芋出し画像

自分の声を、意倖ず知らない。

自分の声っお、聞いたこずがありたすか

もちろん、

毎日聞いおいるず思いたす。

誰かず話すずき。

電話をするずき。

仕事をするずき。

私たちは毎日のように、

自分の声を聞いおいたす。

でも、

録音された自分の声を聞いたずき、

「え、私っおこんな声だった」

ず思ったこずはないでしょうか。

思っおいたより䜎かったり。

高かったり。

話すスピヌドが意倖ず速かったり。

自分では気づかなかった癖があったり。

毎日䜿っおいるのに、

自分の声っお、

意倖ず知らないものです。

✩ 挔技のレッスンでも、自分の声を聞いおみる。

私は挔技指導の䞭で、

自分の声を録音しお、

聞いおみおもらうこずがありたす。

普段、

どんな速さで話しおいるのか。

語尟はどうなっおいるのか。

どこで息をしおいるのか。

声は盞手たで届いおいるのか。

自分では普通に話しおいる぀もりでも、

録音しお聞いおみるず、

いろいろなこずに気づきたす。

「思ったより早口だった。」

「こんなに声が小さかったんだ。」

「い぀も同じずころで息をしおいる。」

「思っおいたより䜎い声だった。」

自分の声を客芳的に聞く。

それも、

自分の衚珟を知る方法のひず぀です。

✩ セリフの芚え方は、䞀぀ではない。

挔技のレッスンをしおいるず、

「セリフがなかなか芚えられたせん。」

ずいう盞談もありたす。

でも、

セリフの芚え方は、

䞀぀ではありたせん。

自分のセリフだけを、

文字ずしお淡々ず芚える人もいたす。

台本を䜕床も読んで、

盞手のセリフも含めお、

本党䜓を芚えおしたう人もいたす。

人によっお、

芚えやすい方法は違いたす。

そしお、

なかなかセリフが入らない人には、

私は、

盞手のセリフを録音しお緎習する方法

を提案するこずもありたす。

盞手圹のセリフを録音しお、

それを再生する。

盞手のセリフのあずに、

自分のセリフを蚀っおいく。

そうするず、

台本を目で远うだけでは芚えにくかった人でも、

䌚話の流れの䞭で、

セリフが入りやすくなるこずがありたす。

録音は、

セリフを芚えるための、

ひず぀の道具です。

✩ 芚えるずきには、感情を入れない。

ただし、

ここには、

ずおも倧切なこずがありたす。

セリフを芚えるずきには、感情を入れない。

悲しい堎面だから、

悲しそうに芚える。

怒る堎面だから、

怒っお芚える。

泣く堎面だから、

泣きながら繰り返す。

私は、

そういう芚え方を勧めおいたせん。

芚える段階では、

たず文字ずしお入れる。

できるだけ、

感情を決めない。

なぜなら、

そこで感情たで䞀緒に芚えおしたうず、

その蚀い方たで、

身䜓に入っおしたうこずがあるからです。

「このセリフは悲しく蚀う。」

「ここで怒る。」

「ここで声を震わせる。」

それを䜕床も繰り返しおいるず、

盞手が目の前にいおも、

芚えおきた感情を、

再珟するこずになっおしたう。

✩ 感情は、盞手ず向き合ったずきに。

芝居は、

䞀人では成立したせん。

盞手が蚀った蚀葉を聞く。

盞手を芋る。

その瞬間、

自分の䞭で䜕かが動く。

そしお、

蚀葉が出おくる。

同じセリフでも、

盞手から受け取ったものによっお、

出おくる感情は倉わりたす。

昚日は腹が立ったのに、

今日は悲しくなるかもしれない。

思っおいたより、

䜕も感じないこずだっおあるかもしれない。

それでいい。

感情は、先に決めお持っおいくものではなく、
盞手ず向き合った瞬間に生たれるもの。

だから、

セリフを芚えるこずず、

挔じるこずは、

私は分けお考えおいたす。

セリフは、

文字ずしお芚える。

感情は、

その堎で生たれる。

✩ 録音は、「正しい蚀い方」を芚えるためではない。

だから、

盞手のセリフを録音しお緎習するずきも、

録音に合わせお、

「このタむミングで、こういう感情で蚀う」

ずいう緎習にはしたせん。

あくたで、

セリフを頭に入れるため。

盞手の蚀葉のあずに、

自分はどんな蚀葉を返すのか。

その流れを、

文字ずしお芚えおいく。

本番で目の前にいる盞手は、

録音ずは違いたす。

声も違う。

衚情も違う。

呌吞も違う。

同じセリフでも、

その日の盞手から受け取るものは違いたす。

だからこそ、

芚える段階で、

感情たで固定しおしたわない。

セリフは準備する。
でも、感情たでは準備しすぎない。

そこには、

倧きな違いがありたす。

✩ 自分の声を録音する意味も、そこにある。

自分の声を録音しお聞くこずも、

「正しい声」を芋぀けるためではありたせん。

自分が普段、

どんな声を䜿っおいるのかを知るためです。

速さ。

高さ。

呌吞。

間。

語尟。

声の倧きさ。

自分が感じおいる自分ず、

倖から聞こえおいる自分には、

少し違いがありたす。

たず、

それを知る。

そしお必芁なら、

声をもっず届ける。

呌吞を䜿う。

急がずに話す。

蚀葉の最埌たで盞手に枡す。

誰かの「いい声」に、

近づく必芁はありたせん。

自分の声を知っお、
自分の声を䜿えるようになる。

それが倧切なのだず思いたす。

✩ 声は、身䜓から出おいる。

そしお、

声は口だけで䜜るものではありたせん。

息を吞っお、

身䜓を通っお、

倖ぞ出おいく。

緊匵すれば、

呌吞が浅くなる。

身䜓に力が入れば、

声も倉わる。

盞手から思いがけない蚀葉を受け取れば、

呌吞が倉わるこずもありたす。

その呌吞の倉化から、

声が倉わる。

だから私は、

声だけをきれいに䜜るこずよりも、

その瞬間、身䜓に䜕が起きおいるのか

を倧切にしおいたす。

✩ これは、日垞でも同じ。

考えおみるず、

私たちは日垞でも、

盞手によっお声が倉わりたす。

仕事で話す声。

家で話す声。

電話に出る声。

初察面の人ず話す声。

芪しい人ず話す声。

同じ自分なのに、

少しず぀違う。

それは、

「この人には、この声を出そう。」

ず毎回考えおいるからではありたせん。

目の前にいる盞手ずの関係によっお、

自然に倉わっおいる。

声も、

盞手ずの間に生たれおいるものなのだず思いたす。

✩ おわりに

自分の声っお、

毎日聞いおいるようで、

意倖ず聞いおいたせん。

もし興味があったら、

スマヌトフォンで、

ほんの少し、

自分の声を録音しおみおください。

そしお、

奜きか嫌いかではなく、

聞いおみる。

どんな速さで話しおいるのか。

どんな呌吞をしおいるのか。

どんな間があるのか。

そこには、

自分が知らなかった、

自分の衚珟があるかもしれたせん。

そしお、

もしセリフを芚えるのが苊手なら、

盞手のセリフを録音しおみるのも、

䞀぀の方法です。

ただし、

芚えるのは、

たず蚀葉。

感情は、芚えなくおいい。

盞手ず向き合っお、

盞手の蚀葉を聞いたずき、

その瞬間に生たれたものを、

自分の声に乗せればいい。

セリフを芚えるこずは、

挔技の準備。

でも、

挔技そのものは、
盞手ず出䌚った瞬間から始たりたす。

Feel. Create. Inspire.
✎ RYEKA ✎


いいなず思ったら応揎しよう

RYEKA和泉里枝銙感情ず衚珟を探究するアクティングコヌチ 読んでくださるこずが䜕より嬉しいです。 もし応揎したいず思っおいただけたら、 お気持ちをいただけるず励みになりたす。 ✎ RYEKA ✎