はじめまして、独身釈迦です
恋人なし、貯金なし、煩悩あり。
20代最後の彼氏と別れてから、誰にも抱かれないまま十数年が過ぎた。
普通なら焦るところだが、ここまで来ると修行である。
現在は、働けないうえに口だけ元気な頑固親父と暮らしている。親父を養いながら働き続け、気づけば貯金もなければ、恋愛の気配もない。
生きることに必死で、自分が女性であることも、性について考えることも、ずっと後回しにしてきた。
ところが40代を迎え、仕事帰りにふと思った。
私はこのまま、誰にも触れられずに人生を終えるのだろうか。
そもそも性とは、若くて恋人がいる人だけのものなのか。
誰にも求められない女性に、存在価値はあるのか。
今さらながら、自分の性と身体、孤独、老い、家族、お金について考えてみることにした。
根はネガティブ。答えもまだない。
それでも、このまま無事に誰にも触れられず人生を終えた場合、来世ではかなり徳の高いポジションから始められると思っている。
できれば釈迦。
少なくとも、金持ちの家の猫にはなりたい。
今後、このnoteの一部を有料にする予定である。
「繊細な心を守るため、有料という小さな扉を設けます」
そう書けば、少し知的で美しい。
しかし、本音を言えばお金がほしい。
私は親父を養っている。そして貯金がない。
悟りを目指してはいるが、電気代は悟りでは払えない。スーパーの卵も、徳を積んだだけでは安くならない。
副収入がほしい。
これもまた、立派な煩悩である。
それに、性や孤独について書くのは少し怖い。
職場の人にも、近所の人にも、できれば親父にも読まれたくない。
だから有料という薄い壁を一枚置いて、その壁をわざわざお金を払って越えてきた人にだけ、続きを読んでもらおうと思う。
同じような寂しさを抱えている人。
誰にも言えない性の悩みを持つ人。
あるいは、ただの怖いもの見たさでやってきた、見ず知らずの赤の他人。
動機は何でもいい。
あなたの「ちょっと読んでみたい」が、口だけ元気な頑固親父と、誰にも抱かれていない独身女の暮らしを救うかもしれない。
購入された数百円は、父の湿布か、私の卵になる。
うまくいけば貯金になる。
さらにうまくいけば、来世を待たずして金持ちの家の猫に近づけるかもしれない。
これは、俗世に未練を残した独身女の、煩悩と悟りの記録である。
合掌🙏
