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3rd_30_「幸田の里山は、過去の遺産ではなく、未来をつくる舞台です。」【幸田町発 里山ウェルビーイング】

Beyond Satoyamaの報告書が最後に示す言葉が、印象的だ。
「幸田町の里山は、過去の遺産ではなく、未来をつくる舞台です。里山を『住む人』だけでなく、『関わる人』『訪れる人』へと広げていくことで、幸田町の未来像である『共生への挑戦』としての『緑住文化都市』が深化し、町内外の人々とともに、次世代へ訪れる里山を育て、里山ウェルビーイングを実践していきます。」

「守り、育て、継ぐ」という行為の意味。
里山を守ることは、現状維持ではない。人が関わり続けることで、里山は里山でいられる。整備した道が次の人を招き、次の人がまた整備する——その循環が、里山の生命だ。「守り、育て、継ぐ」とは、その循環に自分の時間と力を加えることだ。

100年後の幸田に何を残すか。
「幸田の里山は、過去の遺産ではなく、未来をつくる舞台」——この言葉の重さは、100年後の視点から見るとより明らかになる。今日整備した道が、50年後に誰かの思い出になる。今日来た子どもが、30年後に「ここが好きだから」と戻ってくる。里山に関わることは、未来への投資だ。

黒柳孝夫名誉教授の言葉。
愛知大学名誉教授・黒柳孝夫先生はBeyond Satoyamaの中でこう語っている。「豊かな自然の中で、時には里山に出かけ、人と自然に触れ、心を放させてほしい。その感覚は、里山にいないとわからないことです」——この言葉は、Beyond Satoyamaが問いかけ続けているものの核心にある。

あなたの「Beyond」は、どこから始まるか。
「ビヨンド(超える)」「サトヤマ(里山を養む)」——この言葉が問いかけるのは、今の自分を一歩超えてみることだ。その一歩が、里山への「よりみち」から始まるとしたら——幸田はその「よりみち」の場所として、静かに、でも確かに、存在している。


幸田の里山が語りかけるものを、来て感じてほしい。
「来てみること」——
それが、Beyond Satoyamaへの最初の答えだ。

幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
TEL: 0564-73-0050


幸田町里山ウェルビーイング
68歳 元幸田町職員/幸田町のしがきん