焼肉じゃなく「叙々苑」を味わった昼
昼、近所の叙々苑。
実は年末の商店街の福引でペアチケットがあたってそれで友人誘って焼肉ランチとなった次第。

くじに外れると、こういうことで小さな運を使ってしまうともったいないからと慰めるのに、当たると小さな運も積み重ね…、って思ったりする。
気持ちの持ちようでございます。
サーロインに上カルビ、タン塩の盛り合わせがメインで、それにサラダにナムル、スープにデザート。

せっかくだからランチビールを所望して、冷麺ひとつをたのんで分ける。
それにしてもなんでこんなところに叙々苑があるんだろうって不思議なほどに四谷三丁目はとぼけた街で、けれどここが案外混んでて今日は満席。
小さいながらも手入れが行き届いたいい店で、しかも惚れ惚れするほどサービスがよい。

椅子に置いた荷物には布ナプキンをかけてくれるし、ふたりでひとつ頼んだ冷麺にはお願いせずとも取り分け用の器がついてやってくる。
サラダもおいしい。

塩と油とお酢、ニンニクで味を整えるこのスタイルを多くの店が真似をするけどきゅうりの皮を完全にそいで使う丁寧さ。
レタスではなくサニーレタスのモサモサとした食感ときゅうりのシャキシャキが混じり合うこの独特のおいしさは叙々苑ならでは。
肉も上等。しかもサーロインなんて長方形の同じ形、大きさにきれいに整えタレをまとわせ用意する。その丁寧さもまたオゴチソウ。

サッと表面を軽く焦がした程度で食べる。サクッと歯切れて脂がジュワーッと染み出して、口の中を一瞬ひんやりさせながらハラっと繊維がほどけてとろける。

ご飯を包んで食べるおいしさったらありゃしない。
今日は焼肉を食べたんじゃなくて叙々苑を味わったんだと思ってニッコリ。オゴチソウ。
