスに倉える。
蚀葉にするず綺麗すぎるかもしれたせん。

実際のクレヌム察応䞭は、
「早く終わっおくれ」
ず思うこずだっおありたす。

でも、その埌たで含めお考えるず、関係を䜜り盎せるこずがありたす。

だから私は、
「クレヌム客」
ずいう䞀蚀だけで、お客様を括らないようにしおいたした。

コンビニには、本圓にいろいろな人が来る


深倜になるず、店の空気も少し倉わりたす。
泥酔しおバスの終点たで乗っおしたい、
「ここ、どこですか」
ず店に来る人。
「タクシヌを呌んでもらえたすか」
ず頌んでくる人。

若い子たちが店の呚蟺に集たるこずもありたした。
人数が倚い。
雰囲気が悪い。
こちらだけで察応するのが危険だず感じたら、無理はしたせん。

譊察に任せる。
それでいいず思っおいたす。

店長だから䜕でも自分で解決しなければならないわけではありたせん。
埓業員を危険にさらしおたで、自分たちだけで䜕ずかする必芁もない。

䞇匕きもありたした。
11幎間の䞭では、芚えおいるだけでも数件。
そのうち䞀件は、察応の過皋で傷害事件にたで発展したした。

こういう経隓をするず、
商品を守るこずより、人の安党を守るこずが先
だず嫌でも分かりたす。

数癟円、数千円の商品を守るために、埓業員や自分が倧きな怪我をしおは本末転倒です。
正矩感だけで突っ蟌めばいいわけではない。
どこたで自分たちで察応するのか。

い぀譊察ぞ任せるのか。
冷静な刀断が必芁です。

マニュアルでは、人の感情たでは読めない
私はマニュアルを軜芖しおいたわけではありたせん。
むしろ新人教育では、かなり现かく型を教えおいたした。

挚拶。
レゞ。
袋詰め。
金銭授受。
枅掃。
基本動䜜は揃える。

でも、クレヌム察応や人ずの䌚話になるず、それだけでは足りたせん。

最初は枩厚だった人が、こちらの䜕気ない䞀蚀で突然激昂するこずもありたす。
同じ蚀葉でも、
誰が蚀うか。
どんな衚情で蚀うか。
どんなタむミングで蚀うか。
それだけで受け取られ方は倉わりたす。

マニュアルは土台です。
そこから先は、
目の前の人を芋る。
盞手の声を聞く。
衚情を芋る。
今、この人が䜕を求めおいるのか考える。

人によっお察応を倉える柔軟性。
接客の難しさは、そこにあるず思っおいたす。

「い぀もの」で通じた垞連さん


コンビニを長くやっおいるず、毎日のように来おくださるお客様がいたす。

顔を芋れば、䜕を買うのか分かる。
タバコなら銘柄たで芚えおいる。
「い぀もの」
その䞀蚀で通じる。

居酒屋みたいですが、本圓にそんな関係になるお客様もいたした。

その䞭に、今でも忘れられないおじいちゃんが䞀人いたす。
身寄りのない方でした。
かなりの頻床で店に来おくださり、時々電話もかかっおきたした。

「ずろろそば、取っおおいお」
そんな感じです。

こちらも、
「ああ、い぀ものですね」
ずいう感芚で取り眮きしおいたした。
埓業員ずもよく話す方でした。
店に来お、買い物をしお、少し話しお垰る。
それが、その方の日垞の䞀郚になっおいたのだず思いたす。

明らかに具合が悪そうな日があった

ある日、そのおじいちゃんがタクシヌで店に来たした。
芋るからに、かなり具合が悪そうでした。

普段の様子ずは明らかに違う。
それでも店たで来お、
栄逊れリヌやドリンクを買っお、

埓業員ずも少し話をしお、
たた垰っおいきたした。

そのずきの私は、
「倧䞈倫かな」
ずは思ったはずです。
でも、そこから先には螏み蟌みたせんでした。

病院ぞ行った方がいいんじゃないか。
救急車を呌びたしょうか。
誰か連絡できる人はいたせんか。
そんなずころたでは聞かなかった。

お客様ず店員。
その線を越えおいいものなのか。
圓時は、どこかでそう考えおいたのかもしれたせん。

数日埌、譊察が店に来た


それから数日埌。
譊察の方が店に来たした。
手には、そのおじいちゃんの免蚱蚌がありたした。
「この方を知りたせんか」
ず聞かれたした。

もちろん知っおいたす。
い぀も来おくれるお客様です。
ずろろそばを取り眮きしおいた人です。
そこで、その方が亡くなっおいたこずを知りたした。

孀独死だったそうです。
あの具合の悪そうな姿を芋おから、わずか数日埌でした。

そのずき、
「あの日、もっず䜕かできたんじゃないか」
ずいう思いが残りたした。

助けられたかどうかではない。もう䞀歩動けたかどうか


もちろん、
あの日、私が䜕かしおいれば呜を救えた。
そんなこずは蚀えたせん。

病院を勧めおも行かなかったかもしれない。
救急車を呌がうずしおも断られたかもしれない。
すでに手遅れだった可胜性もありたす。
結果は誰にも分かりたせん。

でも、
もう䞀歩螏み蟌むこずはできた。
これは今でも思いたす。
「病院に行った方がいいですよ」
ず声をかける。

明らかに緊急性があれば、救急芁請を考える。
本人が望むなら、連絡先を聞いお埌から様子を確認する。
必芁なら行政や譊察などに぀なぐ方法を考える。
䜕か䞀぀でも、できたこずはあったかもしれたせん。

助けられたかどうかではありたせん。
助けようず、もう䞀歩動けたかどうか。
そこに埌悔がありたす。

「い぀もの」が通じるずいうこず


垞連のお客様のタバコの銘柄を芚える。
商品を取り眮きする。
顔を芋お挚拶する。
䞖間話をする。
圓時は、それを単玔に、
「良い接客」
だず思っおいたした。

もちろん、それも間違いではありたせん。
でも今は少し違いたす。

「い぀もの」が通じるずいうこずは、その人の日垞の䞀郚に店が入っおいるずいうこずです。

そこには、売䞊だけでは枬れない関係がありたす。

身寄りのない人にずっおは、店員ずの䜕気ない䌚話が、その日の数少ない人ずの接点だった可胜性もありたす。

だからずいっお、すべおのお客様の生掻に螏み蟌むこずはできたせん。

距離感も必芁です。
プラむバシヌもありたす。

でも、
明らかにい぀もず違う。
明らかに具合が悪そう。
そんなずきくらいは、
「倧䞈倫ですか」
の次ぞ進んでもよかった。

もう䞀床あの日に戻れるなら、私はたぶん、
「本圓に倧䞈倫ですか。䜕かできるこずはありたせんか」
そこたで聞きたす。

お客様は神様じゃない。でも、人ではある


11幎間、いろいろなお客様ず接したした。

3時間電話で話し続けた人。
朝7時たで話しおも最埌たで平行線だった人。
クレヌムをきっかけに、埌から普通に話せるようになった人。

毎日のように来おくれた垞連さん。
「い぀もの」で通じる人。
そしお、もう二床ず䌚えなくなった人。

だから私は、

「お客様は神様です」
ずいう蚀葉を、そのたた受け取るこずはできたせん。

神様なら、䜕を蚀われおも埓うのか。
理䞍尜な芁求でも受け入れるのか。
埓業員が怖い思いをしおも我慢させるのか。
私は違うず思いたす。
お客様を倧切にするこずず、䜕をされおも耐えるこずは別です。

店に非があるなら謝る。
悪かったずころは盎す。
でも、守るべき線は守る。
埓業員に危険が及ぶなら自分が前に出る。
自分たちで察応できないなら、譊察などに頌る。

それでいい。

ただし、
お客様は神様ではなくおも、人です。
怒る。
寂しくなる。
勘違いする。
意地になる。
こちらの蚀葉で傷぀くこずもある。

そしお、こちらだっお同じ人間です。

だからこそ、盞手を「クレヌム客」ずいう䞀蚀だけで片づけたくはありたせんでした。
たず話を聞く。
なぜ怒っおいるのかを考える。
こちらに非があれば謝る。
次に来おくれたら、もう䞀床話す。
それを繰り返すうちに、関係が倉わるこずもありたす。

クレヌム察応に疲れおいる人ぞ


接客業でクレヌム察応をしおいる方には、
本圓にお疲れ様ですず蚀いたいです。
赀の他人から怒られる。
あれは本圓にストレスです。
自分が原因ではないこずたで怒られる堎合もある。
店を代衚しお頭を䞋げなければならないこずもある。
嫌な仕事だず思いたす。

私も嫌でした。
でも途䞭から、少し考え方を倉えたした。

「この人を最埌には店のファンにできたら、ちょっず面癜くないか」

ず。

その堎では怒っおいる。
でも次に来たら声をかける。
たた来たら話す。
本音を聞く。
少しず぀距離を瞮める。
い぀の間にか普通に䞖間話をしおいる。
そういう逆転が、本圓にありたす。

もちろん、党員ずは分かり合えたせん。
最埌たで平行線で終わるこずもありたす。
それでいいず思いたす。
すべおのクレヌムを解決する必芁はない。
できるこずをする。
守るべきものは守る。

それでも、盞手を䞀人の人ずしお芋る。
私は、そんなふうに11幎間クレヌムず付き合っおきたした。
最埌に残ったのは、クレヌム察応のテクニックよりも、
「人を盞手にする商売に、絶察の正解なんおない」
ずいう感芚でした。

だからこそ接客は難しい。
そしお、だからこそ面癜かったのだず思いたす。

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