プラモデル製作記 KPモデル (Kovozávody Prostějov) 1/72 MiG-19
はじめに
KPモデル (Kovozávody Prostějov) の「1/72 MiG-19」を作りました。型番は「4」でいいんでしょうか…?
前回記事の「スパホ」を購入したときに、安価な「袋入りジャンク」をいくつか購入していまして、そのときのひとつです。

「MiG-19」について
ソ連の「ミグ」で開発されたジェット戦闘機です。
ソ連では初となる超音速戦闘機で、これはアメリカの「F-100 スーパーセイバー」に続くものでした。
以前の記事でご紹介した「MiG-17」をベースにエンジンを双発にし、主翼の後退角を55度に変更、「MiG-15」から続いたT字尾翼を変更、水平尾翼の配置を下げて全遊動式にしています。
初期の機体では武装は30mm機関砲を機首付近に3門搭載し、また主翼下に57mmロケットポッド「ORO-57」を搭載することが可能です。
一部の機体ではIR誘導ミサイル「R-3」の運用が可能なように改修されたほか、イズムルードレーダーを搭載した全天候型の機体では「K-5」ミサイルの運用も可能となりました。
機体の小型さから航続距離や兵装搭載に難があり、またエンジンの寿命も短いなど欠点も目立ちましたが、小型さゆえの機動性は格闘戦に向き、また整備や維持も途上国で可能な水準であったことから、派生型を含めて広く運用されました。
キットについて
キットは「KPモデル (Kovozávody Prostějov) 」から販売されたもので、インストの記載を見る限り、おそらく70年代のかなり古いキットだと思われます。
ただし2000年代になっても金型はそのままKoproやKP Modelsでデカール替えした製品が流通しているようです。
デカールは3種類で
チェコスロバキア空軍 MiG-19S (S-105) #0218
ソビエト空軍 MiG-19S #17
パキスタン空軍 瀋陽 F-6 #47-1823
となっており、チェコスロバキア空軍機が全面シルバーに翼端が赤く塗装されたもの、ソ連機が全面シルバー、パキスタン空軍機が迷彩の機体となっています。
吊るし物は増槽が2つとロケットポッドが2つですが、ロケットポッド「ORO-57K」の造形があやしいことから自作したものの、今回は結局増槽のみで組み立てました。
完成写真
完成写真はこちら。背景はいつもの「紙模型工房」様の「背景支援」よりダウンロードしたものです。

マーキングはチェコスロバキア空軍機にしました。
特徴的な赤い翼端は、演習の際に施されたとインストに書かれています。

さすがは袋入りジャンクと言うべきか、キャノピー部品が二つ、別売と思しきバキュームフォーム部品もなぜか入っていまして、かたや厚ぼったいけど透明感はそれなりのキット部品、かたや薄く精密な反面取り付けにコツがいる(加えてキットに合わないので胴体側を削る必要がある)バキュームフォーム部品、という感じで、結局キット部品で拵えることとしました。売った人、いつか作ろうとして取り揃えていたんでしょうか。
元からコックピット内も簡素なものですし、大雑把に仕上げるならキット部品で十分でしょう。

「MiG-17」と比べると、よりスタイリッシュで洗練された外観になっているかと思います。
吊るし物をシンプルに増槽のみとしたことで、30mm機関砲が目立ちますね。

今回はKPモデル (Kovozávody Prostějov) の「MiG-19」を製作しました。MiG-15系列の最終形、並べてみるのも面白そうです。
