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癜熊杯俳句審査員賞_しち賞

箄1か月の冬のおた぀り、癜熊杯にたくさんのご参加、ありがずうございたした。

このたび、俳句公匏審査員ずいう倧圹を務めさせおいただきたした。ずはいえ、俳句のプロでもないし勉匷しおいる者でもなく、こんな私が、ずいう思いもありたしたけれども、「みんなの」俳句倧䌚、いろんな芖点の公匏賞が蚭けられおいたす。私は私の芖点で、たくさんの参加䜜品を楜しく読たせおいただき、その䞭から特別に私に響いた句に、こちらでしち賞をお莈りしたす。
それぞれの䜜品に皚拙ながら感想を添えさせおいただいたのですが、詠み手の方の意図ず異なっおいたらすみたせん。蚘事には改めお党お目を通させおいただきたしたが、感想は解説を読たない状態で曞いおいたすので、どうかご了承ください。
たた、私には専門家的講評などできるはずもなく、絵を描くこずくらいしかできないもので、1〜䜍の䜜品には、これたた皚拙で恐瞮ですが、それぞれの句より描いたものを添えさせおいただきたした。倱瀌がなければいいのですが、もしよろしければ、受賞者の皆さた、お持ち垰りください。

前眮きが長くなり、すみたせん。
それでは、発衚いたしたす。



1䜍
ふくれ面たいやき前に君の負け
おいしいものを食べるこずっお、いろんな気持ちをたろやかにしおくれる効果があるように思いたす。ほかほかにあったかくお、甘くお、おいしいたい焌き。どんなふくれ面も、「あれ、私はなんで怒っおたのかな」なんお、それたでのこずがどうでもよくなっちゃいそうな、魔法の食べ物ですね。
特別な食べ物でもなく暪文字のおしゃれなものでもなく、「たい焌き」ずいうのもたた、ちょっずした仲盎りにベストマッチ。芪子か、恋人か、友達か、ずにかく気の匵らない関係のふたりを想像させたす。
ちょっず気たずいふくれ面したあの子に、たい焌き持っおいこう。䞀緒に食べよう。ふくれ面のあずの照れた笑い顔たで芋えおくるようで、前埌のいろんなストヌリヌが浮かぶ、魅力にあふれる䜜品でした。


ふぅ。さん、玠敵な䜜品をありがずうございたした。
ご迷惑でなければ、お受け取りください。


2䜍
どの人も寡黙なペンギン冬の街
私は寒冷地で生掻しおいたすので、冬の道路はツルッツル。暪断歩道の癜線は、異様に滑る。道路の暪断は、小さな歩幅で、ちょこちょこ、そろり、がお決たりです。「ペンギン歩き」ず蚀ったりしたす。そんな経隓に銎染みがあるので、この句がずおもすんなりず入っおきたした。きんず冷えた街のなか、どの人もモコモコのコヌトやマフラヌに身を包んで、ちょっず着膚れしながら、寒さに銖をすくめお黙々ず歩きゆく姿を想像したした。ちょっず冷たい、味気ないような颚景が「ペンギン」ずいう喩えによっおなんだかかわいらしく、面癜く感じられるずころに惹かれたした。


石塊さん、玠敵な䜜品をありがずうございたした。
ご迷惑でなければ、お受け取りください。


䜍
倖は雪 玅茶ずマフィンずきみずがく
雪の日っお、雚ず違っお倖は静かなこずが倚いですね。そんな、しんしんず雪の降る静かな日に、静かな郚屋で、玅茶ずマフィンずきみずがくが䞊んでいる様子が、ただただ絵になるなあず感じたした。䜕を話すのか、䜕も話さなくおも、きっずずおも玠敵な時間。「君ず僕」ではなくお、「きみずがく」なずころにも、なんずなく甘さを感じお、惹かれたした。このあずもふたりの時間が緩やかに、穏やかに続きたすようにず思っおしたいたす。


moeさん、玠敵な䜜品をありがずうございたした。
ご迷惑でなければ、お受け取りください。


4䜍
朝散歩み぀けおパリン初氷
小さい頃、登校途䞭で氎たたりに氷を芋぀けたり、霜柱を芋぀けたりするず、うれしくなっお螏みたくったものです。倧人になっおからは恥ずかしくっおなかなかできなくなっおしたったけれど、人の少ない朝の散歩の時間垯なら、できるかも。誰も芋おないし、螏んじゃえっおいう童心に垰る気持ちず「パリン」の音の気持ちよさがよく合いたす。わくわく感が「パリン」の䞉文字に凝瞮されおいる感じがしお、ずおも玠敵な䜜品だず思いたした。



しろくたきりんさん、すおきな䜜品をありがずうございたした。
ご迷惑でなければ、お受け取りください。


䜍
こずりずもいわず新幎そこにおり
ゆく幎くる幎を芋たっお、陀倜の鐘を぀きに行ったっお、新幎がくる瞬間は所詮1秒経っただけで、呆気ないものだずい぀も思いたす。明けた、けど繋がっおいる時間に区切りがあるわけではないし、本圓に、こずりずも蚀わない。そんな颚に、淡々ずやっおくる新幎の存圚に共感するずずもに、この掗緎された衚珟に矎しさを感じたした。


マヌ君さん、すおきな䜜品をありがずうございたした。
ご迷惑でなければ、お受け取りください。


䜍
コンビニで䞉枚幎賀状を買う
コンビニで䞉枚幎賀状を買う。このなかに秘められた情景の数が、情報量がすごいず思うのです。䞉枚だけは、印刷じゃない、手曞きの特別な幎賀状にしたかったのかもしれない。届いた幎賀状を芋お、䞉枚どうしおも足りなくお買いに走ったのかもしれない。人付き合いが枛っお、䞉枚だけ出すのかもしれない。いろいろ想像を膚らたせるこずができるこの䜜品に魅力を感じたした。そしお、私が芋たのは、普段幎賀状のやり取りもしないし、今幎ももちろん準備なんかしおいなかった、だけど暮れも暮れの日に家で䞀人飲んだりしながら急に人恋しくなり思い立っお、倜遅くにいきおいでコンビニに出かけお䞉枚だけ幎賀状買っちゃう䞀人暮らしの若者の絵。なんだか现かくおすみたせん。その様子がどこか寂しくもあり、埮笑たしくもあり、良いなぁ、ず思ったのでした。



芋据茶みすおぃさん、玠敵な䜜品をありがずうございたした。
ご迷惑でなければ、お受け取りください。




以䞋は、順䜍なしに特別響いた䜜品遞です玹介は党句䞀芧の番号順。時間の郜合䞊、1句ず぀絵を準備できたせんでしたが、奜きですの思いはお䌝えしたく、ご玹介させおいただきたす。


初雪や心躍りし過ぎし日よ
私は寒冷地にお生掻しおおり、雪も倧量に降りたす。今ずなっおは、冬は陀雪に耐え忍ぶ季節ず化しおおり、初雪には「はぁ〜」ずため息぀きたくなっおしたうお幎頃。ですが、こんな私にも初雪を埅ち焊がれお心を躍らせる時期が、確かにありたした。初雪、しかも積もっおいるなんおいう日には、うきうきず倖に出お、ただ少ない雪をかき集めお雪だるたなど䜜ったものです。今はなかなかそんなふうに心躍らなくなっおしたった初雪ですが、こんなになっおしたった今もたるっず含めお代匁しおくれるような䜜品に、ちょっぎりの切なさも感じお心に響きたした。

こたろうさん、玠敵な䜜品をありがずうございたした。



立ち挕ぎおひたすら挑む冬の颚
自転車に乗っおいるず、ちょっず気枩が䞋がっただけでも、寒いですよね。ただただ寒くないよっおいうずきでも、手袋なんか履いお自転車乗っおいる方もいらっしゃる。自転車っお颚を盎に受けお、寒い。それでも行かねばならない、進たねばならない先があっお、冬の厳しい颚にも果敢に立ち挕ぎで挑む自転車ず人の背を思い浮かべたした。子どもを迎えにいくお仕事垰りのお母さんずか、郚掻の朝緎で孊校に行く孊生さんずか。どんな人でも、やっぱり冬の颚に挑む勇者の姿はカッコむむ。そんな凛々しい姿が芋えおくる䜜品でした。

くヌや。さん、玠敵な䜜品をありがずうございたした。



ハンドクリヌムハンドクリヌムや猫あくび
ハンドクリヌム、鞄の䞭、郚屋の䞭、なくしがちですね。也燥した手にたっぷり塗りたいハンドクリヌム。今塗りたいのに芋぀からない、どこだ、どこだ、どこ行った・・・ず困りながら探すニンゲンの傍ら、「知らヌん」ずばかりにのんびりあくびしおいる猫さんのいるお郚屋の颚景を思い浮かべたした。のどかであったかい日垞を切り取ったような雰囲気、ずおも奜きです。

プッククンさん、すおきな䜜品をありがずうございたした。



倧䞈倫蹎ずばした嘘息癜し
冬は倜が長くお、寒くお、家にこもりがちで、気持ちが䞋がり気味になったりする方が、盞察的に倚いんじゃないかなず思いたす。䜕かあったのかもしれないけれど、䜕もないかもしれなくおも、よくわからないけど抌し寄せおくる䞍安を、「倧䞈倫」っお、蹎ずばす勢いず、その蹎ずばす行為に付随しお立ち䞊る癜い息、絵になるなあず思いたした。自信なんかどこにもないけど、嘘でも倧䞈倫っお蹎ずばす゚ネルギヌが頌もしい。その背䞭を応揎したくなりたす。

riraさん、すおきな䜜品をありがずうございたした。




着ぶくれし私ず雀朝の道
寒い時に空気をいっぱい矜に含んで䞞たっおいる鳥さんの姿が、かわいらしくお奜きです。鳥さんは寒くおそれどころではないのかもしれないけれど、膚らんで䞞たっお、じっず耐えおいるような姿は、かわいらしくもあり、健気でもありたす。ニンゲンには矜はないけれど、たくさん着こんで膚らむ姿はどこか膚らんだ鳥さんに䌌おいお、䌌た者同士の朝の出䌚いにお互い芪近感を持ったりする瞬間、できれば圓事者になるのではなくお、傍から眺めおにっこりしたいなず思いたした。

だいなさん、すおきな䜜品をありがずうございたした。



絵銬の誀字笑っお蚱す冬の神
誀字・誀怍が結構奜きです。人の間違いを笑っおはいけないかもしれないけれど、絵銬なんお目の前にあったら、぀い぀い読み蟌んで誀字を探しおしたうタむプです。でも、絵銬にお願い事を曞くたっすぐな思いは、誀字くらいでゆるがないのです、きっず。届けられた神様も、願い事は真剣に受け止め぀぀、それでもおもろい誀字にはぷぷっず笑っちゃったりするだろうな、なんおいう、やさしくおおおらかな神瀟の空気を感じたした。あったかくお奜きです。

めろさん、玠敵な䜜品をありがずうございたした。



以䞊、しち賞12䜜品でした。
noteずいう堎所で、この倧䌚を通しお出䌚えたすべおの方ぞ、すべおの䜜品ぞ、敬意を、感謝を。
たた、できれば、次の倧䌚でも、お䌚いできたすように。



「ほら、い぀もそばにいるよ」


ですね。

このあずも最埌たで、お楜しみください。



ありがずうございたした。


しち

いいなず思ったら応揎しよう

しち 絵のこずばかり考えおいるので、いただいたサポヌトは倧抂絵のこず・掻動・絵を描くための䜕かしらに䜿わせおいただいおいたす。