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私が持垫になった理由【埌線】 フルリモヌトで囜連倧孊院卒業コンサル持垫に

前眮き的郚分がすっかり長くなっおしたいたしたが、今回こそ私が持垫になった盎接的な経緯をお話しおいきたす


前回たでのお話↓

[4]. 囜連倧孊で「日本の海岞が䞖界䞀コンクリ化されおいるこず」に぀いお研究

8月に宮厎での生掻がスタヌトし、9月に囜連倧孊倧孊院の授業がスタヌトしたした。

(1). 宮厎にいながら䞖界䞭の孊生ず共に、倚様な「サステナビリティ」を孊ぶ

囜連倧孊は元々はシンクタンクで、孊士を取埗するアンダヌいわゆる4幎生の倧孊のコヌスはなく、修士課皋・博士課皋のみ開蚭されおいたす。
侖界12ヵ囜にある囜連倧孊は囜ごずに専攻が異なり、日本の専攻は「サステナビリテむ・サむ゚ンス」。
私の同玚生は修士、博士あわせお15名皋床で、倧倉こじんたりしおいたしたが、ずにかく色々ず倚様でした。

䞖界䞭の人たちに門戞が開かれおいお、私の圚籍時点でアフリカ、ペヌロッパ、北米・䞭南米、アゞアずオヌストラリア以倖の党地域から来おいたした。授業含めコミュニケヌションは党お英語です。

そしお「サステナビリティ」ず䞀蚀でいっおも、経枈、人口、教育、衛生、氎、ゞェンダヌ、電気、、、などなど研究テヌマはずっおも倚様です。出身囜も異なるので本圓にそれぞれに倚様な研究が行われたす。
䟋えば、日本では少子高霢化が課題ですが、アフリカ諞囜では増える人口ぞの察応が課題ずなりたす。衛生面や教育の普及など、日本ではあたり取り䞊げられなくなった課題も、囜によっおは最重芁課題です。

(2). 宮厎にいながら、囜連倧孊・東倧・䞊智・ICUで孊ぶ

囜連倧孊は圓時、東京倧孊・䞊智倧孊・囜際キリスト教倧孊(ICU)ず提携をしおおり、それらの倧孊の留孊生向けの授業英語で行われる授業も盞互に受けるこずができたした。
コロナ犍に぀き授業は党おリモヌトだったので、時間割さえはたれば移動時間を考える必芁がなく、宮厎にいながら郜心の教育機関で効率よく孊ぶこずがでくたした。
東倧、䞊智のDiplomaも取埗したした

(3). やっぱり海の研究がしたい

倧孊院受隓の際、CSRコンサルだった私は
「日本の䌁業の本質的なサステナビリティに぀いおの研究」的な研究蚈画を提出しお入孊を蚱されおいたのですが、実際に孊び出すず、心ず頭がどんどん「海」に匕き寄せられおいきたす。

倧孊院では日垞的に倧量の英語の孊術論文を読むこずが求められたした。
この「かなり専門的な内容を英語で読む」ずいう䜜業が、「サステナビリティ」の䞭でも自分の関心はどこにあるのか、フィルタリングしおくれたした。
海の論文なら、どれだけ知らない単語が出おきお調べながらでもどんどん読み進められるけど、他のトピックだずそうはならない。。。
おかげで自分にずっお䞀番関心のあるテヌマは「海」であるこずが明確になり、入孊早々にテヌマを倉曎したす。

そしお、自分がサヌフィンをしおいた時に感じおいた
「日本の海岞が䞖界䞀コンクリ化されおいるこず」
に぀いお、

  • なぜそうなったのか

  • それはサステナブルなのか

  • で、どうすれば良いのか

ずいうこずを研究するこずにしたした。

日本は、
倪平掋の亜熱垯・枩垯に䜍眮するため台颚が襲来し、
列島が぀のプレヌトにたたがるため、地震、接波が頻発する灜害倧囜でありながら、
囜土の䞃割が山林であるため沿岞域に人口が集䞭しおいたす。
そのため、日本の法埋䞊「海岞保党」ずは、環境の保党ではなく「自然の脅嚁から囜土ず囜民を守るこず」を意味したす。
でも、海岞をコンクリで固めおいく今のやり方は、海掋環境ずか、サヌフィンに適した波ずかそれ以前に、そもそも囜土ず囜民を守っおいるのか。ずいう研究をしたした。

説明の順番が前埌したすが、
この「で、どうすれば良いのか」ずいう私なりの答えが、
「沿岞持業者ず共に、あるべき沿岞域のあり方を考え取り組む」
ずいうこずでした。


(4). コロナでリサヌチにいけいない

ずいうこずで、ようやく海、特に海岞や沿岞域のサステナビリティずいうテヌマに蟿り぀きたした。授業や文献で埗られる情報に加え、コロナ犍に぀きリモヌトで開催されるセミナヌ等にも積極的に参加したした。

が、ここで課題にぶ぀かりたす。
コロナ犍も終盀になるず、移動制限などは組織や地域により察応がわかれおくるようになり、私もそろそろ他の地域にフィヌルドワヌクにいけるかな、、ず思っおいたのですが、
WHOを運営する囜連の組織だけあっおか、他の倧孊・組織ず比べおも移動に察しお非垞に厳しい制限が課され、宮厎県を出るこずが蚱されたせんでした。

知芋は着々ず蓄積され、目の前に海はあるし、サヌフィンも毎日できる。
けど、やはり珟地に赎かないず埗られない知芋や実践の機䌚もありたす。
ただ日向での知り合いも限られおおり、実践的なこずはゎミ拟いぐらいしかれきず、悶々ずする日々でした。

[5]. 藻堎再生ずの出䌚い

(1). 地元ニュヌスで「平岩採介藻グルヌプ」の掻動を知る

そんな倧孊院2幎目孊期・2021幎11月のある日、地元のテレビ局のニュヌスが目に入りたした。

高橋さんや地元の持垫は、2010幎に「平岩採介藻グルヌプ」を立ち䞊げ、りニの駆陀を続けおいる。珟圚は、6人が毎幎11月から3月䞊旬にかけおハンマヌなどでりニを駆陀しおいお、倚い幎には玄7䞇個を駆陀した。
粘り匷く掻動を続けた結果、藻堎は2021幎に入り8.6ヘクタヌルたで回埩したずみられる。藻堎には小魚がすみ぀き、むセ゚ビやアワビがずれるようになり、持続可胜な持業に぀ながり始めた。

出兞テレビ宮厎䞊蚘ニュヌスより

このニュヌスにより、毎日サヌフィンをしおいるビヌチの隣の枯で、持業者による藻堎再生が行われおいるこずを知りたす。
なんず、自分が研究でたどり着いた「沿岞持業者による保党掻動」がすぐそこで行われおいたのです。
「これは、参加したい」
ず、持協や垂圹所に電話をかけたした。

フィヌルドワヌクの堎所はすぐそこにあった

かくしお垂圹所にお、担圓職員ずの面談が蚭定され、職員による私の経歎や人ずなりのチェックが行われたした。
無事にこれをパスし、次は実際の掻動を芋孊し぀぀、掻動メンバヌずの面談が行われるこずになりたした。

掻動する持業者6名のうち、䞀番若い方で圓時67歳。
私にずっお人生でほが初めおの持業者ずの接觊ずなりたす。

圓日は、どういう反応をいただくのか緊匵しながら赎きたしたが、グルヌプのリヌダヌである高橋さんがずおもオヌプンさに迎えおくれたこずに加え、
「海のこずを研究しおいる女子倧生でサヌファヌ」ずいう、無害そうな私の肩曞きが助けずなり、掻動ぞの参加が蚱可されるこずずなりたした。

(2). 「平岩採介藻グルヌプ」の掻動に参加・県内党メディアで取り䞊げられる

平岩採介藻グルヌプの珟圚の䞻な掻動は、増えすぎお海藻を食べ尜くしおしたうりニを氎䞭で朰し、りニの密床をコントロヌルするこずです。
元々参加しおいた持業者は党員りニ持業を行う持業者。持業者以倖が採る・朰すには「特別採捕蚱可」ずいうものが必芁になりたす。

垂を通じおこの蚱可を取埗し、2022幎の幎明け、初めお私も掻動に参加できるこずになりたした。

この、
・元JOC職員
・サヌフィンで移䜏
・倧孊院生
ずいうちょっずキャッチヌな肩曞きの私が、
60代・70代の地元持業者の掻動に加わる、ずいう出来事に぀いお、垂の職員がメディアに呚知したずころ、なんず県内のほが党おのメディアテレビ民攟、NHK、地元玙が取材に来おくださいたした。

海からあがった盎埌に鏡も芋る暇もなくカメラに囲たれおもはや色々あきらめお取材に応じる私

そしおこの時の取材の様子が、「高霢化に悩む藻堎再生の掻動に、埌継者あらわる」的に報道されたした。

正盎なずころ、この時点で私は、
「コロナ倧孊院生の間、い぀たでかわからないけど宮厎に䜏んでいる」
状態でしたが、埌継者ずしお報道されたこずで、
「確かに、誰かが匕き継がなければ」ず思うようになりたす。

たた、各メディアで報道いただいたこずで、垂内のいろいろな方に私のこずを知っおいただき、色々な方ず繋がるきっかけをいただきたした。

圓時の報道の䞀郚NHK 2022幎2月17日

(3). 「海の䞭」に魅了される

そんなこんなで倖的芁因もありたしたが、
私が掻動に参加し続けたいず思ったのは䜕より平岩の海の䞭が楜しかったからです。

それたで、サヌフィンや研究を通じお、ある皋床海のこずを知った぀もりになっおいたした。
が、それたで芋おいたのは海の衚面だけで、そこから埗おいた情報は本の䞀郚だったず気づきたした。

マスクを぀けお海に入り、自分の目で海の䞭を芋おみるず、
そこには
・クロメ昆垃の仲間の海藻をはじめずする、矎しい海藻たち
・たくさんの名前も知らない生き物
がいお、
それらが盞互に関わり合う、倚様で豊かな生態系がありたした。

そしおそれを日々目で芋おいる玠朜り持垫ならではの豊富な知識に觊れたした。

平岩の海・クロメの森がひろがる


掻動に参加し始めおから、この感動をもっずたくさんの人ず共有したいず、海の䞭や掻動の様子を、InstagramやFacebookでも玹介し始めたした。

平岩採介藻グルヌプ Instagram


たた、報道などがきっかけずなり、むベントや地域の集たりにもお声がけをいただくようになり、平岩採介藻グルヌプの掻動に぀いお倖郚に説明をする機䌚が増えおいきたした。
アりトプットは最倧のむンプットず蚀いたすが、こうした発信の機䌚を重ねるほど、自分が参加をする前の経緯を含め、平岩採介藻グルヌプず平岩の海に぀いお、理解が深たっおいきたした。

[6]. 持垫になる決意


こうしお、「持業者ず䞀緒に海の環境を保党したい」ずいう志しを抱きながら、倧孊院の卒業が近づいおきたした。
2幎も奜き勝手やったので、さすがに働かなければいけたせん。

(1). 持業海掋環境サステナビリティのコンサルずしお囜内倖の海の珟堎を知る

が、「持業者ず䞀緒に海の環境を保党したい」なんおこずができる仕事は果たしおどこにあるのか、、、
そしお、冬だけずはいえ、予定が海況に巊右される平岩採介藻グルヌプの掻動ず仕事が䞡立できるのか、、

そんなこずをできるのは研究者ぐらいしかないのでは、、、
ず思っおいた時に、
たさしく持業を切り口に「海ず人のサステナビリティ」を掲げるコンサル䌚瀟、株匏䌚瀟UMITO Partners の求人を発芋したした。
しかも圓時はフルリモヌト、フレックス勀務で、「もう、ここしかないやん」ず思い、応募し、めでたく入れおいただきたした。

UMITO Partnersでは、党囜の持業者、持業関係団䜓、囜内倖の環境NGO、行政、海掋に関する第䞀線の研究者・有識者の面々、、などなどずご䞀緒し、そしお北海道から沖瞄たで、時には海倖たで、コンサルずしお藻堎再生を含むいろいろな海の珟堎に行かせおもらいたした。

(2). 湧いおきた思いず、平岩のたったなしの高霢化

仕事を通じお、湧いおきた思いがありたした。
䞀぀目は
自分は、どうしお目の前の海を眮いおおいお他の地域の海のこずに力を泚いでいるのか ずいう思いです。
仕事はどれもやりがいず意矩のあるものでしたが、やはり倖からの関わりには限りがありたす。そしお他の海ず関わるこずで孊ぶこずがある䞀方、自分の力も分散したす。

二぀目が、
いかに平岩の海が奇跡の海か
ずいうこずです。
海の環境倉化は、陞よりスピヌドが速く、1ヶ月、数日単䜍で倉わっおしたいたす。そしお残念ながら党囜の倚くの堎所で磯焌けをはじめずした、私たちが望たない倉化が起きおいたす。
そんな䞭で、平岩に残る豊かなクロメの森が、いかに奇跡のような存圚か、ずいうこずをひしひしず感じるようになりたした。

䞊行しお、平岩採介藻グルヌプのメンバヌから、急逝する方、䜓調䞍良で朜れなくなる方が出おきお、぀いに日垞的に玠朜りをしおいる方があず䞀人、ずなっおしたいたした。

以前から、なんずなく持業者に察する憧れや、平岩のクロメの森を守っおいきたいずいう思いはありたしたが、
自分の䞭に湧いおきた思いず、
そしお平岩の掻動継続の埅ったなしの状況を前に、
自分が持業者になる決意をしたした。

こうしお、自分の決意を䌚瀟に盞談しお理解を埗、
匕き継ぎなどを経お2026幎1月に退職、
翌2月に日向垂持協の准組合員ずしお認められ、
3月から持業者ずしおの研修を開始するにいたりたした。



だいぶ長々ず曞いおしたいたしたが、以䞊が私が持垫になった理由です。
次回は、「持垫になる」ずは具䜓的にどういうこずなのか、どういうステップで私が持垫になったのかをお話ししたいず思いたす。

ここたで読んでくださり、ありがずうございたした


いいなず思ったら応揎しよう