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老後が不安なので、株を始めました DAY135【銀行① 銀行って、何で稼いでいる?】

―ハルと歩く、Age60の投資録 135日目―

銀行を調べる、その前に


東京海上を調べていて、ひとつわかったことがある。
同じ「高配当株」でも、会社によって見るべき数字は違う。
保険会社には、保険会社のものさしがあった。

では、銀行は?

次に調べてみたいと思っているのは、

三菱UFJフィナンシャル・グループ。
福岡フィナンシャルグループ。
そして、京都フィナンシャルグループ。

でも、いきなり3社を比べる前に、私はひとつ立ち止まった。

そもそも私は、銀行が何で稼いでいるのか、ちゃんと説明できるだろうか。

🌸 私:「ハル。銀行って、お金を貸して、その利息で儲けているんですよね?」

🌱「そうですね。まずは、そこから見てみましょうか」―ハル

今日は、会社を見る前に、銀行そのものを見てみる。


〈銀行に預けたお金は、どうなる?〉

私たちは銀行にお金を預ける。
銀行は、そのお金をただ金庫にしまっているわけではない。

預金などで集めた資金をもとに、企業や個人への貸出や、運用を行っている。
そして、お金を借りた企業や個人からは、利息を受け取る。
一方で、預金している私たちにも、銀行は利息を支払う。

ここで出てくるのが、「利ざや」だった。

たとえば、銀行が貸したお金から受け取る利息と、預金者に支払う利息。
その差が、銀行の基本的な収益のひとつになる。

厳密には、貸出だけでなく有価証券などの運用も関係するけれど、まずはこの「受け取る利息と支払う利息の差」が、利ざやの基本だと考えてみる。

🌸 私:「この差が、利ざや?」

🌱「はい。ただし、銀行の稼ぎ方は、それだけではありません」―ハル

ここで、今日調べた銀行の基本的な仕組みを図にしてみた。


「銀行って、何で稼いでいる?」


〈銀行は「利ざや」だけで稼いでいるわけではない〉

図にしてみると、銀行の基本の形はずいぶん見えやすくなった。

でも、銀行の収益は貸出の利ざやだけではない。

振込や決済などの手数料。
株式や債券などの有価証券。
為替に関わる取引。
そして、大手銀行なら海外事業もある。

🌸 私:「銀行って、思っていたより、いろいろなところから稼いでいるのね。」

🌱「そうなんです。だから銀行を見るときも、『貸出が多いか』だけでは、その会社の姿はわかりません」―ハル

なるほど。
東京海上を「自動車保険の会社」だと思っていたのと、少し似ている。
銀行にも、私がまだ知らない顔がありそうだ。


〈では、金利が上がると銀行はどうなる?〉

ここで、もうひとつ気になった。

最近、銀行株を見ると、「金利上昇が追い風」という言葉をよく見かける。
どうして金利が上がると、銀行にとって追い風になるのだろう。

今日知った「利ざや」の仕組みを考えると、少しだけ想像できる。
でも、金利が上がれば、銀行は必ず儲かる。
そんな単純な話でもなさそうだ。

貸出金利が上がっても、預金金利や資金を調達するコストも上がる。
さらに、金利が上がると、すでに持っている債券の価格が下がることもある。
そして銀行によって、国内の貸出が中心なのか、海外事業が大きいのかも違う。

だからこそ、三菱UFJと、福岡FGと、京都FG。
同じ「銀行」でも、同じものとして比べてはいけないのかもしれない。

〈まず、「銀行」を知るところから〉

高配当株を探していると、どうしても早く「どこを買うか」を決めたくなっていた。
でも、東京海上を調べたときにも思った。

会社を選ぶ前に、その会社がどうやってお金を稼いでいるのかを知る。
当たり前のことなのに、私はまだ、その入口にいる。

今日はまず、銀行が預金などで集めた資金を貸出や運用に回し、利ざやなどから収益を得ていることを確認した。
そして利ざや以外にも、手数料、有価証券、為替、海外事業などがある。

では実際に、私が気になっている銀行は、何で稼いでいるのだろう。
次は、そこを見てみたい。

明日も続ける。


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