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祇園白川と山科疏水、春の色彩を歩く|2026年春の京都旅

春の京都。今年は少し天気が不安定でしたが、雨に濡れて色濃くなった桜もまた、この街らしい風情を感じさせてくれました。宿を拠点に、定番スポットから少し足を延ばした山科まで、春の色彩を探して歩いた一日の記録です。

1.イノダコーヒ本店で始まる朝

京都の朝といえば、やはりここ。宿からほど近い「イノダコーヒ本店」で朝食をいただきます。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (48mm, f/6.3, 1/80 sec, ISO100)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (24mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO1000)

高い天井とレトロな空気感の中でいただくコーヒーと朝食は、特別な一日の始まりにぴったり。ここの「アラビアの真珠」をひと口飲むと、「あぁ、京都に来たな」という実感が静かに湧いてきます。

2.六角堂のしだれ桜

朝食後、同じく宿の近くにある「六角堂(頂法寺)」を訪れました。

門をくぐると、立派な御幸桜(みゆきざくら)が迎えてくれます。残念ながら今回はすでに満開を過ぎた様子でしたが、散りゆく姿もまた美しいもの。次はぜひ、境内がピンク色に染まる絶好のタイミングを狙って再訪したいですね。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (30mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO125)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (24mm, f/5, 1/250 sec, ISO100)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (24mm, f/4, 1/100 sec, ISO100)

3.祇園白川、石畳に映える春

続いては祇園エリアへ。有名なスポットはもちろんですが、移動の途中でふと現れる何気ない路地の桜が、この街の奥行きを感じさせてくれます。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (105mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO100)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (48mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO100)
iPhone 15 Pro Max (48mm, f/1.8, 1/1900 sec, ISO64)

祇園新橋と辰巳神社

「祇園新橋」周辺は、まさに京都の春を象徴する景色が広がります

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (105mm, f/4, 1/160 sec, ISO100)

以前から気になっていた「La maison JOUVAUD(ラ・メゾン・ジュヴォー)京都祇園店」に立ち寄りました。残念ながら、2026年4月初旬をもって、この情緒ある路面店での営業は終了されるとのこと。最後に立ち寄れて本当に良かったです。カヌレもレモネードも絶品でした。今後は「ジェイアール京都伊勢丹店」でも楽しめるようなので、またそちらにも足を運んでみたいと思います。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (43mm, f/6.3, 1/50 sec, ISO640)

辰巳神社(辰巳大明神)の朱色の柵と、淡い桜のコントラスト。この普遍的な美しさは、何度見ても飽きることがありません。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (53mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO100)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (24mm, f/5, 1/200 sec, ISO100)

切り通しと白川南通

石畳の「切り通し」から「白川南通」へ。柳の緑と桜のピンク、そして雨に濡れて黒く艶めく石畳。静かな雨音が、観光客の喧騒を少しだけ和らげてくれているようでした。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (105mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO320)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (105mm, f/5, 1/125 sec, ISO320)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (38mm, f/5, 1/80 sec, ISO100)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (105mm, f/7.1, 1/125 sec, ISO250)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (36mm, f/5, 1/400 sec, ISO100)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (103mm, f/4.5, 1/125 sec, ISO160)

4.山科疏水:ピンクと黄色の共演

少し足を延ばして、山科疏水(やましなそすい)へ。ここは、琵琶湖から京都へ水を運ぶ「琵琶湖疏水」の一部です。

iPhone 15 Pro Max (48mm, f/1.8, 1/4600 sec, ISO64)
iPhone 15 Pro Max (24mm, f/1.8, 1/900 sec, ISO80)

山科駅から少し歩くと、目に飛び込んでくるのは鮮やかな黄色。疏水沿いには約800本の桜とともに、地元の方々が25年以上にわたって大切に育ててこられた菜の花が咲き誇っています。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (105mm, f/7.1, 1/125 sec, ISO250)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (105mm, f/7.1, 1/125 sec, ISO200)

当日はあいにくの雨でしたが、霧がかったようなしっとりとした雰囲気もまた格別でした。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (59mm, f/7.1, 1/100 sec, ISO100)
α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (61mm, f/7.1, 1/80 sec, ISO100)
iPhone 15 Pro Max (48mm, f/1.8, 1/1700 sec, ISO64)

桜のピンクと菜の花の黄色がつくるトンネルは、まさに春の極彩色。来年はぜひ、青空の下での共演も見てみたいものです。

5.カメラトラブル:祇園白川での「事件」

さて、情緒あふれる祇園白川を歩いていた時のこと。ふとファインダーを覗くと、フレームの隅に不自然な「黒い影」が映り込んでいることに気づきました。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (26mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO100)

「えっ……?」と思い液晶モニターを確認しても、やはり同じ。実際にシャッターを切ってみると、写真にもしっかりと黒い模様が記録されています。

iPhone 15 Pro Max (24mm, f/2.2, 1/100 sec, ISO100)

この時の絶望感といったらありません。イメージセンサーの故障か、あるいは内部のメカ的なトラブルか。今回はカメラ1台、レンズ1本の身軽な体制。しかも、これからまさに大好物の祇園エリアを撮ろうという最高のタイミングです。

焦りに焦って、レンズを付け直したり、電源のオンオフを繰り返したり。AIにも解決策を聞いてみましたが、その場では確信が持てません。一旦は諦めて5分ほどスマホで撮影を代用しましたが、諦めきれずにもう一度レンズを付け直してみると……なんと、黒い模様が消えました!

「よかった、とりあえず動く……!」

なんとかその日は撮影を続行できましたが、道中は「帰ったら修理に出さないとダメかな……」と、点検代や修理費用の不安が頭をよぎり続けました。

帰宅後に判明した、意外すぎる「犯人」

自宅に戻り、落ち着いてAIともう一度やり取りをしていた際、提示された可能性の一つが「レンズフードが正しい位置から45度ほどズレた状態で固定されていたのではないか?」というものでした。

さっそく愛用のSEL24105Gで試してみると……見事に、あの時の「黒い影」が再現されました。このレンズのような花形フードは、広角側(ワイド端)で使用している際、フードの位置が少しでもズレていると、フードの角が画面に映り込んでしまう(ケラレる)のです。

現場ではパニックでそんな単純なことに気づけませんでしたが、AIの冷静な指摘のおかげで、高額な修理代を心配する必要もなくなり、心底ほっとしました。旅先でのトラブルも、終わってみれば良い教訓。これからは撮影前に「フードのカチッ」という感触をしっかり確認しようと心に誓いました。あと、次回からは予備機も1台持っていこうと思います……。

旅の終わりに

最後は京都駅へ。近代的なエスカレーターを上りながら、今日見てきた古い街並みや自然の色彩を振り返ります。雨の京都は少し足元が大変ですが、そのぶん、植物の息吹を強く感じられる素敵な散策になりました。

α7Ⅲ + FE 24-105mm F4 G OSS (24mm, f/11, 1/30 sec, ISO1600)

また来年も、この季節に。

Sakak

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