キッズあきんどカフェ。
子どもたちがつくる、1日限定のカフェ
7月23日、青空がまぶしく広がる白竜湖のほとりで、
「キッズあきんどカフェ」が開催されました。


「キッズあきんど」は、社会福祉法人みどりの町の社会貢献活動の一環として、地域の子どもたちがさまざまな体験を通して学ぶ探求プログラムです。
(社会福祉法人みどりの町のページから引用しました)
今回のテーマは、1日限定のカフェをオープンすること。
スペシャルサポーターとして、広島三育学院の生徒、そしてあゆみ作業所の皆さんも一緒に関わりました。
あゆみ作業所では、この秋にカフェ開催を予定しています。現在、企画を進めていますので、詳細が決まりましたら改めてお知らせします!
カフェオープンまでの1か月
さかのぼること約1か月前。
社会福祉法人みどりの町の職員の方から「一緒に盛り上げませんか?」と声をかけていただき、今回のプロジェクトに参加することになりました。

そこから、カフェオープンまでわずか1か月という限られた時間の中で準備がスタートしました。
顔合わせから始まった交流
1回目は顔合わせ。
プロジェクトを始めるために集まったのは、広島三育学院の生徒(チームあきんど)、地域の子どもたち、その保護者、そして運営スタッフ。

まずはお店の名前を決め、カフェで提供するメニューを提案するところから始まりました。

このお菓子をカフェメニューに使おうと思案中


最初は少し緊張した様子もありましたが、一緒に活動する時間を重ねる中で、お互いに笑顔が見れる様子があり、交流が生まれていました。
カフェづくりの準備
2回目は、実践プログラム。
当日提供するメニューは、地域の食材を使ったパフェとドリンクを提供することに決まりました。

チームあきんどの生徒が中心となり、接客マナーの勉強、チラシづくり、商品の価格決め、メニューの試作などを行いました。


また、当日に向けて子どもたちの役割分担も決定。
「自分たちのお店をつくる」という意識が少しずつ芽生えていきました。
いよいよカフェオープン!
そして迎えた開催当日。



会場には多くのお客様が来場されました。
子どもたちは、それぞれ担当した場所で接客や案内、メニューの準備、会計と、自分たちの役割を一生懸命担っていました。

子どもたち自身が見つけた成長
特に印象に残ったことが2つあります。
昼休憩のときに、午前中の振り返りをしました。
「もっと笑顔で接客したい」
「ゴミが落ちていないか確認したい」
「お客様をご案内する動線を考えよう」
子どもたちや生徒が、実際にお客様と関わった経験を通して、自分たちで気付いたことや改善点を見つけて話し合いを行いました。
誰かに言われたからではなく、自分自身の体験から「もっと良くしたい」と考える姿に、子どもたちの自主性や向上心を感じました。

ふたつ目は、地域との交流が自然に生まれていたことです。

地域住民の方をはじめ、偶然三原を訪れていた三育学院時代の同級生が立ち寄ってくれたり、福祉事業所の方との交流が生まれたりと、カフェを通じてさまざまなつながりが生まれていました。
また、何人かの地域おこし協力隊のメンバーも訪れてくださったことが、とても嬉しかったです。
以前から、福祉に関わる方々と地域で活動する人たちがつながるきっかけをつくりたいと思っていました。
今回、カフェという「人が集まる場所」があったことで、それぞれが自然につながり、新たな交流のきっかけが生まれたように感じました。
カフェという場所を通して、人と人がつながっていく様子を見ることができました。
1日限定カフェから広がる可能性
今回のキッズあきんどカフェは、1日の開催でした。
しかし、その1日のために子どもたち、学生、福祉事業所、地域の方々が一緒になって準備し、学び、交流する時間が生まれました。
障害のある方も、地域の方も、子どもたちも、同じ場所に集い、一緒に時間を過ごす。
そんな「地域でつながる場所」の可能性を感じた、貴重な学びの時間となりました。

