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2000円でこの音は納得。スマホ直挿しの新基準?「AZLA TRINITY USB-C」が想像以上に痛快で快適だった話。#自腹レビュー

先日、等身大てんきちゃんを見に行った際に立ち寄った「e☆イヤホン」さんで、気になっていたAZLAの「TRINITY USB-C(Blue)」を自腹購入しました。


お店でもかなり推されていたモデルですが、実際に開封してじっくり聴いてみたところ、「今の普通の2000円イヤホンってこんなことになってるの!?」と軽く衝撃を受けたので、簡易レビューとしてまとめてみたいと思います。

3層構造振動板と外磁型マグネットを採用した8mmのダイナミックドライバーを搭載、そのハイクオリティドライバーの持ち味を最大限引き出すことに注力し、繊細で奥行きあるサウンドに仕上げました。ぜひTRINITYで音楽の持つ広大なダイナミクスを感じてください。とあります。

AZLA TRINITY 付属品と外観:2000円にして必要十分なトータルパッケージ

パッケージを開けると簡素なパッケージですが内容物は必要十分。

  • イヤホン本体(アルミ筐体 / マイク付きリモコン)

  • イヤーピース「SednaEarfit T」(4サイズ、うち1サイズは装着済み)

  • 専用ポーチ

特に付属のイヤーピース「SednaEarfit T」が非常に高品質。これだけでも結構な価値があります。

筐体は質感の高いアルミ製で、持った時の満足感も高め。耳にそのままスッと差し込む「砲弾型」なので、耳掛けタイプ(シュア掛け)が苦手な人にも扱いやすい形状です。ただし、砲弾型ゆえに普通に装着するとケーブルのタッチノイズはそこそこ乗るので、気になる方は軽くシュア掛けっぽく回して装着するなどの工夫をすると良いかもしれません。

AZLA TRINITY 音質インプレッション:弾力のある低音とキレのあるサウンド

結論から言うと、お店が推すのも納得の音でした。カジュアルリスニング用途であれば、これ一本で相当に満足できるレベルに達しています。

  • 低音域(★ここが一番イイ!) 非常に弾力があり、サウンド全体の土台をしっかり作ってくれます。低音域が本当に良い仕事をしています。

  • 中音域・ボーカル ギュッと密度の高い音場の中で、楽器の分離感や情報量も相当量感じ取れます。ボーカルの厚みや潤い、完璧な分離感という意味では価格相応な面もチラホラ見えますが、サクッと聴く分にはまったく気になりません。

  • 高音域 アルミ筐体らしいキレの良さがあり、キラッとしたツヤのある部分も自然に表現してくれます。量は多くないですが、それなりに刺激的に感じる。

  • 音場 自然な広がり感でやや横方向(機材方向)に広がる。全体としてはこじんまりした音場ながら音の方向は分かりやすい。

全体的なバランスとしては「元気なドンシャリ傾向」です。音が盛り上がっている時には、後ろで鳴っている細かな音が隠れてしまうような場面もありますが、トータルパッケージで2000円という価格(セールではなく定価でこれ!)を考えれば文句のつけようもありません。

エージングをしなくても買った直後から問題なく良い音が出ます。「ここから鳴らし込んだらもっと良くなるのかな?」という期待感もありますね。

AZLA TRINITY スマホ直挿し(USB Type-C)時代の進化を実感

個人的に感慨深いのが、Type-C端子をスマホに挿すだけでこの音が聴けるという手軽さです。

昔の「スマホ直挿し」といえば貧弱な内蔵アンプの代名詞みたいなものでしたが、TRINITYからはそんな弱々しさは微塵も感じられません。まさに現代の直挿しサウンドの標準(基準)だと感じます。

自分がイヤホンにハマり始めた8年ほど前(2018年頃)は、イヤホン市場が長い停滞を抜けてブレイクスルーを迎えた面白い時期でした。しかし、今の時代に「特にオーディオへの強いこだわりがない状態」でイヤホンを探すなら、このTRINITYに出会った時点で「え、これでいいじゃん」となって終わってしまう…かもしれないポテンシャルがあります。

TWSのようにノイズキャンセリングこそ無いもののマイクも搭載されているため、1万円を超える完全ワイヤレスイヤホン(TWS)と比較しても、純粋な音の良さではTRINITYの方が明らかに上に感じられます。

AZLA TRINITY と他機種・ライバル機との比較や選び方

手持ちのイヤホンや同価格帯~有名機と比較してみると、TRINITYの立ち位置がよりはっきり見えてきます。

NICEHCK X39 との比較

X39の方がより中音域が引っ込んだ「ドンシャリ」という印象(イコライザーなどをしない場合)高音域もX39の方が積極的に出そうとしてくるため、解像感の演出方法やサウンド傾向の違いを楽しめます。キレもX39のほうが強いかなと思います。

NICEHCK Tears との比較

ボーカルの厚みや歌声の説得力ではTearsに軍配が上がる印象ですが、TRINITYには「金属筐体ならではの低中音のキレとスピード感」があります。ここは一長一短です。

別のサウンド傾向を求めている人へのおすすめ

  • もっとしっとり・艶やかに聴きたい場合 TRINITYは元気で情報量が多めなサウンドなので、人によっては「もっとしっとり落ち着いて聴きたい」と感じるかも。そういう方は final E3000 などを選ぶと幸せになれそうです。

  • 圧倒的な高音域の美麗さを求めたい場合 高音域のワイド感やさらなる伸び・解像感を求めるなら、intime(アンティーム)碧2 などの製品を検討してみるのがおすすめです。

  • もっと重みのあるサウンドを求めている場合 TRNのWhaleSharkがおすすめです(個人的なおすすめ…これだけ価格帯違い)

また、TRINITY標準付属の「SednaEarfit T」は、従来のSednaシリーズに比べて音が柔らかい印象を受けます。さらに音にキレのあるシャープな音にシフトさせたい場合は、少し硬めのイヤーピースに付け替えてみるのも面白そうです。

AZLA TRINITY おわりに:イヤホン探求の存在意義が揺らぐかもしれないし、強まるかもしれない一作

重箱の隅をつつけば「高音域のレンジ感はもう少し広いといいな」とか「高級機のような音の重みや凄みまでは…」と思う部分もあります。普段1万~3万円以上のイヤホンを愛用している方には物足りなさもあるかもしれません。

ですが、高音質とはどういうものかを知る「入門機」として完璧に機能していますし、余程マニアックなこだわりがなければ音に不満が出ることはまず無いはずです。

これだけのものが2000円で買えてしまうと、「あれ、なんで自分はこんなに高いイヤホンをたくさん買ってるんだっけ…?」と、オーディオ探求の存在意義すら揺らいでしまいます(まあ、いろんなイヤホンで音の違いを楽しむのは楽しいから買っちゃうんですけどね!)。

  • 耳掛け(シュア掛け)はしたくない、スッと着けられる砲弾型がいい

  • スマホでサクッと無難に良い音を聴きたい

  • 「オーオタになんぞなりたくないが、とにかくコスパ良くいい音が欲しい」

  • 遅延を気にするゲームユーザーから

  • 入門者

  • とりあえずなんでもいいけどまともなものが欲しい人


そんな方に自信を持っておすすめできる、技術進歩の恩恵を全身で受けている痛快な一本です!TRINITY間違いない。

AZLA TRINITYのお買い求め先

Amazon.co.jp では2000円税込み、送料込みで販売されています。

e☆イヤホンさんでは1980円と20円安く買えちゃいます。

さまざまなカラーバリエーションもあるので、選ぶのも楽しいですね。

またUSB-C版は何らかDACも搭載されつつ価格も同じなのでUSB-C版のほうが3.5mm版より若干オトクです。音も3.5mm版とはちょっと違うかもしれませんが3.5mm版は未確認です。

AZLA TRINITY到着ツイート


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