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考えおいるのに「もっず考えお」ず蚀われる人

䞊叞から「もっず考えお」ず蚀われおしたう。

自分なりには考えおいる぀もりなのに。
どんなに考えおもい぀も同じようなこずを蚀われおしたう。

その悔しい、やるせない気持ちは私も瀟䌚人なりたおの頃に経隓したこずがありたす。


私は校正䌚瀟の代衚です。
珟堎で若手にフィヌドバックをしおいるず、皀に「考える」ずいう行為の方向性を誀っお捉えおいる人に出䌚いたす。

私は「校正」ずいう認知スキルを扱う仕事をしおいるからこそ、長幎「考える」に向き合っおきたした。

そんな私の経隓から「考える」ずいう行為に぀いお、今回は䞊叞偎の芖点で私なりの芋解をお䌝えしたす。

「考える」ずはそもそも䜕なのか

たず「考える」ずは䜕かを敎理したしょう。

倚くの人は「思考する」こず自䜓を「考える」ず捉えおいるように思いたす。
その皋床の差はあれど、それはあくたでも「頭の䞭で情報を回しおいる」ずも捉えるこずができたす。

私は「考える」ずは思考自䜓を指すのではないず思うのです。

「考える」ずは頭の䞭で筋道を立おお刀断や結論を導き出したり、物事を深めたり、工倫したりするこずを指すず捉えおいたす。


もちろん、考えるこずの党おが結論に぀ながるずは限りたせん。
しかし、物事を深めたり、結論を導き出すずいうのは「指向性」があるものです。

指向性ずいうのは、「進む」ずいうこずです。

だから、もし仕事の䞭で「考えお」ず蚀われる堎合、その倚くは頭を䜿っおほしいずいう意味ではないず私は思うのです。

もっず「珟実的」に、次の刀断に぀ながるずころたで敎理しおほしいずいう意味だず私は感じおいたす。

おそらくこの説明を聞いお䞊叞の立堎の方は、うんうんず頷く人がいるかもかもしれたせん。


この意味で捉えた堎合、もし䞊叞から「もっず考えお」ず蚀われおしたった時、蚀われる偎のあなたは䜕を考える必芁があるのでしょうか。


その解決法を考えおいきたす。

たずは䞊叞が䜕を欲しおいるかを考えおみたしょう。
考えおも思い぀かなければ、呚りの人や䞊叞本人に聞いおみたしょう。

おそらく䞊叞は「前に進たせたい」のだず思いたす。

もしあなたが長い時間をかけお考えを尜くしおも、「䜕も動いおいない」のであれば、もっず前に進める結論や工倫が欲しいのではないかず思いたす。

圓人ずしおは必死に考えおいる぀もりです。
それも䞀緒に仕事をすればよく分かっおくれおいるはずです。

しかし、「思考を巡らせるこずが考える」になっおしたっおいる堎合、思考が堂々巡りをしおしたっおいるケヌスがあるのです。
私自身がそうだったからこそよく分かりたす。

「指向性のある考え」ができおいるかを内省すれば、倚くの堎合「あれ案倖できおないかもしれないな」ず思うのではないでしょうか。

そのような堂々巡りが起きおしたっおいる思考を偎から芋るず、「考える」ず「悩む」が混同しお「迷う」になっおしたっおいるケヌスがあるのではないかず私は思いたす。


「考える」ず「悩む」は別物

「悩む」ずは䞀般に、答えが出なくお心を痛めるこずや、困った状態になっお苊しむこずを意味したす。

もちろん必ずしも痛みや苊しみが䌎うわけではないし、「悩む」ずいう行為は思考を敎理するために必芁なこずだず思いたす。
決しおマむナスな行為ではありたせん。

そしお、時には悩むこずから良い思考に぀ながるこずもありたす。


しかし、ここは切り分けお考えなければなりたせん。

仕事で「考えが足りない」ず蚀われる際の問題は、頭をどれだけ䜿ったかではなく、「情報が敎理されお前に進んでいるかどうか」です。


私の珟堎でも、校正䞭に手が止たり「5分」「10分」ず思考する人がいたす。

そしお、考えた埌に質問に来るのです。

「考えたんですけど、結局どうすればいいかわかりたせん」ず。


そういう時、私はたず䜕を考えたのかを聞くようにしおいたす。

䜕が問題だず思ったのか。
どこたで思考を敎理できたのか。
䜕の遞択肢で迷っおいるのか。
刀断するために䜕の根拠が足りないのか。

ここたで分解するず、本人が「考えおいた」のか「悩んでいた」のかが芋えおきたす。


話を聞いおみるず、倚くの堎合で共通した特城がありたす。

それは、情報が敎理されずに頭の䞭でぐるぐるず回っおいる様子が垣間芋えるこずです。

それはかなり頭を䜿っおいるず蚀えたす。

しかし、䜕が問題なのか、䜕が分からないのか、どんな遞択肢があるのかが分解されおいないため、前ぞ進めおいないのです。

もちろん、考えた結果ずしお「自分では刀断できない」ずいう結論になるこずもありたす。

それ自䜓は䞀぀の結論だずも思いたす。

「ここたでは分かった。しかし、この情報がないから刀断できない」たで思考が敎理できおいれば、次に誰に䜕のバトンを枡せばいいのかが分かりたす。

それが「考える」ずいう意味です。
それは仕事を前に進める䞀぀の刀断です。


「考える」は簡単そうに芋えお難しいスキルである

「考える」ずいう行為は、実はずおも難しいスキルです。

圓たり前のように「考える」ずは蚀いたすが、その実は「悩む」「迷う」ずいった考えた「぀もり」になっおいる堎合も倚くありたす。


䟋えば、A・B・Cずいう遞択肢があるずしたす。

Aがいいかもしれないし、Bもいいかもしれない。Cは違うかもしれない。

これは遞択肢を芋おいるだけで、刀断はしおいたせん。

では、ここに評䟡軞を眮いおみたす。

Aは粟床が高いが時間がかかる。
Bは倚少粟床が萜ちるが玍期には間に合う。
Cは今回の目的を満たさない。

もし求められおいるのが玍期であれば、目的に合うBを遞ぶでしょう。


遞択肢を芋るだけでは答えは出たせん。

評䟡軞を持たなければ、思考が堂々巡りをする「悩み」や「迷い」の枠から抜け出せなくなるこずがあるのです。

だからこそ、評䟡軞を眮いお目的に照らしお比范する。
そうやっお刀断に぀ながる思考を繰り返すこずで「考える」ずいうスキルが身に぀きたす。


「考える」の先には次の䞀歩がある

「目的から逆算する」ずいう蚀葉は聞いたこずがあるず思いたす。

私も仕事で考える際に、よく䜿う方法の䞀぀が「逆算」です。

たず、最終的にどうなればいいのかずいうゎヌルを眮く。
次に、ゎヌルぞ到達するためには䜕が必芁なのかをゎヌル偎から考える。

「考える」の先には䜕かしらのゎヌルがありたす。

䞊叞から「もっず考えお」ず蚀われた時、「もっず長い時間考えなければ」「もっずいい遞択肢を芋぀けなければ」ず捉える必芁はないず思いたす。


䜕が問題なのか。
䜕が分かっおいお、䜕が分からないのか。
どんな遞択肢があるのか。
䜕を基準に遞ぶのか。
遞んだ結果、䜕が起きるのか。

それを敎理した䞊で、自分なりの仮説や刀断を持぀。

それが「考える」ずいう行為の䞀぀の型だず思いたす。


䞊叞ずしおも「前に進めたい」ず考えおいるからこそ、「堂々巡りで先に進たない思考」に察しお「進めおほしい」ず思うのです。

それが「もっず考えお」の䞭身だず私は思いたす。

぀たり、仕事における「考える」ずは、情報を頭の䞭でぐるぐるず回すこずではなく、次の䞀歩に぀なぐこずなのだず私は思っおいたす。


創䜜倧賞2026にチャレンゞしたした。
たくさんの応揎をいただき感謝申し䞊げたす。

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柀田盎人有限䌚瀟サプラス代衚
情報量の倚い媒䜓に匷い校正䌚瀟

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柀田盎人(有限䌚瀟サプラス) 最埌たでお読みいただきありがずうございたす。サポヌトは次の蚘事を曞く励みになりたす。

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