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私的映画録…「コットンクラブ」 1985年 [映画感想文]

あちこちでいろいろな文章を書いたり、本を出したり、セミナーで話したり、Web関連を中心としたPRのディレクションをしたり、音楽作品を出したり、アーティスト紹介サイトの運営をしたり、うさぎの動画を作ったり…なんてことをしているけれど、そのどこでも書けていない、これまでに観た映画等の感想でも書いておこうかと書き始めた第138弾。

今回は、この時代のニューヨークに興味を持つきっかけになった映画「コットンクラブ」のお話。

先に書いておくと、原則としてネタバレとかまったく気にせず書いているので、まだ観てない方やネタバレが気になる方はお読みにならない方がいいかもと思います。

ちなみに先に言い訳しておくと、この感想もだいぶ前に書いているものをちょっとなおして載せているので、まさに今の情報とは違っていることもあるかもしれませんので、そういった点もお許しください(毎回冒頭から言い訳が多い)。


公開:1985年3月2日
監督:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:ウィリアム・ケネディ、フランシス・フォード・コッポラ
原案:ウィリアム・ケネディ、フランシス・フォード・コッポラ、マリオ・プーゾ
原作:ジム・ハスキンス
製作:ロバート・エヴァンス
製作総指揮:ダイソン・ラヴェル
出演者:リチャード・ギア、グレゴリー・ハインズ、ダイアン・レイン、ロネット・マッキー、ニコラス・ケイジ、アレン・ガーフィールド、等
製作:アメリカン・ゾエトロープ、プロデューサーズ・セールス・オーガニゼーション
配給:オライオン・ピクチャーズ、松竹富士

この映画を初めて観たのは高校時代。
高校生の自分にとって、この作品で描かれている、禁酒法時代の、ジャズの黎明期の、どこか危険な雰囲気と、その中で自分を見つけて成り上がろうとする若い世代の物語がとてつもなく刺激的で、この後しばらくの間やたらとデューク・エリントンをはじめとするスウィングっぽいものにハマっていた。

だってコルネットを吹くリチャード・ギアさんなんてもう、超かっこいいでしょ。
まぁ正直あのトランペットのように見えるけど違う楽器でコルネットなんてものがあるということをこの映画で知ったんだけどね。
いやぁ本当にかっこよかった。
そしてなんといってもグレゴリー・ハインズさんのタップだ。
役としてもタップの名手としての出演だったけれど、そもそもご本人がリアルにタップの名手だという。
実際この作品で観せられるタップの見事さはそれだけでもこの作品を観る価値があると思えるものだった…いや、これも真似しようとしたけど、結局なにをどうしたらあんなステップになるのか皆目見当がつかなかったなぁ。

とまぁ、この映画の素晴らしさはほぼほぼコットン・クラブ内のショーのシーンによるところが大きい。
つまりストーリーはまぁね…あまり期待しない方がいいよと…そんな感じかと。
しかしショーのシーンはとんでもなくすごいし、この手の映画にありがちな当て振りの下手さなんてまったく気にならない完成度だから、とにかくあの時代のあの空気感を感じたければ、最高の作品と言っていいと思う。

アメリカって、「ドリーム・ガールズ」とか「グレン・ミラー物語」とか、その時代その時代を描いてみせる映画がうまいよなぁ…。
そういう作品を観るたびに、自分に新しい知識が増えたり、体験が増えるような気がしてうれしい。

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