詩『花 揺れる』
通り過ぎる風に
花が揺れる
空を流れてゆく雲を
見送っているかのよう
蝶が飛び立ち
花が揺れる
次の花へ向かう姿を
見つめているかのよう
雨が降り
花が揺れる
しっとりと濡れ
色が甦る
雨が上がる
花びらに残るひと粒が
太陽に輝き
夕焼けに染まる
月明かりの下で
花は眠りにつく
風が揺らし
雫が落ちる
地面の雫に月が宿り
やがて夜に溶けていった

『イタリアの庭園風景』
通り過ぎる風に
花が揺れる
空を流れてゆく雲を
見送っているかのよう
蝶が飛び立ち
花が揺れる
次の花へ向かう姿を
見つめているかのよう
雨が降り
花が揺れる
しっとりと濡れ
色が甦る
雨が上がる
花びらに残るひと粒が
太陽に輝き
夕焼けに染まる
月明かりの下で
花は眠りにつく
風が揺らし
雫が落ちる
地面の雫に月が宿り
やがて夜に溶けていった
