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ローマ旅行記|イタリアVlogでよく出てくる謎の女性とめぐる旅

イタリアへ行くことになった。
HISのツアーで新婚旅行だ。
ローマ・フィレンツェ・ベネチアを6日で回る過酷なツアーである。

アホみたいに旨いターキッシュエアラインのキョテフ

せっかくイタリアに行くのだから、いろいろ勉強してから行きたい。
そう思い、YouTubeで歴史動画を見ているうちに、Vlogや注意喚起動画もおすすめに出てくるようになった。

その中で妙に印象に残った動画があった。
イタリアのスリに注意というショート動画である。

注意点だけを紹介しているのかと思いきや、スリについて行って動画を撮るなど、
暴露系YouTuberさながらの投稿もしていた。

面白いなと思って彼女の動画をあさっていると、イタリアのトイレのやり方を実演している動画を発見した。

以降、私はその人を「トイレ姉さん」と呼んでいた。


トイレ姉さんとめぐるローマ旅行の始まりである。


ローマに到着したのは夜遅くだったので、翌朝、コロッセオに向かった。

朝一だったからか、人は少なかった。
ここが『グラディエーター』の舞台である。

せっかくローマに来たので、関連する映画作品をいくつか観ていた。特に『グラディエーター』と『ローマの休日』が好きだった。
映画で見た場所に実際に立てるのは、かなり幸せなことである。

やはり思い出すのは、剣闘士たちが戦車の突進に備えて、みんなで盾を固めるシーンだ。
一度は、あれだけの観衆に囲まれて戦ってみたいものである。

コロッセオが見えるカフェでパンとサーカスを楽しむ


コロッセオは夜もかっこよかった。

フォロ・ロマーノへ向かう

私のDNAにしみついているドラクエや、ゼルダなどに共通する、異世界を具現化したような場所だった。

残っている建物が多く、それぞれの用途もわかっている。
道があり、草も生えている。
他の遺跡よりも、都市としての生活感が残っているのがとても良い。

次に、トレビの泉へ向かった。

観光というよりは休憩場所のような感じだった

人がとても多い。スリにも気をつけないといけない。
トイレ姉さんの注意喚起の動画「シプシーの見分け方3選」で見た通り、鞄を前にもつなどかなり警戒をした。

スペイン広場へ向かう

『ローマの休日』でアイスを食べてた場所である。なぜスペインなのかは忘れてしまったが、今は座ってはいけないらしい。

トイ姉のYouTubeでは観光客が怒られてるシーンまで撮影している。
流石である。


広場近くのIl Gianfornaio(イル・ジャンフォルナイオ)ニョッキがおいしかった。


そのあと、パンテオンへ向かった
ショート動画でよく出てくる、
現代のコンクリートより二千年前のコンクリートが優れてる?でおなじみのやつである。

参照動画


確かに崩れそうにないコンクリートだった。

気がついたら、トイレネキやショート動画の話しかしていない。
私はこの町の思い出を、いつまでも懐かしむためにローマへ来たのだ。
このままでは、シモの話で終わってしまう。

次こそちゃんと自分の言葉で語ろう。
そう思って向かったのが、ヴァチカンである。
私は高校がキリスト教系の学校だったので、キリスト教の本体には強い思いがある。

ヴァチカン美術館はとても大きく、
名作も多いので、観光には戦略が必要だとトイレ姉さんのYouTubeで知っていた。

そのため、入場直後、地図の間までダッシュで行って写真を撮った。人が少ない中で、地図の間やアテナイの学堂を見ることができた。


そのまま、混む前にシスティーナ礼拝堂へたどり着くことができた。
写真は撮れないのだが、旧約聖書の場面が順番に並んでいるのを見て興奮した。

サン・ピエトロ大聖堂 椅子がTKPの椅子に似ていた

HISの過密日程ツアーなので
短い旅程で効率的に回るには、ガイドが必要である。

そして、今回私たちのローマを一番案内していたのは、トイレ姉さんだったのかもしれない。

あのシモは、結局誰だったのだろう。
ちゃんと調べると、登録者16万人の「イタリアガイドのみめさん」という人だった。

イタリア系YouTuberだと思っていたが、ちゃんとプロのガイドだった。
説明は丁寧で、注意喚起は実用的で、スリにも、トイレにも詳しい。

『ローマの休日』や、『グラディエーター』は、もちろんローマを楽しくしてくれた。
でも、HISの短い旅程でローマをちゃんと楽しめたのは、トイレ姉さんのおかげでもある。

勝手にトイレ姉さんなどと呼んでいたが、私は最初から、ただ者ではないと思っていたのであった。

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