見出し画像

伊勢旅 古市参宮街道資料館

外宮から内宮の伊勢街道と伊勢自動車道が交差するあたりに伊勢古市参宮街道資料館があります。
御幸道路も御木本道路もない時代、古市らへんは大いに賑わったそうです。
この古市は江戸時代に年間500万人と言われるお伊勢参りの人々の精進落としの場として日本三大遊郭の一角を占めておりました。
こちらも入場無料ですので、覗くだけでも覗いてみてください。(但し伊勢街道は一部道幅が狭い箇所があるにもかかわらず三重交通のバスも通るので、車の運転は注意ください。)
東海道中膝栗毛や先ほど皇學館大学で見た千束屋のことなどが書かれており、古市の歴史がよくわかりますね。
古市の全体図ですね。
もしよければ、外宮から内宮まで歩いて見てください。
絵の左前方に白い犬が注連縄を首にお参りしてるのがわかりますかね?
一生に一度で良いから旅したい伊勢参り
費用や旅程から自身の代わりに代参など行われていたそうです。
このあたり、メッカやエルサレムを目指す運動に似てる部分もあるのかもしれません。
徳を積むためにも旅人にも優しかったようです。
昭和初期の頃の伊勢市駅前の様子ですね。
まだ山田駅と呼ばれていた頃路面電車やケーブルカーなどがあったのですね。
昭和初期でもまだ45万ほどの人出があったようです。
古市界隈で一番大きな旅館であった大安旅館ですね。従業員と思しき数もなかなかですね。
また、画像右下では、明治24年神武天皇即位と書いてありますね。昭和15年で即位2600年とのことです。
こちらが現在も旅館として営業をされている麻吉旅館さん。重要文化財にふさわしい威容です。
またこちらでも山田羽書を見れます。

小西家は安土桃山時代に堺で製薬の秘方を譲り受け、延宝4年(1676)に現在の場所に店を開き萬金丹を販売しました。
店舗兼主屋、内蔵は明治初期に江戸時代の姿を守らせて建てられたものです。
店舗兼主屋は2階建て切妻造桟瓦葺の建物で明治時代における「伊勢町屋」の姿を示す重要な建物です。

参考文献:『三重県近代和風建築総合調査報告』『伊勢の建築弐拾傑』『三重県薬業史』

伊勢市HPより
御岳百草丸や、色々とご当地のお薬がありますね。
創業時期がはっきりとしませんが、歴史と風情を兼ね備えていますね。
伊勢山田の御師の話が書かれています。(推しじゃないですからね。)現在は各地の神社で神宮大麻を購入できますね。
御師制度に関する貴重な資料となってるそうです。
檀家数35万というずば抜けた勢力の大きさが伺えます。
歌舞伎や女郎の館内展示
トップ絵に載せているお杉お玉の説明文です。
大道芸人的な感じだったようです。
やはり時代の流れとモータリゼーションの変化も書かれていますね。

大河ドラマべらぼうでも吉原遊郭が描かれておりますが、伊勢が当時三大遊郭の一角だったとご存知ですかね?渡鹿野島などは有名かもしれませんが。そんな古市伊勢参宮街道に興味を持たれましたら一度訪れてみてください。

いいなと思ったら応援しよう!