ハイライトを入れたら『一虎』になった40代の話
我が子が、髪にハイライトを入れるようになった。
若い子って、ハイライトがよく似合いますよね✨
どんな色が入っていても自然だし、カッコいい。
「おぉ、いいじゃん✨」
なんて見ているのですが、
ちなみに私も、数か月前まではずっとハイライトを入れていました。
今は「ハイライト」という、なんともオシャレな名前で呼ばれていますが、
昔でいうところの、
メッシュです。
私の場合は、白髪を目立たなくするために入れていました。
白髪と明るい毛を混ぜてしまえば、伸びてきても多少ごまかせる。
これは便利✨
……なのですが。
私には、ひとつ悩みがありました。
どんなにオシャレな色にしても、
細く入れても、
ワンポイントだけにしても、
なぜか出てくる。
昭和のヤンキー感。
なんでだ。
若い子がやるとオシャレなのに。
私がやると、
「ちょっとそこ座れ」
感が出る。
そして、その悩みにとどめを刺した出来事が以前ありました。
いつもお願いしている美容室の予約が取れず、別の美容室へ行った時のことです。
「ハイライトを入れたいです」
とお願いし、色はお任せにしました。
そして完成。
鏡を見た私は、
「わぁ✨カッコいい!!」
と喜びました。
確かにカッコいい。
ただし、
ハイライトの色が金だった。
家に帰って改めて見る。
……。
どう見ても、
ヤンキーでは?
まぁ、いっか。
私は意外と気に入っていました。
しかし、家族の反応がよろしくない。
我が子が私を見るなり、
「なんか虎っぽい」
と言いました。
虎?
そして、
「虎子だわ」
と。
虎子・・・。
なんだ、その名前。
ちょうどその頃、『東京リベンジャーズ』が流行っていました。
すると、そのうち、
「ていうか、一虎じゃん」
と言われるようになりました。
……。
確かに、髪の長さ、色、金の入り方。
一虎だわ。
「絶対この人、一虎にしてください」
って言ったよね感があるぞ💦
40代、大丈夫なのか?
いいや。
ヒヨッてはいけない。
ヒヨったらやられる。
そんなことを思いつつ、私はまぁまぁ気に入っていたので、そのまま過ごしていました。
ところが。
どうも世間の反応がおかしいのです。
お店に行くと、店員さんが妙に低姿勢だったりする。
「そこまで気を遣わなくても大丈夫ですよ?」
というくらい丁寧な時もあれば、
逆に、
妙に距離を取られているような、冷たい対応をされることもある。
なんでだろう?
家族に聞いてみました。
すると、
「髪のせいじゃない?(笑)」
と。
さらに、
「凄みがパワーアップしちゃったよね(笑)」
むむむ……。
どうやら私は、知らないうちに、
白髪をぼかすどころか、
凄みを足していたらしいのです。
そして数か月後。
ようやく、いつもの美容室へ行きました。
長年お世話になっているオーナーさんが、私を見るなり言いました。
「sanayoさん!?どうしたんですか💦その髪!?」
「あ〜、他のところでやってもらって……」
するとオーナー。
「40代だと、その色は痛いですよ💦」
さらに、
「ヤンキー出ちゃってますよ💦昭和のヤンキー💦」
ヒヨってなくても、とどめを刺された。
オーナーとは長年の付き合いなので、
言いたい放題です(笑)
あぁ。
やっぱりそうなのね。
今まで感じていた、あの微妙な空気。
そういうことだったのね。
そう考えると、
職場で新人たちが若干ビクビクしていたのも……
もしかして、
髪のせいだったのか。
ということで、
私はハイライトを卒業しました。
若い子のハイライトを見ると、
今でも
「いいなぁ。カッコいいなぁ」
と思います。
私だって本当はやりたい。
ただ、
一歩間違えると、
オシャレなハイライトではなく、
昭和のメッシュ。
さらに一歩進むと、
東京リベンジャーズの一員。
私の場合、その境界線がどうやら非常に薄いらしいです。
いつかまた、
「今ならいけるんじゃない?」
と思う日が来るのでしょうか。
その時は、
ハイライトにもう一度挑戦してみたいと思います。
今度こそ、
ハイライト・リベンジャーズ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
