【タンポポは食べられる?】道端の野草の効能・注意点と簡単レシピ
春になると、ふと足元に現れる黄色い花。
「あ、タンポポ」
何気なく見ていたその存在。
実は、昔から食用や民間薬として親しまれてきた、
なかなか頼もしい野草です。
葉も、花も、根も
それぞれにちゃんと役割があって、
工夫しながら楽しめるのも、この子の魅力。
今回は、タンポポの働きと、
ゆるく取り入れるための考え方をまとめてみました。
タンポポってどんな植物?
タンポポは、漢方では蒲公英(ほこうえい)と呼ばれ、
古くから民間薬として使われてきた植物です。
特徴的なのは、
葉・花・根まで活用できること。
身近にあるのに、
実はとても便利な春の野草です。
タンポポの働き
タンポポは、伝統的にはこんなふうに使われてきました。
胃の働きを助ける
体の熱をやわらげる
利尿を促す
体を元気づける
春のゆらぎやすい時期に、
じんわり寄り添ってくれる存在です。
実は種類が多い
「タンポポ」とひとくくりにされていますが、
日本には、いくつか種類があります。
見分けるポイントのひとつが、
花の下にある総苞(そうほう)。
ちょと難しい言葉ですが、
花のすぐ下についている緑のひらひら部分のことです。
セイヨウタンポポは、
この部分が外側に反り返るのが特徴です。
逆に、在来のタンポポは、
花にぴたっとそうようについています。
道端で見かけたら、
「どっちかな?」と少しのぞいてみるのも楽しいですね。
タンポポは食べられる?色々な食べ方
はい、食べられます。
しかも、意外といろいろ楽しめます。
ベーコンサラダ
苦味と塩気のバランスがよく、食べやすい。(苦味強い)お浸し・炒め物
加熱することで苦味がやわらぎます。天ぷら
サクッとした食感で、初めての方にもおすすめ
特に天ぷらは、
「ちょっと苦いの苦手かも・・・」という方でも
試しやすい食べ方ではないでしょうか。
花を使うと、見た目もかわいくて
春らしさがふわっと増えます。
かんたんレシピ:タンポポのベーコンサラダ
【材料1人分】
タンポポの葉 60g
ベーコン 3枚
マヨネーズ 適量
【作り方】
葉をよく洗い、水気をふき取る
食べやすくちぎる
ベーコンをカリカリに炒める
葉にのせて、マヨネーズをかける
とてもシンプルですが、
春のほろ苦さがしっかり楽しめる一皿です。
苦味が苦手な方は、タンポポの葉も炒めてもOK。
楽しむ前に、ちょっと大切なこと
自然のものをいただくときは、
ほんの少しだけ注意も。
採る場所
除草剤が使われていそうな場所
道路沿い・工場の近く
ペットの散歩コース
こういった場所は避けて、
できるだけ環境の良い場所のものを選びましょう。
アレルギー
タンポポはキク科の植物です。
ヨモギやブタクサなどでアレルギーがある方は、
少し慎重に。
初めての場合は、
少量から試すのがおすすめです。
体質との相性
薬膳の考え方では、
タンポポは体をやや冷やす性質があります。
冷えやすい方は、
生よりも加熱調理がおすすめです。
胃腸が弱い方も、
食べすぎには気をつけてくださいね。
下処理のコツ
・若い葉を選ぶ
・しっかり洗い流す
・花は黄色い部分を中心に使う
このひと手間で、ぐっと食べやすくなります。
お薬との関係
利尿作用があるとされるため、
服薬中の方は主治医や薬剤師に相談すると安心です。
さいごに
道端に咲くタンポポ。
ただの雑草だと思っていたけれど、
知ってみると、ちゃんと意味があって、
ちゃんと役に立つ。
少し苦くて、でもどこかやさしい。
そんな春の味を、
気が向いたときに、ひとくち。
そんなゆるい距離感で、
楽しんでみてはいかかでしょうか?
ご覧くださりありがとうございます。
