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寒くたって入りたかった。あの頃の夏休みを思い出す

今は夏休み。

家から少し行ったところに、市営のプールがあります。

夏になるとそこは大人気。

ちょっとした売店もあって、夏休みになると小学生くらいの子どもたちが
わんさかやってきます。

毎日とってもにぎやかです。

でも、ここ最近は雨が降ったり、少し気温が低かったり。

「今日はプールに入ったら寒いんじゃない?」

なんて思う日もあるのですが……

そんなこと、子どもたちには関係ないみたい(笑)

今日も元気いっぱい。

キャッキャ、キャッキャと楽しそうな声が聞こえてきます。

そうだよね。子どもの頃って、寒いからプールやめようなんて思わなかったよね。

そんな子どもたちを見ていたら、自分が子どもだった頃を思い出しました。

私もプールが大好きでした。

夏休みになると、友達と一緒によくプールへ遊びに行ったものです。

もちろん、いつだって暑い日ばかりではありません。

ちょっと気温が低い日なんかは、水に入った瞬間、

「さむーーーい!」

それでもプールから上がろうとはしません。

唇を紫色にしながら、ガタガタ震えて、それでも遊んでいました。

寒くなると友達にひっついたり、おんぶしてもらったり。

おんぶしてもらうと、体が少し水の上に出るので、それだけでちょっと楽になるんです。

今考えたら、

「そこまでしてプールに入らなくても……」

と思うのですが(笑)

あの頃は、それでもプールから出たくなかったんですよね。

寒いことよりも、

友達と一緒に遊んでいることのほうがずっと大事だった。

キャッキャ笑って、ふざけて、寒くなったらくっついて。

今思い返してみると、何をしていたのかなんて細かいことはほとんど覚えていません。

でも、

「楽しかったなぁ」

という気持ちだけは、ちゃんと残っています。

そして今。

あの頃の私たちと同じように、少しくらい涼しくてもお構いなしで、
プールでは子どもたちが大はしゃぎしています。

きっとこの子たちにとっても、今はただの「いつもの夏休み」です。

でも何十年か経ったある日、

どこかのプールから聞こえてくる子どもたちの声に、

「あの頃、楽しかったなぁ」

なんて今日のことを思い出すのかもしれませんね。

夏休みも、もうすぐ終わり。

市営プールの夏も、もうすぐ終わります。

だからなのかな。

今日もプールは、ここぞとばかりに遊ぶ子どもたちで大にぎわい。

その楽しそうな声を聞きながら、

夏休みって、終わりが近づくとちょっと寂しかったよなぁ。

そんな遠い昔の夏を、ふと思い出したのでした。

子どもの頃の夏休みって、

どうしてあんなに長くて、

どうしてあんなに楽しかったんでしょうね。



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