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ぽん太の日光街道歩き旅(完)今市宿→鉢石宿・日光東照宮

こんにちは。ぽん太です。日光街道歩き旅も10日目にしてついにゴールインの日がやってきました。昨日は宇都宮に住む友人と久しぶりに飲んだので、朝は少し遅めに起床し、JRで今市まで戻って歩き旅を再開しました。
今日はゴールまで10km程度なので、その後日光東照宮に立ち寄ります。


本日の行程


旅日記

2026年4月5日、いよいよ今日がフィナーレだ。
朝9時半頃JR今市駅を出発。今日は結構気温が上がるようなので、脱水には注意。今市駅前を抜けると、また杉並木街道がスタート。ちょうどその横に杉並木公園というのがあるので、そちらを歩くことに。

JR今市駅よりスタート


今市宿の碑


杉並木公園は右折


朝鮮通信使今市来館跡

杉並木公園には朝鮮通信使の客館跡が残されている。そういえば、東海道を歩いていた時に興津宿で朝鮮通信使のことを知った。
調べてみると、朝鮮通信使は室町時代以降、朝鮮国王が日本に派遣した使節団で、江戸時代には釜山から対馬~瀬戸内海を通り江戸まで約3,000キロメートルの行程を半年から8か月かけて12往復したようだ。時には日光も訪れており、その時の館がここ今市にあったのだ。ロマンを感じる。

朝鮮通信使のルート(上関町役場HPより)


朝鮮通信使今市来館跡


杉並木公園

杉並木沿いに公園が整備されている。水車や古民家、竹林などがあり、展望もよく、散歩にはいい道だ。

杉並木公園


展望よし


カタクリの花が見られた。


巨大な水車


古民家もある。


杉並木街道

また杉並木街道に戻り、先へ進む。石畳も整備されている。

石畳も整備されている。


日光彫


日光彫のお盆


杉並木街道を歩く


戊辰戦争の名残が残されている。


11時過ぎ、杉並木街道を抜け、国道119号と合流するが、杉並木には変わりない。

国道と合流しても杉並木だ。


街道歩き旅あるある「明治天皇ご休憩所碑」


異人石。明治時代ある外国人が、杉並木を鑑賞するために石屋に依頼して作ってもらった椅子代わりの石。

鉢石宿

日光街道の最後の宿場が鉢石(はついし)宿だ。名前の由来は、ここにある地中から露出した岩盤が鉢を伏せたような形のため、「鉢石」と言われるようになったとのことで、古来より日光山の門前町として栄えてきた。
12時前にJR日光駅につき、少し駅内をブラブラ。レトロな駅舎だ。駅前は閑散としており、むしろ東武日光駅前のほうが賑わいがある。駅前でまんじゅうを買い、少し腹ごしらえ。

レトロなJR日光駅


2階は、かつて1等客の特別待合所として使用されていた。


お土産屋が多い国道119号線


最後の宿場、鉢石


名前の由来となった「鉢石」が現存する。


レトロな電話ボックス?


神橋

ラストスパートに挑み、最終地の神橋に着いたのは13時前であった。
かつて徳川将軍もこの橋の前で駕篭から降り、自分の足でこの橋を渡り、東照宮へ参られたという。そういえば、甲州街道も最終地は諏訪大社(下社秋宮)前であったのを思い出した。
さて、日光街道は距離が短かったせいか東海道や甲州街道の時ほどの感動はなかったが、これで五街道中、3つの街道を完歩したことになる。我ながら自分を褒めてやりたい。

神橋


12:50、ゴールイン!


男体山も「よくやった」と言ってくれてるようだった。


日光東照宮

その後、日光東照宮を参拝。ぽん太は学生時代、自転車で群馬県沼田から金精峠を越えて日光東照宮に立ち寄ったことがあるが、実に約40年ぶりの訪問だ。日光東照宮は、ぽん太が下手な解説をするまでもなく、徳川家康を祀った神社で、三代将軍家光によって現在の豪華な佇まいとなり、1999年にはユネスコ世界遺産にも登録された。この日も海外からの多くの観光客が訪れていた。

東照宮前。インバウンドの外国人観光客が多い。


苔むす常夜燈に目が留まる。


有名な三猿の彫刻。「見ざる、聞かざる、言わざる」


鳥居も徳川家の葵の家紋だ。


豪華絢爛な陽明門


唐門。確かに中国っぽい。


眠り猫の彫刻


そして東武日光駅から特急スペーシアで帰路につく。


おわりに

日光街道歩き旅は2025年10月からスタートし、10日で、総歩数約32万歩、約190km(1日平均19km)歩きました。だんだん一日あたりの距離が伸びてきています。ただ自分の気持ちとしては、日光街道は次の奥州街道とセットで、白河まで行ってようやく本格的なゴールインとなろうかと思っていますので、あんまり歩き終えたという実感がなかったのかもしれません。

さて、個人的に日光街道を歩いてみての感想ですが、

  • 街道歩きを初めてされる方には最初のコースとしては距離的にも、難易度的にもお手頃に思う。

  • 山道はなく、基本的には平たんな道(後半はやや登り)であった。

  • 一里塚は小金井の一里塚は圧巻。また、宇都宮から先には両塚とも残っているものが多く現存しており、東海道や甲州街道よりも保存状態がよい。

  • 松並木は草加松原が素晴らしい。自治医大あたりにも若干あるが、それ以外はあまり見当たらない。むしろ宇都宮以北の杉並木が半端ではない。日光街道の魅力は、この杉並木にあると言ってもいいくらい。

  • 山の展望は、筑波山、日光連山など楽しめる。

  • 宿場町としては、越ケ谷・春日部・杉戸・栗橋・古河あたりは歴史的な建造物が多く残されており、宿場町の雰囲気を感じることができる。

  • そのほか名所としては、少し街道から外れるが、西新井大師、幸手権現堂の桜並木、古河公方公園、渡良瀬遊水池、三県境(埼玉県・栃木県・群馬県の三県の県境)、小山評定跡、大沼公園などの寄り道も楽しめた。

  • ただ東海道・甲州街道と比べると旧道ルートが少なく、基本的に国道4号線を歩くため、交通量があり、少々歩きづらかった。

という感じでしょうか。
いずれにせよ、三つの街道を歩いてみて、街道ごとにそれぞれ味わいがあることが発見できました。やはり自分の足で歩いてみないとわからないことが多いものです。

日光街道のコース(旧街道ウォーク人力HPより加筆)

参考文献等

今回も旅のガイドブックとして、八木牧夫著『ちゃんと歩ける日光街道・奥州街道』(山と渓谷社)にお世話になりました。

その他、YouTube動画では、下記動画を参考にさせていただきました。



次回以降は、宇都宮から奥州街道に移り、福島県白河宿を目指します。
引き続き、ご笑覧いただければ幸いです。
それでは皆さん、ごきげんよう。

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