ローソン「盛りすぎチャレンジ」のバスチーから考えた、物価の値上がり
私は、昔からチーズケーキが好きだ。
子どもの頃は「レアチーズケーキ」派だったが、今は「バスクチーズケーキ」派でもある。
日本でバスクチーズケーキが広く知られるようになった大きなきっかけは、ローソンで「バスチー 」として販売され、人気を呼んだことだろう。調べてみたら、2019年のことらしい。一時はコンビニ各社でバスクチーズケーキが並べられていた。
そんなブームも落ち着いた2024年、ローソンは「盛りすぎチャレンジ」というキャンペーンでバスチーをラインナップに加えた。期間限定、いつもと同じ値段で47%増量した商品を売るというものだ。

反響が大きかったのだろう。これは今でも行われている。私は普段コンビニに行くことはあまりないが、このキャンペーンでバスチー が「盛りすぎ」になると知り、売り切れ続きでもめげずに数軒まわって入手した。
そのときのことをnoteにも書いている。
以来、バスチーは何度か盛りすぎチャレンジに登場している。私の知る限りでは、上に書いた初回の2024年2月、次が2024年6月、そしてしばらく空いて直近がついこの前、2026年6月だ。
今年のキャンペーンは、創業51周年に掛けて「51%増量」の超ハッピーすぎ!チャレンジ、と銘打たれていた。
どういう感覚が働くのかわからないが、私は普段コンビニに行かないのに、この三回いずれもキャンペーンに気づいた。通りすがりの店頭で垂れ幕に目が行ったのかもしれない。そして無事にバスチーを入手できている。
2024年から2026年といえば、いろいろなものの値段が上がってきた時期である。バスチーも、例外ではなかった。
2024年2月の初回は、税込265円だった。それが4ヶ月後の2024年6月には税込286円になった。約8%の値上げだ。

そして今年6月には税込319円になった。初回と比べて20%の値上げだ。

ローソンに文句を言いたいわけではない。この数年、お菓子・スイーツ類も値上げが相次ぎ、チョコレートなどは20%では済まない上げ幅になっているだろう。
そんな中、少しずつ値段が上がっているとはいえ盛りすぎチャレンジを時々行ってくれることに、感謝している。
ただ、一方で思うのは、物価の上昇は半端ないということだ。一度の上げ幅はさほど大きくなくても、それが積み重なるとかなりの額になる。
以前は200円だったものも、6%の値上げが4回続くと252円になる。
そうすると、勤め人は年に一度、多少の賃上げがあったとしても、実質的な購買力は下がってしまう。
個人として何らかの対応をしようとすれば、出費を減らすか、収入を増やすために今より高い役割を目指すか、あるいは収入を得る手段を増やすか、といったことを検討せざるを得なくなる。
できれば、「節約すること」だけでなく、「自分が稼ぐ力と方法を少しでも増していくこと」にも時間とエネルギーを割いていきたい。バスチーの値段の移り変わりを見て、私はそんなことを考えた。
久々に盛りすぎチャレンジに登場したバスチーは、相変わらずおいしかった。
でも、食べ終わったあとに残ったのは、チーズケーキの味だけではなかった。
