ガヤガヤ系の居酒屋もいいけど、若者とカジュアルフレンチも良いよね
私が新卒採用の立ち上げをしたときに採用したエンジニアメンバーが、私の退職に伴いわざわざ送別会を開いてくれた。みんな大体26歳くらいで、私とは7つ違う。
もうそのエンジニアたちは既に全員退職しており、2社目に転職している。そんな彼らが忙しい中集まってくれたことが本当に嬉しかった。
送別会の場所は表参道
なんで渋谷や新宿とかじゃなくて表参道なんだろか?集団デートか?お?などと、少し不思議に思いながら参加した。
私は表参道自体滅多に行かないが、いつだって人通りが多くて苦手なエリアである。ハイブランドとトレンドの店が並び、ダラダラと歩くことがしんどいからである。
この日は平日19:00すぎで、私は原宿駅から徒歩10分弱の表参道をうろついて店に向かっていたが、人が全然おらず外国人観光客も黙って道端の植木の柵に座って疲労困憊な様子で黙っている人ばかりだった。平日の表参道って夜は静かなのか?
カジュアルフレンチの店だった
店内にはたくさんのグリーンが飾られ、ウッド調の落ち着いた内装。洗練されているものの、肩肘張らない程度の空気感だった。
他の客も何組かいたが、席同士の間隔が広く、誰も大きな声で話していないのでこちらも落ち着いて話せる。
静かな店最高
私はガヤガヤした居酒屋も嫌いではなく、むしろ賑やかさがあるのは飲み会らしくて好きだ。あの忙しなさや疲労感も「なんか大人の付き合い」の一つなのだと思っているからである(たぶん)。
しかしその表参道での送別会は、大きな声を張り上げなくても会話ができて、周りの話し声に集中力を奪われず、調理されたものの匂いが服や髪につくこともなく帰宅してすぐシャワーを浴びたり洗濯したくなることもない……そして何より脳が疲れない…………
いつもの飲み会なら、帰りの電車ではぐったりしていることが多いがその夜はむしろ体力が余っていて、表参道から渋谷まで歩いてルンルン帰れるくらいだった。
幹事がそのお店を選んだ理由
会の最後、メッセージプレートが運ばれてきた。私がこれまで見たプレートの中で最も長文のメッセージだった。幹事が「このお店はメッセージプレートが素敵だと評判だったので選びました」と教えてくれた。
なんで送別会が表参道なんだろうとずっと思っていたが、私に気持ちを伝えるためにこのお店を選んでくれていたというその心の清らさに感動した。
そういえば、私が敬愛する田中渓さんも「お店を選ぶときは、その人のことを思い浮かべながら、その人に合いそうなお店を選ぶ」と話していた。
なぜこのお店を選んだのか、その理由まで伝えてもらえたら、それは料理やサービス以上の価値にもなりそうだし私もそうやってみよう🦭
おしまい
