松尾芭蕉:東京・松尾芭蕉記念館、芭蕉庵史跡展望庭園など
芭蕉野分して盥に雨を聞く夜かな
※野分:のわき…秋の暴風。
松尾芭蕉(まつお・ばしょう、1644年~1694年)…俳諧師。名は宗房(むねふさ)。俳号として、宗房(そうぼう)、桃青(とうせい)、芭蕉(はせを)。





画像は、東京都江東区常盤にある芭蕉記念館。記念館の手前には、芭蕉、つまり、植物のバショウが植えられている。
というわけで、松尾芭蕉である。
どこかに出掛けると、なにかの石碑があり確認してみると、松尾芭蕉の句碑である、ということが多い。ここも、松尾芭蕉にゆかりのある場所なのかと。まるで、お釈迦様の手の平の上で、もてあそばれているような感じも。
結局のところ、東北から関西くらいまでは、だいたい松尾芭蕉は制覇している状態である。もう少し具体的に言及すれば、北は山形、岩手くらいから、西は兵庫くらいまで。
その間の太平洋側も、日本海側も、どちらも通っている。特に太平洋側の東海道は、東京から奈良までは、結果的に往復している状況である。
まだ、近代や現代の話だったら、車やバス、鉄道といった交通の便が発達しているから、そのくらいの移動なら理解はできるけれど。今から300年以上前の話である。
出掛けた先で、旅先などで、松尾芭蕉の句碑に遭遇する。
また、私は読書も好きである。そこまでジャンルにこだわらずに読んでもいる。文学関連で、松尾芭蕉の話が出てくるのは分かる。でも意外と全く関係ないようなジャンルでも出てくるので驚く。
以前には、経済の勉強もしっかりしないとな、と思って、カール・マルクス(Karl Marx、1818年~1883年)に関連した本を何冊か手に取った。その中のひとつが、向坂逸郎(さきさか・いつろう、1897年~1985年)の『資本論入門』。
経済学、カール・マルクス、資本論。そのような本である。でも出てきたの、松尾芭蕉が。びっくりした。割と前半で。
この本の中では、松尾芭蕉は、肉体的にも精神的にも強い人物であり、カール・マルクスも同様だったはず、といった例えで出てきた。ちなみに後半でも再び松尾芭蕉についての言及もあった。少し脇道に逸れた話で。
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