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建築家として、時間と暮らしを記録する|新しいプロフィール

以前、自己紹介の記事を書きました。

その時から少し時間が経ち、このnoteで書いていることも、少しずつ変わってきました。

建築のこと。 日本と韓国の住まいのこと。 暮らしの中にある小さな違和感のこと。 そして最近は、「時間建築論」という言葉を通して、建築と時間の関係について考えるようになりました。

そこで、今の自分の活動に合わせて、あらためてプロフィールを書いてみようと思います。



日本生まれ、韓国在住の建築家として


福島県出身です。日本大学工学部建築学科を卒業後、建築設計の実務に約30年携わってきました。

日本での経験を経て韓国に拠点を移し、現在は住宅、共同住宅、公共施設、商業施設など幅広い用途の設計に携わっています。

建築の仕事は、図面を描くだけでは終わりません。敷地を見ること、光や風を読むこと、人の暮らし方を想像すること、制度や法規を確認すること。そして、そこに住む人の時間を考えること。

日本と韓国の両方の現場や暮らしを見てきた中で、住まいというものは単なる建物ではなく、その土地の文化や価値観を映すものだと感じてきました。玄関のあり方、収納の考え方、家事動線、バルコニーの使い方。ひとつひとつは小さな違いに見えても、その奥には暮らし方の構造があります。

このnoteでは、そうした違いを、建築家の視点から記録しています。


図面では描けないものを、言葉で描く


光の入り方。風の抜け方。夕方の廊下に落ちる影。雨の日の玄関の匂い。

そうしたものは、図面には描ききれません。もちろん寸法や構造、納まりは建築に欠かせないものですが、実際の暮らしの中では、図面に描かれていないものが空間の印象を大きく左右していることがあります。

なぜ、この場所は落ち着くのか。なぜ、この窓から見える景色に気持ちがゆるむのか。

そういう感覚を言葉で描くこと。それが、このnoteでやってみたいことのひとつです。


このnoteで書いていること


時間建築論

建築は、完成した瞬間にすべてが決まるものではありません。朝の光、季節の変化、住む人の記憶、素材の経年変化。そうした時間の積み重なりの中で、空間は少しずつ意味を持っていきます。

家は、完成した日に完成するのではなく、暮らしの中で少しずつ育っていく。そんな考え方を、私は「時間建築論」と呼んでいます。

▶︎ 代表記事:時間建築論について
▶︎ マガジン:時間建築論|記憶を編む空間

日本と韓国の住まい・建築文化

韓国の住宅にある多用途室、キムチ冷蔵庫の置き場、バルコニーの使い方、アパート文化の強さ。一見小さな違いに見えるものの中に、その国の暮らし方や価値観が表れています。
単なる比較ではなく、暮らしの構造として見ていきたいと思っています。

▶︎ 代表記事:住文化シリーズより
▶︎ マガジン:建築家が見る「住文化」シリーズ

建築家の設計メモ

図面、納まり、素材、光、動線、外構、水盤、行政との調整。設計の裏側にある判断を、実務に近い視点から書いています。実務に踏み込む内容のため、一部は有料公開です。

▶︎ マガジン:建築家の設計メモ

建築家の休憩室

専門的な建築論というより、日常の中でふと気づいたことを建築家の視点で考えてみる、少し軽やかなシリーズです。

▶︎ マガジン:建築家の休憩室|実務と日常の思考録


主にこの4つのテーマを中心に書いています。それ以外にも、日々の中で生まれた記事を少しずつ公開しています。


有料記事について


長く自分の中で育ってきた問いや、設計実務の中で見えてきたことは、有料記事として公開することがあります。

  • 設計現場での判断プロセスの記録 (建築家の設計メモ)

  • 「時間建築論」の書き下ろし・完全版

  • 制作中のAI建築イラストの試行錯誤メモ

  • 執筆途中の、まだ整理しきれていない思考

無料でも有料でも、誠実に書くこと。それだけを基準にしています。


メンバーシップ「時間の読書席」

月額500円(初月無料)**で、次の4つのマガジンをお楽しみいただけます。

  • 「建築家の思考ノート」(メンバーシップ限定マガジン)
    設計現場での判断プロセスや、制作中のAI建築イラストの試行錯誤など、完成した記事になる前の思考や小さなメモを共有しています。今後も随時追加していく予定です。

  • 「時間建築論」
    建築を、時間、記憶、暮らし、素材、光、風景などから考える連載です。有料記事を含むすべてのコンテンツを、追加料金なしでお読みいただけます。

  • 「日本の住宅メーカーは、なぜ韓国で定着できなかったのか」
    日本の住宅メーカーが韓国市場で定着できなかった背景を、市場構造、制度、住文化、資産価値の違いから検証した全6回の専門シリーズです。

  • 「韓国の建築現場に残る日本語――言葉が語る日韓建築史」
    韓国の建築現場で今も使われる日本語由来の専門用語を手がかりに、技術、制度、職人文化に刻まれた日韓建築の歴史をたどる全4回のシリーズです。

今回追加した2つの専門マガジンに収録されている記事は、個別の有料記事としても引き続き購入できます。メンバーシップに参加されている方は、加入期間中、追加料金なしで全編をお読みいただけます。

これら以外のマガジン――「建築家の休憩室」「建築家が見る住文化シリーズ」「読書記録」などは、これまでどおり無料で公開していきます。

▶︎ メンバーシップ「時間建築室」が、少し気になっている方へ

▶︎ メンバーシップ「時間建築室」


AIの利用について


文章を書くうえで、AIも使っています。ただし、最初の違和感や問い、書きたいと思う核になる部分は自分の中から出てくるものです。AIは、それを整理したり構成を確認したりするために使っています。

最終的に一字一句を確認し、これは自分の言葉として出せるのかを判断するのは自分です。便利だから使う、でも任せきるわけではない——そのスタンスは変えていません。


最後に


これからも、建築、暮らし、時間、そして日本と韓国の住文化について書いていきます。無料の記事も、有料の記事もあります。短い記事も、長い記事もあります。

けれど、どの記事にも共通しているのは、できるだけ誠実に書きたいという思いです。

日韓建築・住宅・市場調査に関する相談記事も公開しており、「noteマネー」など、note内の企画でご紹介いただいています。

関心の近い方は、ぜひフォローしてお読みください。また、もう少し深く、静かに建築や時間について共有する場所として、メンバーシップ「時間建築室」も開いています。


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最終更新:2026年8月21日

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