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弁護士に断られても、まだ道はある——月に一度、恵比寿で話を聞いています

夜中の二時、明日の支払いのことを考えている。電卓を何度叩いても、足りない数字は変わらない。家族はもう寝ていて、誰にも言えない。メインバンクの担当者の顔が浮かぶけれど、明日あの人に何を言えばいいのかも、わからない。

もし、いまのあなたがそんな夜を過ごしているのなら、この文章は、あなたに向けて書いています。

私はこのアカウントで、資金繰りや事業再生の話を書き続けてきました。匿名で書いているのは、匿名だからこそ書ける本音があるからです。けれど、画面の向こうにいるあなたが本当に追い詰められているとき、文章だけでは届かないものがあることも、わかっています。だから、月に一度だけ、直接話せる場所をつくることにしました。今日は、その話をさせてください。

なぜ、普通の相談先では救われないのか

あなたはきっと、もういろんなところに相談しようとしたはずです。

銀行に行けば、担当者は以前より事務的になっていて、昔は気軽に顔を出していた支店長も、もう出てこなくなった。あなたは「見放されたのかもしれない」と感じる。でも、これには理由があります。銀行の中では、あなたの会社の信用格付けはすでに下がっていて、追加で貸せるかどうかも、返済条件を変えられるかどうかも、目の前の担当者ではなく、その上の決裁ラインで決まっています。担当者は、本当はあなたに同情していても、立場上「もう難しいです」とすら、はっきりとは言えない。だから言葉を濁す。あなたはその曖昧さの前で、よけいに不安になる。

弁護士に相談して、断られた人もいるかもしれません。しかも、理由をちゃんと教えてもらえなかった。本当のところ、破産の費用すら出せない状態だと、弁護士にとっては引き受けにくい案件になってしまうことがあります。整理して分けられる財産がきれいに残っているわけでもない。だから、入口で断られる。あなたは「もう専門家にも見捨てられた」と感じてしまう。

でも、断られたことと、もう道がないことは、まったく別のことです。私は銀行にいたころ、内側から、追い詰められていく会社を何社も見てきました。そして、本当はまだ救えたかもしれない会社が、ただ相談する場所がなかったというだけで、静かに消えていくのを、何度も見てきました。あのときの無力感が、いまの私の原点になっています。

月に一度、恵比寿で。話を聞く場所をつくりました

形は、できるだけシンプルにしました。

毎月第一日曜日の午後一時から三時まで、恵比寿で開きます。前半は、第二会社方式という、事業再生の基本的な仕組みを、できるだけかみくだいてお話しします。「会社をたたむか、続けるか」の二択しかないと思い込んでいる人が多いのですが、実際にはその間に、いくつもの道があります。まずはそれを知ってほしい。後半は、あなた自身の状況についてのQ&Aの時間です。一般論ではなく、あなたの会社の数字と事情に即して、いま何を考えればいいのかを一緒に整理します。

費用はかかりません。無料です。

そして、毎回三社だけに限定しています。理由は単純で、一社ずつ、ちゃんと話を聞きたいからです。大人数を集めて一方的に話す会にするつもりはありません。追い詰められているときに本当に必要なのは、立派な講義ではなく、自分の事情をちゃんと聞いてもらえる時間のはずだと、私は思っています。三社という人数は、その時間をきちんと確保できる、ぎりぎりの数です。

来る前に、不安に思っていることについて

匿名のアカウントがやっている集まりに、わざわざ足を運ぶのは、不安だと思います。だから、先に正直にお伝えしておきます。

この場で、何かを契約させるようなことはしません。再生支援の営業をかける場でもありません。まずは話を聞いて、いまのあなたに何ができるのかを一緒に考える。それ以上のことは、あなたが望まないかぎりやりません。

会社名や立場を、その場で根掘り葉掘り聞くこともしません。話せる範囲で話してくれれば十分です。

そして、当日あなたと向き合うのは、私たちタンデムの代表で、社長の岡です。匿名の相手に会いに行くのは怖い、と感じるのは当然のことです。だからこそ、ちゃんと名前と立場のある人間が、責任を持って、あなたの正面に座ります。

参加された方への、個別面談

会に参加された方には、後日あらためて、三十分の個別面談の時間をご用意しています(事前予約制)。二時間の場では話しきれなかったこと、人前では言いにくかったことを、一対一で、落ち着いて話せる時間です。ここで初めて口にできることが、たいてい、いちばん大事なことだったりします。

参加の申し込みについて

ご参加を希望される方は、こちらのお問い合わせフォームから「無料相談会 参加希望」とご連絡ください。

会場は、お申し込みいただいた方にだけ、個別にお伝えしています。非公開にしているのは、もったいぶっているわけではなく、来てくださる方が、人目を気にせず安心して話せる場所にしたいからです。

毎月三社だけなので、埋まってしまうこともあります。もしいま、冒頭に書いたような夜を過ごしているのなら、迷っているうちに状況が動いてしまう前に、一度、声をかけてください。

断られても、まだ道はあります。その道を、一緒に探す場所として、ここを使ってもらえたらと思っています。

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