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シルクロード逃避行-19 パキスタン編 ラカポシBCトレッキングへ

カリマバードへ帰還

パスー氷河トレッキングを終えた我々の次の目標はラカポシBCトレッキングだ。まずは拠点の村ミナピンを目指してパスーを出発する。ヒッチハイクでカリマバードへ向かった。

ミナピン村へ行く前にまずは寄り道。カリマバードの南方にあるホッパー氷河へ。カリマバードのメインストリートからナガーカズ村へ行く乗り合いバンに乗り、終点でバイクタクシーに乗り換えた。小さな村なのにバス停周辺には何台もバイタクやタクシーがいた。

ホッパー氷河

ホッパー氷河も圧巻だ。しかもここは氷河まで下る道がある。アップダウンがしんどいので下りなかったが、氷河に触れるのも面白いかもしれない。

ホッパー村とウルタル峰

氷河の周りには何軒も宿があるので、値段交渉をして宿泊した。翌朝は快晴。氷河から振り返ると、美しいウルタルの姿があった。ホッパーの村ものどかで平和。ここに長期滞在してひたすらのんびりするのも楽しそう。

お昼頃にカリマバードに戻り、ヒッチハイクで一路ミナピンへ。翌日日帰りでベースキャンプまで往復する予定なので、今夜はミナピンに宿を取る。行動食や水分を買い込んだ。

青く美しいハトがいた

トレッキング当日。早起きをして朝6時半に出発した。今日も快晴で気持ち良い!を通り過ぎて暑い!
登り始めてすぐに急登が待っていた。体力を消耗しないようにゆっくり進んでいく。

雲ひとつない快晴

途中に夏だけ人が住んでいるあろう石造りの住宅地、のようなものがあったのだが、そこの住人に招待されチャイを頂いた。このチャイに使われているミルクはなんと搾りたての新鮮なものだ。これがひたすらに美味しかった。新鮮なミルクだとこうも味が良くなるのか。

チャイ!
松ぼっくり!

ネパールでエベレスト街道×2、アンナプルナBCのトレッキングを経験した私としたことが、なかなかペースが上がらない。途中のハパクンというキャンプ地に着いたのは出発から4時間近く経ってのことだった(?)

急に視界が開ける

そこからまた急登をひたすら登るとやっとラカポシが頭を覗かせる。ラカポシを前にしてテンションを上げた私たちはスピードを上げていく。そして坂を最後まで登りきるとこの景色だ!!

圧巻の氷河!奥の山はディラン

あまりの暴風に立つのも大変だが、これまでに見た事のない規模の氷河を目の前にして、動けなくなった。30分はここで写真を撮ったり景色を眺めたりしたと思う。ここまで来るとベースキャンプは目と鼻の先だ。

ちなみにベースキャンプには季節限定で食事&宿泊が出来るキャンプが立っている。昼食を持ってきていなかったので、このテントで食事を頂いた。めちゃくちゃ美味かった。

ランチ

ベースキャンプの隣には丘のように盛り上がったモレーンの端部分があり、そこからも氷河を一望できた。あまりにも美しすぎる。

BCキャンプでダラダラしすぎた我々は、日が暮れる前にと急ぎ足で下山した。疲れた!!

もちろんトレッキングはこれで終わりではない。我々は翌日ミナピンを発ち、ギルギットを経由してフェアリーメドウへと向かった。

ギルギットの磨崖仏 

フェアリーメドウへはお馴染みのジープでデスロードを進むことになる。値段は固定価格なので交渉の余地はない。この時点で帰りのジープを予約することになるので、帰りの日程も決めておかなければならない。

ジープ乗り場
こんな所に村が!

ちなみにジープはめちゃくちゃに悪路だ。ありえないほどに揺れながら崖っぷちを進んでいく。いかにも地元のおっちゃんみたいな人が華麗なハンドル捌きを見せてくれる。ジープで進める距離は限られており、ジープを降りたあとはトレッキングだ。馬もいるのでお金を払えば乗れる。

既にナンガ・パルバットが顔を出している

フェアリーメドウまでのルートはラカポシBCトレッキングに比べればかなり楽だった。

美しいフェアリーメドウ

フェアリーメドウ、綺麗!でもロッジが多すぎる!ここフェアリーメドウでも過剰な観光開発が進んでおり、乱立するロッジが景観を破壊している。この数はどう考えても需要を上回ってないか?

我々が選んだ宿には賢い犬がいた。人間みたいな表情をする面白い奴だった。

夕暮れのナンガ・パルバットも美しい。夜はもっと美しい。こんなにロッジがあるのに夜はほとんど真っ暗で、肉眼で天の川が見えた。数日前に見たパスー村でのそれよりも見える星の数は多かった。

天の川

翌日は相方を一人残し、一人でナンガ・パルバットBC方面へトレッキングした。途中大きなキャンプ地があるのだが、そこからの景観があまりにも美しく、しかもフェアリーメドウよりもロッジの数も観光客の数も極めて少ないので、こっちが本当の桃源郷なんじゃないかと思った。フェアリーメドウまで行くのならここもぜひ行ってみてほしい。

一人でのトレッキングはアドレナリンがガンガンに出るので、休憩も無しでずっと前へ進める。Maps.meの所要時間よりも大幅に短いタイムで、ナンガ・パルバットがよく見えるジャーマンビューポイントへ到達した。ここからBCまで進んでも景観が変わりそうになかったので、ここで写真を撮って引き返すことにした。

美しきナンガ・パルバット

ここまで来るとナンガ・パルバットがかなり近い。歩いてきて良かったと心の底から思った。自分以外誰もいなかったので大声で熱唱してダンスを踊った。

近い!

帰りは何故か予約したジープが来ていないトラブルがあったものの、何とかギルギットまで辿り着いた。あまりの満身創痍で、宿に着いた瞬間ベッドにダイブした。疲れた!!!!!

スワート編へ続く…


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