ツユクサは食べられる?庭で増えすぎたので、おひたしにしてみました
ずっと庭に生えていたツユクサ。
存在には気付いていましたが、ずっと見ないふりをしていました。
草刈りをするたびに、
「そのうち食べるだろう。」
そう思って、ツユクサだけは刈らずに残していたのです。

・・・ですが、
気付けば庭のあちこちで増殖しました。
青い花が次から次へと咲き、完全にツユクサからの圧を感じます。
「主~、いつ食べるの?もう食べられるんだけどな~。」
そう毎日無言で問いかけられています。
ここまでくると、もう見ないふりはできません。
ということで今回は、庭で増えたツユクサを摘んで、おひたしにして食べてみました。
ツユクサってどんな植物?

ツユクサは、ツユクサ科ツユクサ属の一年草です。
5月頃から芽を出し、6〜9月頃に鮮やかな青い花を咲かせます。
朝に花を開き、昼頃にはしぼんでしまう「一日花」としても知られています。
道端や畑のあぜ、庭先など、少し湿り気のある場所によく生える、とても身近な植物です。
古くは『万葉集』にも「月草(つきくさ)」として登場し、人々の暮らしに寄り添ってきました。
実は薬草としても利用されてきました
ツユクサは、生薬では「鴨跖草(おうせきそう)」と呼ばれます。
薬膳では、
五性:寒
五味:甘・苦
帰経:肺・胃・膀胱
とされ、体にこもった熱を冷まし、水分代謝を助ける働きがあると考えられてきました。
そのため、
のどの熱感
むくみ
夏の暑さで体に熱がこもったとき
などに利用されてきた薬草です。
※現在では十分な臨床効果が確認されているわけではなく、伝統的な利用法として伝えられています。
ツユクサは食べられる?

はい、食べられます。
若い葉や茎は食用になり、野草の中でもクセが少なく食べやすい植物です。
食べるなら、柔らかいうちに摘むのがおすすめ。
茎が伸びすぎると筋っぽくなるので、若い株を選びました。
今回はおひたしにしました

摘んできたツユクサはよく水洗いし、さっと茹でます。
冷水に取って水気を絞り、今回はかつお節と醤油だけでいただきました。
食べてみると、クセどころか、存在感までありません。
庭ではあんなに存在感たっぷりだったのに、
お皿の上では、
「君は忍者なの?」
と思うくらい気配を消すのが上手です。
きっと前世は忍者だったに違いありません。
食べ方いろいろ
ツユクサは、おひたし以外にも楽しめます。
ごま和え
マヨネーズ和え
天ぷら
炒め物
青い花は生のまま料理に添えると、見た目も涼しげです。
食べるときの注意点
農薬や排気ガスの影響が少ない場所で採取しましょう。
よく洗ってから調理してください。
体を冷ます性質があるため、冷えやすい方は食べ過ぎに注意しましょう。
野草には似た植物もあります。確実にツユクサと判断できるものだけを採取し、迷ったら食べないことが大切です。
まとめ
庭では雑草扱いされるツユクサ。
私も「そのうち食べよう」と思いながら放置していたら、見事に庭中へ勢力を広げられました。
実際に食べてみるとクセがなく、昔から食草として利用されてきた理由が分かりました。
「そのうち食べよう」と見ないふりをしていたツユクサ。
今度は見つけたら、増える前に摘もうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
