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ハンドメイドが売れなくて落ち込むのは、作品と自分が近すぎるから

ハンドメイドが売れないと、自分まで否定された気がする理由

作品が売れない。

ただそれだけのことなのに、思った以上に落ち込む。

「この作品がダメだったのかな」

そこから、

「私にはセンスがないのかも」
「そもそも向いていないのかな」

と、自分のことまで考えてしまう。

そんなこと、ありませんか。

ハンドメイドは、自分の手で作ったものを売ります。

だからこそ、作品への反応と自分への評価がくっつきやすいんです。

でも、本当は同じものではありません。

売れなかったのは、その作品について起きたこと。

あなた自身の価値まで決まったわけではないんです。

ここを少し分けてみると、売れないときの落ち込み方も変わってきます。

自分で作ったものだから、売れないと自分まで否定された気がする

ハンドメイドには、自分で決めることがたくさんあります。

何を作るか。

どんな材料を使うか。

どんな形にするか。

どこまで仕上げるか。

ひとつの作品が完成するまでに、自分の判断が何度も入ります。

だから、その作品が売れないと、

「作品が選ばれなかった」

だけでは終わりにくいんですよね。

「自分が作ったものが選ばれなかった」

と感じます。

そこから、

「私のセンスが悪いのかな」

「作る力がないのかな」

「こんなものを作っている自分がダメなのかな」

と、自分のほうへ話が広がってしまうことがあります。

でも、ここでは一度止めてみてください。

作品が売れなかったことから分かるのは、まず今回は購入につながらなかったということです。

そこから先は、まだ分からないことがあります。

作品そのものが理由だったのか。

そもそも見てもらえていなかったのか。

見てもらえたけれど、今回は選ばれなかったのか。

必要としている人との接点が、まだできていなかったのか。

売れなかったという結果だけでは、ここまで全部は分かりません。

まして、

「だから自分には価値がない」

というところまでは決まりません。

作品への評価と、自分への評価は別のもの

ここは、かなり大事なところです。

作品への評価と、自分への評価は別です。

作品について考えるときは、その作品の話をします。

自分について考えるときは、自分の話をします。

たとえば、ある作品が売れなかったとします。

そのときに考えられるのは、

「この作品は、今回は購入につながらなかった」

ということです。

でも、

「私はダメな人間だ」

となると、話が変わっていますよね。

作品の結果から、自分そのものの評価へ飛んでいます。

ここがくっつくと、「売れない」という出来事が必要以上に大きく感じられます。

作品ひとつが売れなかっただけなのに、自分が全部否定されたような気持ちになる。

だから、苦しくなるんです。

もちろん、

「別のことだから気にしないで」

と言われても、すぐには切り替えられないと思います。

自分で考えて、自分で作ったものです。

思い入れがあれば、なおさらでしょう。

だから、気持ちを無理に切り離す必要はありません。

ただ、

「いま考えているのは作品のこと? それとも自分のこと?」

と分けてみる。

それだけでも、考えが広がりすぎるのを止めやすくなります。

売れなかったのは、この作品について起きたこと

売れないと、

「私には才能がない」

というところまで考えたくなることがあります。

でも、その前に事実を小さくしてみます。

起きたことは、

この作品が、今回は購入につながらなかった。

まずは、ここまでです。

これなら、作品についての話ですよね。

そこに、

「だから私はダメ」

を足すと、自分についての話になります。

この2つの間には、本来かなり距離があります。

売れなかった理由もまだ分かっていないのに、自分の価値まで決めてしまう必要はありません。

落ち込んでいるときほど、悪い理由を早く決めたくなることがあります。

「作品が悪いんだ」

「センスがないんだ」

「向いていないんだ」

そうやって理由を決めれば、分からない状態からは抜けられます。

でも、その答えが正しいとは限りません。

分からないことは、分からないまま残していいんです。

「今回は売れなかった」

そこまで分かっている。

「なぜ売れなかったのか」

ここは、まだ分からない。

この線を引いておくと、自分まで否定するところへ進みにくくなります。

売れないことは、多くの場合まだ見られていないという意味

売れない作品を見ると、

「誰にも欲しいと思ってもらえなかった」

と感じることがあります。

でも、ここも少し分けてみましょう。

売れなかった作品は、本当に十分見られていたのでしょうか。

そもそも見られていなかったのか。

見られたうえで選ばれなかったのか。

必要としている人との接点が、まだできていなかったのか。

ここには違いがあります。

たとえば、ほとんど見られていない状態なら、

「たくさんの人に見てもらったけれど、誰にも選ばれなかった」

とは言えませんよね。

まだ判断するための材料が足りません。

反対に、見られているのに購入につながっていないなら、次に見る場所は変わってきます。

つまり、

「売れなかった」というひとつの結果だけでは、どこで止まっているのかまでは分からない。

ここが大切です。

だから、売れないことをそのまま、

「評価されなかった」

と受け取らなくてもいいんです。

まずは意味を小さくします。

「今回は購入につながらなかった」

そこから先は、確認してから考える。

そうすると、まだ分からないことまで自分にとって悪い意味で埋めずに済みます。

見られた数を確認すると、「自分が否定された」から離れやすい

では、何を見ればいいのでしょうか。

確認できる場所があるなら、まず見られた数を見てみます。

閲覧数。

反応が分かる数字。

購入までの途中にある動き。

こうしたものが確認できるなら、「売れなかった」だけを見るより判断材料が増えます。

ここで数字を見る目的は、自分を責めるためではありません。

「こんなに少ないからダメだ」

と落ち込むためでもないんです。

どこまで作品が届いていたのかを見るためです。

たとえば、ほとんど見られていなかった。

それなら、作品が十分見られたうえで否定されたとは言い切れません。

見られていたけれど購入にはつながっていなかった。

それなら、「見られていない」とは別の状態です。

こうして分けていくと、

「売れない=自分が否定された」

という大きな話から離れられます。

数字が教えてくれるのは、あなたの価値ではありません。

作品がどこまで届いていたかを見るための材料です。

ここを間違えないことが大切です。

数字が少なかったとしても、

「だから私はダメ」

へ戻らない。

あくまで、

「今はここで止まっているのかもしれない」

と考えるために使います。

作品と自分を分けると、次に見る場所が分かる

ハンドメイドが売れないと、自分まで否定された気がする。

その苦しさは、作品と自分が近いからこそ起こりやすいものです。

でも、ここまで分けてきたように、

作品への反応と、あなた自身への評価は同じではありません。

売れなかった。

これは作品について起きたことです。

そして、そこから分かるのは、今回は購入につながらなかったというところまで。

そもそも見られていたのか。

見られたうえで選ばれなかったのか。

必要としている人との接点がなかったのか。

そこは、別に確認する必要があります。

だから、売れなかったときに、

「私には向いていない」

まで一気に答えを出さなくて大丈夫です。

まず、

「これは作品の話」

と戻してみてください。

そして、まだ分からない部分は、そのまま残しておく。

それだけでも、自分を責めることと、作品について考えることを分けやすくなります。

売れない結果を、自分への評価にしない。

作品について考えるなら、作品がどこまで届いていたのかを見る。

そこから次に見る場所を決めればいいんです。

作品と自分を分けられたら、次は売れなかったときに出てくる悲しさの中身を見ていきます。

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