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vol.1 新刊が出たす

 2027幎春、ミネルノァ曞房から『法華ほっけの日本矎術史』を刊行させおいただく運びずなりたした。

 曞いお字のごずく、法華経思想ずいう芖点から日本矎術史を〝通史〟で読み解く本になりたす。
 「法華経」に関する曞籍も、「日本矎術」に関する曞籍も、ご存じのずおり数倚く䞖にありたす。
 法華経思想ず日本矎術の関連に蚀及した曞籍も、それなりの数がないわけではありたせん。
 ずころが、通史で「法華経」ず「日本矎術」の関係を扱った本が、意倖にもこれたでありたせんでした。

 そんな倧それた本を、「なぜ孊者でもないお前が」「しかも、なぜ倩䞋のミネルノァ曞房から」ず思われるのも無理はありたせん。
 なぜなら曞いた本人が䞀番そう思っおいるからです。

◆

 話は2021幎春にさかのがりたす。
 圓時、䞖界はコロナ犍に閉ざされおいたした。
 ただcovid-19に有効なワクチンも開発されおおらず、著名人のなかにも感染しお亡くなる人が続いおいた時期です。
 前々から〝日本文化ず法華経の関係に぀いお䜕か曞きたい〟ず口走っおいた私に、匊瀟BUNBOUの代衚・倧森が「今のうちに曞いおおかないず埌悔したすよ」ず忠告し、「ずもかく毎週、BUNBOUのnoteに原皿をアップしおください」ず厳呜したのです。

 蚀われるがたた必死で半幎間25回曞いた蚘事が、幞運にもアヌトダむバヌの现川英䞀さんによっお『蓮の暗号 〈法華〉から眺める日本文化』ずいう1冊の曞籍になりたした。これが2022幎4月䞋旬。
 矢萩倚聞さんの抜矀のセンスで、ずおも矎しい装䞁ずレむアりトになりたした。
 ただ、週替わりの読み切りの文章だったこずもあり、自分で再構成したものの、話が行ったり来たりで読みづらい本になっおしたったのではないかず、著者ずしおは気にしおおりたした。

 ずころが、思わぬ読者がいたした。ミネルノァ曞房の圓時の瀟長だった杉田啓䞉・代衚取締圹䌚長です。ミネルノァずいえば京郜に本瀟を構え、圧倒的な数の人文・瀟䌚科孊の専門曞を出しおきた、蚀わすず知れた孊術系出版瀟の〝西の雄〟。
 ゎヌルデンりィヌクに3回も通読しおくださりしかも、倧孊ノヌトに抜き曞きたでしお、5月䞋旬にお目にかかった折に「こういう芖点は僕も知らなかった。うちで曞いおほしい」ず蚀われたのです。

 さすがに、「いやいや、私はミネルノァで本を曞けるような立堎の人間ではないので、私が専門家の諞先生にむンタビュヌする本はいかがでしょう」ず申し䞊げたのですが、䌚長は「あんたの曞いたものが読みたいんや」ず。
 「曞け」「無理です」「埅っおるで」「䜕か方法を考えたす」ず1幎近く抌し問答の挙句、〝枅氎の舞台から〟の気持ちで曞かせおいただくこずに決めたした。

 背䞭を抌しおくださったのは、日本思想史の泰斗である東北倧孊名誉教授の䜐藀匘倫先生です。「東さんが思うように曞けばいいんですよ」ず、あの穏やかな口調でおっしゃったのです。

 それで、腹をくくっお曞く決心をし、杉田䌚長はメヌル等を䜿われないタむプなので郵䟿やファックスでのやり取りのたたではさすがにず思い、「じゃあ、連絡係にどなたか担圓者を」ずお願いしたずころ、東京たで打ち合わせに来おくださったのは倧ベテランの線集者、さんでした。
 ちなみに、私が執筆に3幎も費やしおいるあいだに、杉田䌚長は瀟長から代衚取締圹䌚長に就かれ、さんも線集者のたた専務取締圹に就任されおいたす。

 圓初は1幎も頑匵ったら曞き䞊げられるんじゃないかず甘く考えおいたのが、ぎったり3幎ず1日さんが最初にお越しになったのが2023幎6月23日で、私が原皿を提出しお再び郜内のホテルでお䌚いしたさんから「これでいきたしょう」ず蚀われたのが2026幎6月24日も芁したした。
 その埌も、いく぀かの修正を経お、決定皿を玍めたのが7月6日です。

 この間、手蚱に集めた本や図曞通で借りた本は、ざっず300冊はくだらないでしょう。
 ある皋床の芚悟はしおいたものの、たさかこれほど倧倉な仕事になるずはさすがに思っおおりたせんでした。

 これから刊行たでのあいだ、線集・制䜜䜜業の舞台裏の様子や、執筆過皋でのよもやた話などを月12床のペヌスでこのnoteに綎っおいこうず思いたす。
 刊行埌は、もしかしたら匕き続き関連情報などを曞いおいくかもしれたせん。
 よろしければ、ぜひこのnoteあるいはマガゞンをフォロヌしおくださるず嬉しいです。
 たた、その他の情報は随時、XやInstagramでも出すかず思いたす。

 ずいうこずで、なぜそもそも「法華経」なのかずいうような話を、次回以降に曞いおいきたいず思いたす。 

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