ブラウン管時代の「遺物」を、ようやく卒業することにした話。
20年モノの奥行き
まずは、この写真を見てください。

古いテレビボード
今の薄型テレビに対して、このどっしりとした奥行き。
買ったのは、まだ後ろに出っ張りのあるブラウン管テレビが当たり前だった時代。
今のテレビを置くと、後ろに広がる広大な「空き地」。
これのせいで部屋は狭くなるし、掃除は大変だし、ずっと「なんとかしたいな」と思いつつ、気づけば20年以上この景色と一緒に過ごしてきました。
「2階は後回し」だったあの頃
夫の実家の土地に家を建て、息子の小学校入学に合わせて引っ越したのは約25年前。
当時はもう、仕事と子育てと二世代同居のバタバタで、インテリアにこだわる余裕なんてゼロでした。
1階の共有リビングはそれなりに気を遣ったけれど、自分たちのスペースである2階は「とりあえず生活できればいい」と投げやり状態。
近くの家具店やホームセンターで、手近なものをパパッと揃えて終わり。
「オシャレな部屋への憧れ」はあったはずなのに、日々の忙しさに負けて「それなり」で済ませるのが当たり前になっていました。
「最後のお買い物」くらい、気に入ったものを
でも、いよいよ定年。
これから一番長い時間を過ごすのは、間違いなくこのリビングです。
いよいよテレビボードを買い換える決心をしました。
最初は「安くてちょっとオシャレなファスト家具でいいや」なんて探してたけど、いろいろ見ていくうちにどんどん欲が出てきました。
「もうテレビボードを買うのはこれが最後かもしれない。なら、プリントじゃない本物の木がいいな」って。
そんな時、ふとネットで見かけたのがソフィア・リンドの「Waiting」というアートポスターでした。

その静かな雰囲気がすごく気に入って、「よし、このポスターが似合う部屋を作ろう」と決めました。
そして「リビング再生」プロジェクト
そこからは早かったです。
インテリアショップの「Re:CENO(リセノ)」で、ヴィンテージ感のあるサイドボード「TAMBOU」と、スッキリしたテレビボード「SILTA」を注文しました。
今まで「それなり」で妥協してきた自分への、ちょっと遅めのご褒美です。
今はまだ、あの奥行き40cm超えのテレビ台が居座っていますが、もうすぐ新しい家具が届きます。
長かった「とりあえず」の日々を卒業して、自分が本当にリラックスできる空間へ。
完成までの経過を、またここで報告させてください。
