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「心が満たされる理由」

プレゼントそのものはもちろん嬉しいけれど、私が本当に幸せを感じるのは、その品物を見るたびに家族の顔や、そのときの会話まで一緒に思い出せることです。

私の家には、子どもたちや夫からもらったものが少しずつ増えています。

誰かにとっては「物が増えているだけ」なのかもしれません。

でも私にとっては、その一つひとつが家族の優しさの形。

家の中を見渡して、
「これも、あのときにもらったんだ」
「これも大切な思い出だな」
と思うたびに、不思議と心がほっとして、
「私は家族に支えられているんだな」
と感じるのです。

先日の母の日。

娘からはエプロンをもらいました。

あとから聞くと、仕事帰りに何日もお店を回って、
私に似合うものを探してくれていたそうです。

その話を聞いただけでも胸がいっぱいになりました。

そして実際にエプロンを身につけてみると、
娘は嬉しそうな顔で、

「やっぱりこれが一番似合うと思ってたんだよね!これにしてよかった!」

と、まるで自分のことのように満足そう。

その笑顔を見ていたら、エプロン以上に、
その時間そのものが宝物になりました。

息子からは、私が前から「使ってみたいな」と話していた
「YORU」のヘアケアセットをプレゼントしてくれました。

しかも「気兼ねなく使ってね」と言いながら、たっぷり。

その気持ちだけで十分嬉しかったのですが、そのとき私はまだ使いかけの
シャンプーが残っていました。

「今のを使い終わってから大切に使おう。」

そう思っていたら、数日後、息子が笑いながら聞いてきました。

「ねぇ、俺のあげたシャンプー、いつ使うの?」

どうやら気になっていたようです。

そんなふうに楽しみにしてくれていたなんて思わなくて、
思わず笑ってしまいました。

そして今まで使っていたものを使い切ると、すぐにYORUを開封。

使ってみると、とてもいい香りで、髪もまとまりやすくなって、
「これはいい!」と本当に感動しました。

その日のうちに息子へ、

「使ったよ!すごくいい香りだし、髪もまとまって本当に良かった。
ありがとう。」

と伝えると、

「うん、うん!」

と何度も頷きながら、満面の笑み。

その表情を見ているだけで、私まで幸せな気持ちになりました。

そして毎日身につけているピアス。

これは何年も前に夫が贈ってくれた誕生石のピアスです。

特別なお出かけの日だけではなく、普段の日にも自然と手が伸びます。

鏡を見るたびに、「今日も一緒だな」と少し嬉しくなる、
小さなお守りのような存在です。

私は、高価なものに囲まれていたいわけではありません。

家族が「これなら喜んでくれるかな」と考えて選んでくれた時間や、
「似合うと思ったよ」「使ってくれた?」と声をかけてくれる優しさ。

そんな気持ちに囲まれて暮らせることが、何より幸せなんだと思います。

だから我が家には、家族からもらったものが少しずつ増えていきます。

それは物が増えているというより、思い出が積み重なっているような感覚。

今日もお気に入りのエプロンをつけ、夫にもらったピアスを身につけ、息子にもらったシャンプーで髪を整える。

そんな何気ない毎日の中で、「私は本当に幸せ者だな」と、そっと心が温かくなるのです。



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