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フィルムカメラを持って兼六園へ : 庭園も人も 夏の準備中

木々の緑の中に、満開の梅が赤く彩りを添える頃、兼六園を訪れました。


カメラはLeica M6

フィルムはKodak Gold 200。現像とスキャンは、いつもお世話になっているCarmencita Film Labさんに依頼。


夏へ向かう庭園では、新しい緑がより美しく映えるように、古い葉を一枚一枚取り除く人たちの姿があった。

笠をかぶり、藍色の仕事着に身を包んだその姿は、庭園を手入れする人というよりも、まるで兼六園の景色の一部のよう

木漏れ日が差し込み、笠がやわらかく照らされる瞬間に惹かれて、シャッターを切る。

庭園の隅々まで手入れを続ける姿を見ていると、この美しい景色は、こうした日々の積み重ねによって守られているのだと改めて感じた。

仕事をされている方々に妙に惹かれてしまう29歳男性。ついついシャッターに手が伸びてしまう。

これから暑さが厳しくなる季節。どうか体調に気をつけて作業を続けていただきたい。


園内を歩いていると、ちょうど冬の風物詩である雪吊りの撤去作業も行われていた。

日本海側の湿った雪から枝を守るため、冬の間張られていた縄は、その役目を終えようとしていた。

一本の木に何人もの職人さんが集まり、丁寧に縄を外していく光景はとても印象的で、貴重な瞬間に立ち会えたことが嬉しかった。


5月の兼六園は、静かに夏への身支度を進めていました。雪が積もりにくい福岡出身の僕としては、貴重なタイミングでした。


最近はHasselbladの正方形フォーマットで遊ぶことが多く、縦構図か横構図かを考えずに撮影へ集中できる体験を楽しんでいました。

一方でLeicaに持ち替えると、背景をどこまで取り込み、どこを切り取るかを考えながら構図を組み立てる時間がやっぱり楽しい
そんなことを改めて感じた、兼六園での一日。

楽しみ方がたくさんある、そんなカメラでの体験が好きやけん(ろくえん)。

では。

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