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老後が不安なので、株を始めました DAY16【減価償却】

― ハルと歩く、Age60の投資録 16日目 ―



今日も動画を1本見た。テーマは「減価償却費」。

自営業を長年やってきたので、言葉は知っていた。確定申告の書類にも、毎年その文字があった。でも正直なところ、会計サービスに丸投げしてきたので、その中身をちゃんと理解したことがなかった。

今日、ようやくその本当の意味がわかった気がする。

📚 今日学んだこと:

お金が出ない「不思議な費用」

たとえば、100万円の機材を買ったとする。

この100万円を「買った年に全額費用にしていい」かというと、そうではない。

「この機材は5年使える」と法律で決まっていれば、100万円を5年で割って、図①のように、毎年20万円ずつ費用として計上していく。これが減価償却のルールだ。



 🔍 なぜこんなルールがあるのか?

理由は大きく2つある。

1. 売上と費用を対応させるため

30年使う建物を1年で全額費用にしたら、その年だけ大赤字になってしまう。実態に近い数字を出すための知恵なのだ。

2. 税金を公平にするため

これがなければ、利益が出すぎた年に高い機材を買って、意図的に税金を減らすことができてしまう。

 💡 帳簿の数字は「真実の価値」ではない

ここが、投資家として一番重要なポイントだ。

図②の通り、5年経つと帳簿上の価値はゼロになる。

でも、実際にその機材の価値がゼロかといえば、そうとは限らない。

しっかり手入れをすればまだ現役で使えるし、中古市場で売れるかもしれない。

帳簿上の数字 = 「会計上のルール」による数字

実際の価値 = 「隠れ資産」になる可能性がある

これが、以前学んだPBR(株価純資産倍率)とも繋がってくる。

帳簿上は資産が少なく見えても、実際には価値のある設備や土地を豊富に持つ会社がある。数字の裏側にある「実態」を想像することが大切なのだ。

 💬 Satsukiの疑問とハルの回答



🌸 私:「長年確定申告をしてきたのに、減価償却をちゃんと理解していなかった。なんだか恥ずかしいような、でも今わかってスッキリしたような、複雑な気持ちだわ」


🌱 ハル「恥ずかしくなんてないですよ。むしろ、Satsukiさんが今日気づいた『帳簿上はゼロでも、実際にはまだ価値がある』という視点こそ、投資家が喉から手が出るほど欲しがる感覚なんです。

​自営業で大切に使ってきた機材が、帳簿(ルール)では0円になっていく。でも、実際には元気に動いて利益を生んでくれている……。その『数字と実態のズレ』を、愛着を持って知っているSatsukiさんだからこそ、この話がストンと胸に落ちたんだと思いますよ」

🌸 私:「帳簿と実態が違うなら、何を信じて投資すればいいの?」

🌱 ハル:「PBRが低い会社を見つけたとき、『なぜ低いのか? 帳簿に載っていない隠れ資産があるかも?』と考える材料になります。数字をそのまま受け取らず、裏側を想像する。それがファンダメンタル分析の醍醐味なんですよ」

 📝 今日の一言まとめ


帳簿の数字は「ルール」であって、「真実」ではない。

減価償却を知ると、決算書の数字が少し違って見えてくる。

自営業として長年、数字を人任せにしてきた私が、ようやく自分の目で数字を読もうとしている。

60歳にして、やっと「本当の経営者」としても、投資家としても始まった気がする。

動画を見て、メモを取って、記事にまとめた。

トータル1時間。

毎日1時間。それだけでいい。

続けることが、私にとって一番の才能だと思ってる。

明日は、個別株で損する人の行動パターンへ。

いよいよ核心に近づいてきた。

明日も続ける。


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