⏹️ 小倉色紙─㊽『風をいたみ』 🌿
🌊 砕けるのは波か、それとも心か──
「ひとり砕ける恋」💖
はじめに・・・
✦「小倉色紙」とは「小倉山荘 色紙和歌」と
いう「小倉百人一首」の原点を指します🤗
✦ 京都嵯峨野に営まれた小倉山荘を飾る為に 依頼を受けた藤原定家が色紙100枚に和歌を 書いて、障子に貼ったものと言われます。 小倉山荘にあったことから「小倉色紙」と 呼ばれています。📜
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⚜️ 百人一首 第48首は・・・ 源重之
(みなもとのしげゆき) 🌿
人を好きになることは、
時に喜びよりも、苦しみを連れてくる。
会えない。
想いは届かない。
それでも、忘れることができない。
周りの人は、
何事もなかったように笑っている。
季節も変わる。
日々も流れていく。
けれど、自分の心だけが、
同じ場所で立ち止まり、
ひとり傷つき続けている。🤷♀️
そんな夜はないだろうか。🌠
千年以上前。
その苦しみを、
荒々しい海の姿に重ねた歌人がいた。🌊
百人一首 第48首。
作者は、源重之(みなもとのしげゆき)。
繊細な感受性を持ち、自然の姿の中に
人の心を映し出した名歌人である。🌈
🌺 百人一首 第48首
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❖ 風をいたみ
岩うつ波の 🌊
おのれのみ
くだけてものを
思ふころかな ♬
(源重之・第48首)
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📜 解説
✦ 風が激しく吹き、岩に打ちつける波が、
自分だけ砕け散るように、私ひとりが
苦しい思いに沈んでいることだ。🌊😔

🌿 源重之という人
源重之は、
平安時代中期に活躍した歌人であり、
三十六歌仙にも数えられる人物である。
華々しい出世を遂げたわけではない。
しかし、和歌の才能は高く評価され、
『古今和歌集』をはじめ、数多くの
勅撰和歌集に作品が選ばれている。
彼の歌には、自然を描きながら、その奥に
人間の感情を映し出す美しさがある。
🪷 春の花。秋の月。吹く風。流れる水。💧
その一つひとつの景色の中に、
人の喜びや悲しみを見つめていた。👁️
だからこそ、彼の和歌は千年の時を越えて、今なお私たちの心に響くのである。⚡️

🌊 砕ける波に託した心
この歌の主人公は、波である。🌊
強い風に押され、岩に打ちつけられ、
砕け散っていく波。しかし、
本当に砕けているのは、波ではない。
恋する人の心である。💖
相手は平然としている。周囲も変わらない。けれど、自分だけが、
どうしようもなく苦しい。
⚜️「おのれのみ」
という言葉には、
誰にも分かってもらえない孤独がある。🌿
誰かを責めるわけでもない。
運命を呪うわけでもない。
ただ、ひとり胸の中で砕けていく。
それが、この歌の切なさなのである。💖
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🪭【今日の短歌】 ❀❀❀✿❀❀❀✿❀❀❀
❖ 岩に散る 波のしぶきの 白きほど
胸の想ひは なお深くなる 🌊
── 霞の式部
✦ 砕ける波は・・・
消えてしまうためにあるのではない。
その一瞬、白く輝くためにある。
✦ 人の想いもまた、苦しみの中で、
より深く、より美しくなっていく。

📜 平安人が見ていた「無常」
仏教では、この世のすべては移ろうという。
花も、月も、命も、恋も、永遠ではない。
だからこそ、人は苦しむ。
しかし、だからこそ、
今という瞬間は美しい。
平安の人々は、
自然の中にその真理を見つめていた。
砕ける波も、消えてなくなるものではない。また海へ還り、再び波となる。
悲しみもまた、
やがて人生の深みとなっていく。
それが、「もののあはれ」であり、
日本人が大切にしてきた心だった。🫶

💫 現代へのメッセージ
誰にも言えない苦しみ。
ひとりだけ取り残されたような夜。🌠
相手は普通に暮らしているのに、
自分だけが心を痛めている。
そんなことが、人生にはある。
でも、砕ける波が美しいように、
傷ついた心もまた、人を優しくする。
・苦しんだ人ほど、人の涙に気づける。💧
・悲しみを知った人ほど、人に寄り添える。
だから、今のその想いも、
決して無駄ではない。
⚜️ それは、あなたの心を深くするための、
静かな海の時間なのかもしれない。🧭

🍃 結び
風は止まない。波は砕ける。🌊
人の心もまた、揺れ続ける。💖
けれど、海が波を生み続けるように、
人は何度でも、誰かを想い、誰かを愛し、
そして成長していく。
千年前。
源重之が見つめた荒海は、今もなお、
私たちの胸の中にある。
砕ける波の音は、悲しみの音ではない。
⚜️ それは、誰かを深く愛した人だけが知る、
心の響きなのかもしれない 🤗🍀✨️

❀❀❀✿❀❀❀✿❀❀❀ 【締めの短歌】
❖ 砕けても 海へ帰りて また寄する
波のごとくに 人は愛する ❤️
──霞の式部
❀❀❀✿❀❀❀✿❀❀❀
✍
『稚拙な短歌に、今日もそっと
🍃 耳を傾けていただき〜
誠にありがとうございます』 🙇♀️
✺✺✺
❇️ 貴方との繫がりを大切に〜感謝です 🤗
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