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老後が不安なので、株を始めました DAY95【半年前の"確信"は、今も正しいか】

―ハルと歩く、Age60の投資録 95日目―


同じ方の、3本目の講義を見た。
テーマは、生成AI・自動運転・半導体という、3つの大きな流れに乗る投資法だった。

見終えて、ふと気づいた。
この講義、収録されたのは半年ほど前らしい。
AIの世界は、日進月歩だと聞く。
半年前の"確信"は、今も正しいままなんだろうか。

〈3つの大きな流れ、という話〉

講義では、生成AI・自動運転・半導体という3つのメガトレンドが紹介されていた。
生成AIはOpenAI・Anthropic・Googleの3強、自動運転はテスラの豊富な走行データが強みになる、半導体はNVIDIAを中心に業界全体を幅広く持つのがいい、という内容だった。

🌸 私:「この講義、半年前のものなんだね。今も同じなのか、確かめてみたい」

🌱「良い視点です。技術の話は、数字の話以上に、時間が経つと状況が変わりやすい分野です」―ハル

〈調べてみたら、答えが2つに分かれた〉

実際に、今の状況を確認してみることにした。

生成AIについては、半年前の話が、むしろ強まっていた。
AmazonのAnthropicへの投資は、当初の80億ドルから130億ドルまで積み増され、Anthropicの企業価値は9,650億ドルまで伸びて、OpenAIを上回る規模になっていた。
講義で語られていた構図は、今もそのまま、いやそれ以上の勢いで続いていた。

でも、自動運転については、半年前とは少し景色が変わっていた。
講義では「テスラが豊富な走行データで自動運転を独占するかもしれない」と語られていた。
実際、テスラのデータ蓄積自体は今も進んでいる。
ただ、商用サービスとしての展開は、GoogleのWaymoのほうが先を行っているように見える。
ロボタクシーの本格的な収益化は、テスラにとってもまだこれからの段階のようだった。

🌸 私:「半年前は"テスラが有利"だと思っていたけど、そんなに単純な話じゃなかったんだね」

🌱「はい。生成AIの話は正しい方向のまま強まっていましたが、自動運転の"誰が勝つか"は、まだ動いている途中のテーマでした。半年で見え方が変わる分野なのだと思います」―ハル

〈大きな流れは変わらなくても、勝ち組は変わる〉

生成AI・自動運転・半導体という、大きな流れそのものは、半年経っても変わっていなかった。
でも、その中で「誰が一番強いか」という個別の予測は、たった半年で結果が分かれていた。

これは、DAY93で米国の個別株を選ばないと決めたときの理由と、根っこでつながっている。
大きなトレンドを見誤ることは少なくても、その中の勝ち組を言い当て続けるのは、専門家であっても難しい。
だからこそ、個別に会社を選ぶのではなく、ETFやインデックスで、トレンドそのものに広く乗る、という選び方に意味があるのだと、あらためて感じた。

💬 Satsukiの疑問とハルの回答


🌸 私:「講義とかニュースって、いつの情報か確かめる癖をつけたほうがいいね」

🌱「はい。特にAIのように動きの速い分野は、"いつの情報か"を意識するだけで、受け取り方が変わってきます」―ハル

〈今日、一番わかったこと〉

半年前に語られていた"確信"は、半分は強まり、半分はくつがえっていた。
学んだことをそのまま信じ込むのではなく、今の状況と照らし合わせてみる。
その一手間が、AIのように動きの速い分野では、特に大事なのかもしれない。

明日も続ける。

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