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#112 東証「PBRを改善してください」vs インデックス太郎「で、株価は?」──企業価値を見抜く投資家たち



#111では、
企業「直接説明します!」vs インデックス太郎「社長に会えるの?」
という、IRの話をした。

今回は、そのIRで企業が説明する重要なテーマ。
「企業価値」だ。

東京証券取引所は、上場企業のPBR改善策をまとめたリストを公開した。

これまでは「対応を開示しています」という確認が中心だった。

ところが今回は、
「具体的に何をするの?」
まで比較できるようになった。

インデックス太郎
「PBR……?」

財布(関西弁)
「株価が、その会社の純資産に対してどれくらい評価されとるかを見る指標や」

インデックス太郎
「じゃあPBRが低い会社を買えばいい?」

財布
「また極端やな!」

PBRが低い。
それだけで「割安」と決めつけるのは危険だ。
重要なのは、
「なぜ低いのか?」

そして、
「これからどう改善するのか?」
である。

例えばNECはROICやWACCについて具体的な数値を示す。

トヨタはROEを将来的に20%とする目標を掲げている。

一方で、
企業
「収益力は十分です!」

インデックス太郎
「具体的には?」

企業
「……十分です!」

財布
「数字どこ行ったんや」

投資家にとっては、ここが腕の見せどころ。
数値があるのか。
目標は明確なのか。
本当に実行できるのか。

「企業価値を上げます!」
という掛け声だけではなく、
「どうやって?」
を見る。

インデックス太郎
「なるほど。会社の説明をそのまま信じるんじゃなくて、数字を見る!」

財布
「そういうこっちゃ」

PBR改善は、
企業「変わります!」
vs
投資家「本当に変わるん?」
という戦いでもある。

そして市場は、
「変わりそうな会社」
を探している。

インデックス太郎
「じゃあ僕も探す!」

財布
「ええけど、PBRだけで飛びつくなや」
株価を見る。

利益を見る。
資本効率を見る。
そして企業の言葉と数字を比べる。

「掛け声」なのか、「本気」なのか。

そこを見抜くのも、投資家の仕事なのかもしれない。

#113へ続く。




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