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替えが利かない人になるために、明日からできる"たった2つのこと"

あなたの仕事は、あなたにしかできない仕事でしょうか。それとも、他の誰かでも替えが利く仕事でしょうか。

例えば、複数の会議やお客様とのミーティングが入っていた日に体調を崩し、翌日出社してみたら特に大きな影響もなく終わっていたことや、自分が時間をかけて覚えた業務を、後輩がすぐにできるようになっていたという経験はありませんか。

自分としては恐る恐る休んだ、申し訳なさを感じていたにもかかわらず、翌日出社してみると、何の影響もない。自分が新人の頃はマニュアルや生成AIが整備されておらず、仕事ができるようになるまで時間がかかった。多くの方は自分がいなくてもこの会社は回るのではないかと、1度は感じたことがあるのではないでしょうか。

私は新卒3年目から中間管理職として、約40名のメンバーをマネジメントしてきました。その中で、私自身も同じような体験をしましたし、逆に、特定の人に任せていて、その人がいなくなってしまった時に問題なく回るかなと言った不安を抱えていたけれど、いざ終わってみるとその人がいなくなってしまっても問題はなかった。というケースが多くありました。そんな経験の中で、替えが利く人と替えが利かない人には、能力とは別のところに明確な違いがあると感じるようになりました。今回はその違いについて解説していきます。

替えが利く人と替えが利かない人の違い

まず、替えが利く人には、決められたことを正確にこなすという特徴があります。過去のやり方やマニュアルを遵守して、自分の役割を完遂しようとします。

正確にこなす力は、仕事の土台として欠かせませんが、決められたことをこなすだけであれば、他の人でも同じ結果を出すことができます。そのため、替えが利いてしまいます。

一方で、替えが利かない人とは、特別な能力や才能がある人ではなく、自分にしか出せない価値を生み出し続けている人です。

その土台になるのが、目的から考えることです。替えがきかない人は、指示された作業をそのままこなすのではなく、この仕事は何のためにあるのか、この先どこにつながっていくのかを考えながら動きます。そのため、依頼されたことに、プラスアルファの価値を添えることができます。そのプラスアルファの価値が積み重なったとき、相手の中に、この人でなければできない、という発想が生まれます。これが、替えが利かない状態です。

特に、組織やチームで動く仕事であれば、任された領域だけをこなすのではなく、手が回っていないところや、他の人ができなかったところをカバーする動きもできます。そういう動きができる人だからこそ、この人には組織にいてほしい、と思われるようになるのです。

そして、もう1つ大きな注意点があります。それは、どれだけ価値のあることをやっていても、相手に伝わらなければ、評価はされないという点です。価値は、相手に届くところまで含めて、はじめて意味を持ちます。しかし、自分にしか出せない価値を生み出しても、それを相手に届かなければ、一方的な気遣いで終わります。そのため、プラスアルファの価値を生み出す+相手に認識される、この2つが揃うことではじめて、替えが利かない人になります。

マネジメントで気づいた、替えが利かない人の本質

私は約40名のメンバーと働いてきた中で、印象に残っている2人がいます。仮に、AさんとBさんとします。

Aさんは、頼まれた仕事を毎回100点で返す人でした。スピードも速く、ミスもありません。一方のBさんは、作業の完成度ではAさんに及ばないものの、例えば、他部署が困りそうな点を先回りして確認したり、相手から聞かれそうなことを先に調べて頭出ししたりと、頼まれた仕事にプラスアルファの価値を添える人でした。

結果的に先に昇進し、より大きな仕事を任されるようになったのは、Bさんでした。Aさんの仕事は正確でしたが、同じ手順を覚えれば、他の人でも再現できますが、Bさんの仕事は、相手が何を考え、次に何を必要とするかを見て動いた結果のため、Bさんにしか出せない付加価値になっていました。この2人を分けていたのは、能力ではなく、仕事の先にある人の行動や背景を汲み取れているか否かでした。

また、仕事をするにあたり、理解しておくべき点もあります。それは仕事は必ず人につながっているという点です。例えば、仕事を依頼する人も、一緒に進める人も、成果を受け取る人も、立場は違うだけで、その先には必ず人がいます。人がいなければ、仕事が生まれることも、成果を届けることもありません。

今の時代はマニュアルも整備され、定型的な仕事は生成AIやシステムで代替できる場面も増えてきました。それでも人に残っている仕事には、人としての判断や、人と人とのコミュニケーションが求められます。だからこそ、相手を知り、人とのつながりを意識的に築くことが、自分にしか出せない価値を生み出すための土台になります。

明日からできる2つのこと

自分にしか出せない価値と言われても、いきなり大きなことをする必要はありません。明日からできることは2つあります。

1つ目は、仕事を始める前に、この仕事は誰の何を解決する仕事で、その先はどこの誰につながっているのかを、人を単位にして考えることです。作業の内容だけでなく、その先にいる人が誰なのかを具体的に想像できるほど、力の入れどころとやるべきことの選び方が変わります。

2つ目は、一緒に仕事をする相手の考え方や動き方、仕事の進め方の特徴を掴むことです。例えば上司に資料を出すのであれば、その上司の考え方や、納得しやすいポイントが必ずあります。そこに合わせて資料を組み立てれば、相手の反応は変わります。逆に、上司が好まない進め方をすれば、内容が良くても相手に響きません。いま誰と仕事をしていて、その人がどう考えるのかまで一歩踏み込めれば、周りからの印象は大きく変わります。

さいごに

替えが利かない人とは、特別な才能がある人ではなく、自分にしか出せない価値を生み出し、それを相手に届けられる人です。

もし今、自分は替えが利く存在なのではないかと不安を感じているなら、能力を高めようとする前に、仕事の先にいる人へ目を向けてみてください。そこで見つかる価値こそが、あなたにしか出せない価値になっていきます。

そして、その価値を生み出す土台になるのが、仕事の先にいる人とのつながりです。その入り口は、仕事の先にいる人を想像することと、一緒に働く相手を知ることの2つです。この視点を持つところから、違いは生まれていきます。

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Saku🍀|新卒3年目で中間管理職|20,30代の思考を本気で変えるnote よろしければ応援いただけると嬉しいです✨